走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

MENU

枚岡神社の枚岡まつり(秋郷祭)に行ってきました!!

毎年、東大阪市にある「枚岡神社」で行われる「枚岡まつり」に行ってきました!!

 

 

www.hiraoka-jinja.org

 

例年両日で約15万人の参拝者と、多くの夜店が境内を埋め尽くす、大阪府最大級の秋祭り。

 

だそうですが、僕は初めての参加。

 

お方さまの親友がこの近くで生まれ育ったので、お方さまも何度か一緒に参加したことはあるそうです。

 

境内の中はすごい人、人、人…。

f:id:maddiehayes9915544:20171015130207j:plain

 

鳥居の約200メートルほど奥に「拝殿」があって、その間をだんじりが何度も何度も往復します!!

f:id:maddiehayes9915544:20171015131507j:plain

 

イラストは枚岡神社HPから拝借しました。

f:id:maddiehayes9915544:20171015134549p:plain

 

近づくと、けっこう大きいだんじり!!

f:id:maddiehayes9915544:20171015131754j:plain

 

100人近い担ぎ手の全員が大声をあげながら、苦痛に顔を歪めつつ、だんじりを前へ、後ろへ!!

f:id:maddiehayes9915544:20171015131942j:plain

 

地元の人たちは、この祭りのために学校や仕事を休んだりするそうです!!

f:id:maddiehayes9915544:20171015132101j:plain

 

細い境内を夜店が埋め尽くしています。「関東煮」とは「おでん」のこと。「関東炊き」と書いて「かんとだき」とも言います。

f:id:maddiehayes9915544:20171015132230j:plain

 

境内を激しく移動するだんじりと、ギリギリ横で営業する夜店と、埋め尽くす群衆。

f:id:maddiehayes9915544:20171015132417j:plain

 

謎の少女に出くわしました。

f:id:maddiehayes9915544:20171015132842p:plain

 

自分の宝物を、なぜか参拝者にわけ与えている少女(^_^;)

f:id:maddiehayes9915544:20171015133214p:plain

 

鳥居からわずか200m先の拝殿にたどり着くのに20分ほどかかりました。

f:id:maddiehayes9915544:20171015133414j:plain

 

石段を登ります。ランニングの練習に適しているかも。枚岡神社。

f:id:maddiehayes9915544:20171015133531j:plain

 

拝殿です。家内安全をお祈り。

f:id:maddiehayes9915544:20171015133620j:plain

 

修行用の「お滝場」があります。

f:id:maddiehayes9915544:20171015134745p:plain

 

イカ焼きと、

f:id:maddiehayes9915544:20171015134935j:plain

 

フランクフルトを食べました。

f:id:maddiehayes9915544:20171015135026j:plain

 

枚岡神社は、世界遺産である奈良の春日大社の元となった神社らしいです。春日大社が出来る際に、この枚岡神社の神様の分霊を春日大社に祀ったとのこと。

 

ですので枚岡神社は別名「元春日」と呼ばれ、知る人ぞ知るパワースポット!!

 

このお祭り、毎年10/14と10/15の2日間行われれます。今年はその日が土曜日と日曜日に重なっているので、いつも以上に参拝者が多いそうです。

 

今日はあいにくの空模様ですが、お祭りは開催されるらしいです!!

 

 

 

なんと!明日からマクドナルドでコーヒー(S)が期間限定で無料!!

 

 明日16日から20日の5日間、マクドナルド全店で、プレミアムローストコーヒーSサイズ、1人1杯無料のキャンペーンを開催されるらしいです!!

img.mcdonalds.co.jp

 

ちょっと肌寒くなってきたので、めっちゃ嬉しいサービスですね!! 

 

f:id:maddiehayes9915544:20171015110507j:plain

 

 

「アトミック・ブロンド」感想・あらすじ ネタバレあり!! シャーリーズ・セロンのリアルな近接格闘術!!10分ノーカットで戦う場面は観客も現場に放り込まれたかのような圧倒的臨場感!!「リアル&スタイリッシュ」な新感覚スパイ映画!!

f:id:maddiehayes9915544:20171014172113j:plain

 

「女007」ではない

 

「女007誕生」とか「最強の女スパイ、現る」とかいうキャッチフレーズが踊っています。

 

スパイ映画、というと「007」や「ミッション:インポシブル」などが真っ先に頭に浮かびますが、あの種の映画を期待して本作を観にいくと、おそらく肩透かしを食らうことになります。

 

フェラーリやBMWを使った時速200kmのカーチェイスシーンなどありません。

 

ボンドがやったような、走っている列車をシャベルカーで連結してとびうつる、といった奇想天外なアクションはありません。

 

世界一高いビルをよじ登ったり、離陸直前の飛行機に飛び乗ったりもしません。

 

ましてや、ワイヤーアクションで、人間が横に回転したりするシーンなどまったく皆無。

 

スパイ映画ならでは、の全世界の観光名所を舞台にした、ワールドワイドな世界観もありません。

 

シャーリーズ・セロンのアクションシーンをこれでもか!!とばかりに予告で流して、「女007」なんてキャッチコピーで宣伝するから、

 

「アルマーニのスーツを着たシャーリーズ・セロンが、世界中を飛び回り、特殊な改造を施したスーパーカーでミサイルを発射しながら、ハンドバッグ型ひみつ道具で敵の秘密基地の鍵を開け、ラストはナイアガラの滝で敵と戦う…」

 

といったイメージで映画館へ向かうと大失敗します。

 

どちらかといえばジェイソン・ボーン的な、リアルなイメージを残したスパイアクションに近いかもしれません。

 

でもボーンは世界中を移動しますが、ロレーン・ブロートンは東西ベルリンの中だけで行動します。そういう意味ではボーンより地味かもしれません。

 

硬派なスパイ映画

 

舞台は壁の崩壊直前のベルリン。事情聴取の場面はロンドンですが、物語のほとんどはこのベルリンでのみ、行われます。

 

ええっ、スケールの小さい話なんだな…。とお思いになるでしょう。

 

そうなんです、本作の基本姿勢は、

 

「硬派なスパイ映画」

 

というジャンルに入るのではないでしょうか。

 

かといって、「硬派すぎない」「硬派だけどエンターテイメント性もたっぷり」というのが本作の魅力。

 

f:id:maddiehayes9915544:20171014225420j:plain

 

スタイリッシュな映像

  

とにかく映像がスタイリッシュです!!

 

冒頭で「シャーリーズ・セロン」の名前がクレジットされる瞬間など、かっこよすぎて痺れました!!あの場面だけでももう一度見たいと思わせるほどのスタイリッシュな映像が飛び出し、本作への期待が嫌が上にも高まりました!!

 

 

最大の見所

 

本作の最大の山場は、延々と10分近く、シャーリーズ・セロンがノーカットで6人の敵を倒すシーンです。

 

もちろん、ノーカットと見せかけて、どこかでつないでいるんでしょうが、このシーンは実に圧巻でした。

 

保護対象者は腹を撃たれて死にかけています。敵はこのビルの中に何人いるかわかりません。

 

まずは銃口が見えた4階へエレベータで上がり…。

 

銃、パンチ、キック、投げ、あらゆる近接格闘術を駆使し、敵を排除していく様子が、延々とワンカットで続いていくので、観客は圧倒的な臨場感で、現場に投げ込まれたかのような錯覚さえ覚えます。

 

ビルを脱出してもそのカットはなお続き、クルマに乗り込むと背後から敵が、かわすと前から敵が来ます。クルマの中でも、まるで車内でカメラはドローンで飛んでるかのごとく、ノーカットで後部座席から運転席へと移動し、見る者を圧倒します!!

 

圧巻のシャーリーズ・セロン

 

シャーリーズ・セロンは、「デニーロ・アプローチ」で体重を14kg増やして眉毛を全部抜いて、実在の殺人鬼の売春婦を演じた「モンスター」でアカデミー賞を取ったオスカー俳優でありながら、最近はアクションものに多く出ています。

 

あまりの美貌と完璧なスタイルのため、悪役も多いのが特徴。

 

特に「プロメテウス」では監督のリドリー・スコットから、「アンドロイドか人間かわからない感じで演技してくれ」と言われたらしく、最後まで、彼女の役は人間なのかアンドロイドなのかわからずじまいでした。

 

それもあの完璧なスタイルがあればこそ、その演出も可能だったわけで。

 

最近では「マッドマックス 怒りのデス・ロード」の、隻腕の女戦士フィオロサ役は強烈で、全世界から絶賛されていたのは記憶に新しいところです。

 

近接格闘術を得意とする女スパイ・ロレーン・ブロートンもまた、彼女以外は演じられない、ハードボイルドな主人公です。

 

怪優・ジェームズ・マガヴォイ

 

シャーリーズ・セロンと並んでもう1人の主役・パーシヴァルを演じるジェームズ・マガヴォイ。

 

一応、MI6の西ドイツ支局長ですが、ヤク中かと思うくらいに常にハイテンションで、仕事のためなら西でも東でも見境なく接触し、情報を入手し、自分の都合のいい側につき行動する、謎の多い人物。

 

ベルリンの壁が崩壊するという世界情勢の中で、そのベルリンの真っ只中で生き、混沌としたベルリンを愛し、ベルリンのために生きた諜報部員。

 

「スプリット」で24人格を演じたジェームズ・マガヴォイが、またとんでもない怪人物を堂々と演じています。

 

f:id:maddiehayes9915544:20171014225449p:plain

 

 

STORY

 

1989年11月、ベルリンの壁、崩壊直前の東ドイツで、西側の諜報員・ガスコインがKGBのバクティンに殺される。死の直前、ガスコインはつぶやく。

 

「サッチェルが裏切ったんだな…」

 

ロンドン

 

ロンドン、MI6本部の小さな取調室。顔中アザだらけの女諜報員・ロレーン・ブロートンは上司のグレイと向かい合っている。その横には、なぜかCIA長官カーツフェルドもいる。

 

重々しい雰囲気の中、グレイが口を開く。

 

「さあ、ベルリンで何があったか話してくれ」

 

ロレーン始動

 

MI6長官「C」と主任のグレイから、諜報員・ロレーン・ブロートンが、ガスコインの手から奪われた機密リストの奪還と、謎の二重スパイ・サッチェルの逮捕の命を受けてドイツへ飛ぶ。

 

しかし到着と同時に命を狙われるロレーン。車中で2人の男をなぎ倒し、MI6のドイツ担当・パーシヴァルと合流。パーシヴァルはベルリンという街に酔いしれ、仕事のためならなんでもするような男であった。

 

パーシヴァルはガスコインにリストを渡した人物と接触。東の諜報機関で働く彼は「スパイグラス」と呼ばれ、西への亡命を希望していたが、ガスコインがリストを奪われたため亡命できない。しかしスパイグラスは言った。

 

「リストは暗記している」と。

 

ロレーンは行く場所すべてに敵に待ち伏せされている状態。その度に得意の近接格闘術で相手を倒すが、明らかに情報が漏れている様子。

 

謎の女

 

ドイツ到着以来、カメラ片手にずっと彼女をつけていた女は、フランス情報部DGSEの女スパイ・デルフィーヌであった。初仕事で緊張している、と正直にロレーンに白状するデルフィーヌ。ロレーンは女同士でありながら、彼女と激しくセックスをする。

 

デルフィーヌと心も体も許し合ったロレーン。デルフィーヌは彼女に耳打ちする。

 

「パーシヴァルには秘密があるの。彼、実は…」

 

ロレーンがBGMの音をあげる。誰かが部屋を盗聴していたとしても、デルフィーヌの言葉を聞き取れたのはロレーンだけであった。

 

パーシヴァル、暴走

 

ガスコインを殺し、リストを入手したはずのバクティンはKGBには渡さず、より高く買ってくれる買い手を探していた。

 

KGBからその情報を入手したパーシヴァルはバクティンを殺し、リストを入手する。しかしその事実をMI6には報告しない。

 

スパイグラス亡命作戦

 

スパイグラスを西側に亡命させるのは簡単な仕事のはずだった。東側でその日、行われる大規模なデモに乗じて西側へと手引きするだけだった。

 

ところが情報は漏れていた。パーシヴァルの仕業だ。

 

KGBの狙撃手がビルの4階に陣取り、デモ隊の中にいるスパイグラスとロレーンを狙っている。

 

が、ロレーンも手を打っていた。東側の協力者・メルケルの合図で、デモ参加者全員が黒いこうもり傘を開く。

 

傘が開いたことで、4階にいるKGB狙撃手からスパイグラスが見えなくなった。狙撃できない。

 

にもかかわらずスパイグラスは撃たれた。

 

状況を鑑みたパーシヴァルによって撃たれたのだ!!

 

リストを暗記しているスパイグラスはリストそのものだ、ロレーンの任務はリストを西に持ち出すこと。

 

逃げるには敵を倒すしかない。ロレーンは腹を撃たれたスパイグラスを連れて、敵が潜むビルに入って行く。

 

激しい格闘、銃撃で1人、また1人と敵を倒すロレーン。しかし屈強な男を相手にロレーンもフラフラになる。

 

腹を撃たれたスパイグラスも必死に応戦し、なんとか敵を殺し、ビルを脱出、パトカーを奪うも、敵は今度はクルマで追ってくる。

 

クルマでぶつかり、銃を放ち、バックで逃げ、あらゆる策を弄してロレーンは逃げる、逃げる!!

 

が、橋のたもとで停車した一瞬の隙を突かれ追突され、クルマごと川に転落。

 

スパイグラスの足が大破したダッシュボードに挟まれ外れない。

 

ロレーンも必死に彼の足を外そうと試みるが、腹を撃たれて弱っていたスパイグラスは、水中であえなく溺死する。

 

パーシヴァル、さらなる暴走

 

パーシヴァルは入手したリストを細かくチェックしている。サッチェル、サッチェル…。

 

パーシヴァルはサッチェルの意外な正体に気づく。

 

フランスの新米諜報部員・デルフィーヌは、ずっと写真を撮り続けている。ロレーンあてに、彼女に役立ちそうな写真を封筒に入れていると…

 

背後から忍び寄るパーシヴァル。デルフィーヌの首にコードを巻きつけ、彼女を窒息させようとする。

 

必死で逃れようとするデルフィーヌ。ナイフをパーシバルの背中に突き立てる。

 

ロレーンがデルフィーヌのアパートにやってきていた。玄関で彼女の部屋番号を押すロレーン。

 

デルフィーヌは玄関のボタンを押そうとするが、ナイフが刺さったまま再度、パーシヴァルが背後から彼女の首にコードを巻きつけ、渾身の力で締め上げる。

 

住人の出入りに乗じ、ロレーンはアパートに侵入、デルフィーヌのドアを蹴破ると…。

 

デルフィーヌは死んでいた。

 

そんな…。崩れ落ちるロレーン。

 

サッチェルの正体

 

パーシヴァルは隠れ家に戻り、急いで身支度を整えると外に飛び出す。

 

しかし、クルマのタイヤにナイフが突き刺さり、パンクしている。

 

次の瞬間、胸部に銃撃を受ける。

 

ロレーンだ。

 

断末魔の苦しみに悶えながらも、パーシヴァルは笑う。

 

「サッチェル…。お前がサッチェルだったとはな…」

 

ロレーンは冷たく笑う。

 

「いいえ、サッチェルはあなたよ」

 

デルフィーヌはKGBと取引しているパーシヴァルの写真を封筒に入れていた。KGBとの取引も、一種の仕事だ。しかしその写真は彼がサッチェルだという証拠としては十分だった。

 

「オレを殺して、オレをサッチェルに仕立てるのか…」

 

ロレーンはパーシヴァルの頭を撃ち、殺す。死体から、リストが入った腕時計を引き抜く。

 

MI6への報告

 

MI6本部の取調室。MI6のグレイがつぶやく。

 

「パーシヴァルがサッチェルだったのか…」

 

「そうよ」

 

「で、リストは?手に入れたのか?」

 

ロレーンは言った。「いいえ」

 

鏡の裏ですべてを見ていたMI6長官・「C」は宣言する。

 

「この件は闇に葬る」

 

KGBとの取引

 

3日後、フランス・パリ。

 

豪華なホテルの一室で、パーティドレスをきたロレーン。露出している肌は青アザだらけだ。

 

ウオッカを飲みながら、KGB長官にあの腕時計を渡す。

 

突然、4人のKGB職員が入ってきて、床にビニールを引く。

 

「パーシヴァルが死ぬ前に、お前がサッチェルだと報告を受けていた。さあ、お前もプロならジタバタせず、ビニールの上で死ね」

 

ロレーンは酒瓶を冷やしていた氷の中から銃を抜き出し、全員を射殺する。

 

喉に銃弾を受け、死にゆくKGB長官に、冷たくロレーンが言う。

 

「私がリストを渡すと本気で思った?」

 

「家に帰ろう」

 

メルケルに送り出され、自家用ジェットに乗り込むロレーン。

 

そこには…

 

MI6の取調室で同席していたCIA長官・カーツフェルドが乗っていた。

 

カーツフェルドが言った。

 

「さあ、家に帰ろう」

 

「その言葉を待ってたわ」

 

「猿の惑星 聖戦記(グレート・ウォー)」 感想 ネタバレあり!! ノバは天使なのか?神がかった力で猿を救った、言葉なき少女。

f:id:maddiehayes9915544:20171013184342j:plain

 

リブート版「猿の惑星」がこの3作目「聖戦記」で完結いたしました。

 

オリジナル版に現代的解釈を加えながら、オリジナル版へのリスペクトを忘れずに作られたこのリブート版。

 

旧作へのリスペクトが感じられなかったテイム・バートンのリメイク「猿の惑星」とはまったく違い、誰もが知っている旧「猿の惑星」の前日譚として丁寧に描くことで、旧シリーズも含め、シリーズに大きな深みを与えてくれました。

 

人類が傲慢にも自然を支配し、地球の支配者であるかのように振舞っている社会を痛烈に風刺した「猿の惑星」シリーズ。

 

リブート版第1作はシーザーの誕生、第2作はシーザーが猿のリーダーになり、人間との戦争が始まる部分を描いていました。

 

本作の最大のテーマは憎悪。

 

あのシーザーでさえ、最愛の妻子を殺した男を許すことができず、単独行動をして、最後の最後まで追い詰めようとします。

 

そして神話。

 

言葉を失った少女が、神のみわざのごとき行為で、シーザーを助けます。

 

天使のような少女・ノバ

 

桜の花を見て笑顔を見せ、ゴリラのルカに花を挿してもらうと天使のような笑顔を見せるノバ。

 

そのルカの死を前に泣き崩れ、花をルカの耳元に手向ける姿は、悲しい中で美しく、神々しくさえ感じました。

 

彼女の同行を拒んでいたシーザーでしたが、敵にとらわれ、瀕死の状態でいた時、ただ1人、助けに来てくれたのはノバでした。

 

ノバに危険という概念があったのかどうか定かではありませんが、敵陣にただ1人で侵入し、瀕死のシーザーに水と食料を与えます。

 

防寒着のフードを被ったその姿はまるでマリア様のよう。

 

人間が猿を救う。リブート版でも何度かあった場面ですが、このノバがシーザーを助ける場面は、神話のように神がかっていました。

 

なぜノバが侵入しても誰も気づかないのか。

 

なぜノバがシーザーと他の猿の牢を往復しても誰も気づかないのか。

 

なぜノバは水をすぐに見つけることができたのか。

 

ノバの手から水を飲み、ノバからもらった雑穀を食べたシーザーは命を取り戻します。

 

あの時、確かに、ノバには神がかった力がありました。

 

進化する猿、退化する人間

 

前作「猿の惑星 新世紀(ライジング)」で、猿インフルエンザのせいで人類は90%が死滅していますが、残った人類にも猿インフルの脅威は続いていて、ある日突然喋れなくなり、徐々に理性を失っていく、という症状が発生して来ます。

 

旧「猿の惑星」で人間たちは言葉を喋れずにいましたが、この症状がこの退化した人間につながっていくのでしょう。

 

旧作では、チャールトン・ヘストン扮する宇宙飛行士テイラーが猿の惑星に不時着し、チンパンジーのコーネリアスなどと出会い、話せない美女・ノバと出会い愛し合います。

 

本作のノバは12歳。旧作のノバは、おそらく25〜28歳程度。

 

つまりこの20〜25年後にテイラーはやってくるのでしょうか。

 

しかし旧作でコーネリアスたちが発見した出土品は1,000年以上前のものでした。

 

この辺りの整合性は取れませんが、そんな指摘は野暮というものでしょう。

 

旧シリーズでは、シーザーこそ猿の独立を成し遂げた英雄として描かれていました。

 

旧シリーズをリスペクトしながら描かれた本作の時間軸では、おそらく、伝説の英雄はシーザーとノバとして描かれていくことでしょう。

 

人間世界の終焉。

 

全能と思えたシーザーの消せない憎悪。

 

そして、神話にまで昇華した少女・ノバ。

 

この物語はおそらく、何世紀にも渡って、猿たちの間で神話として語り継がれることになるのでしょう。

 

STORY

 

コバが始めてしまった人類との戦争。シーザー率いる猿の群れは森の奥深くで争いを避け、静かに暮らしていた。

 

が、そこに人類の魔の手が迫る。重火器で武装した兵隊たちが猿たちの森に突入するが、圧倒的な数で反撃された人類は手も足も出ない。

 

4人の人間の捕虜、1匹の裏切り者のゴリラ、の前にシーザーが現れる。

 

シーザーは捕虜を殺さずに釈放し、彼らのリーダー「大佐」へのメッセージとする。「和平の道を探そう」と言うメッセージの。

 

裏切り者のゴリラ「レッド」は、白いゴリラ「ウインター」の隙をついて逃亡した。

 

シーザーの息子・ブルーアイズが長い旅から帰って来た。猿たちが居住するに適した土地をついに見つけて来たのだ。

 

ウインターは今夜にでも移動しよう、と提案するが、シーザーに却下される。人間に見つからないような安全なルートを見つけてから移動しなければならない、と。

 

シーザーの家族の殺害

 

その夜…。

 

白いゴリラ、ウインターが消えた。

 

シーザーは、隠れ家である洞窟に敵の兵士が侵入して来たことを知る。シーザーは敵を排除するが、ブルーアイズと妻を大佐に殺されてしまう。

 

ブルーアイズの弟・コーネリアスは九死に一生を得ていた。

 

シーザーの憎悪

 

大佐への激しい憎悪を消すことができないシーザー。自分以外の全ての猿を、ブルーアイズが見つけて来た新天地へと向かわせ、たった1人で大佐を殺すことを決意する。

 

しかし彼の身を案じたオラウータンのモーリス、ゴリラのルカ、シーザーの片腕・ロケットの3匹は、シーザーと行動を共にすることを志願する。

 

シーザーは断る。「生きて帰れないかもしれないからだ」と。するとモーリスは手話でこう伝える。

 

『だから行くんだ。生きて帰るために』

 

少女との出会い

 

ロケットの案内で、常に火が灯っている人間の住居にたどり着く。薪を持った人間の男が銃を取ろうとしたのでシーザーは射殺する。

 

その住居の奥には、人間の少女がいた。

 

少女は口がきけなかった。

 

シーザーは少女の放置を主張したが、モーリスは少女を置いて行くと死んでしまうことを憐れみ、同行させる。

 

「猿は猿を殺さない」

 

やがて軍の野営地にたどり着くシーザーたち。やはり白いゴリラ・ウインターは彼らを裏切り、人間の仕事を手伝っていた。

 

「大佐はどこだ」

 

ウインターに聞くシーザー。

 

大佐は今朝、出発した。北の施設で、南下してくる軍隊と合流するらしい。

 

その時、テントに人間の影が映る。ウインターがとっさに、外にいる人間に助けを求めようとする!!シーザーは満身の力でウインターの口を塞ぎ、それを阻止する。

 

気づくと、ウインターは死んでいた。

 

「猿は猿を殺さない」

 

猿の掟を破ったシーザーは自責の念にかられる。

 

謎の遺体

 

軍隊が移動した。あとをつければ大佐にたどり着けるはずだ。

 

徐々に雪深い地帯へと移動する軍隊。

 

小休止のため停止した軍隊から、突然、数発の銃声が聞こえる!!

 

やがて再び移動する軍隊。銃声がした場所にシーザーたちが近づくと…

 

数体の、人間の遺体があった。

 

いや、彼らはまだ生きていた!!

 

シーザーが語りかける。「何があった?」

 

が、銃撃された人間は、驚愕の視線をシーザーたちに向けるだけで何も喋らない。

 

モーリスが気づく。

 

この少女と同じだ。喋れないのだ。

 

バッドエイプ

 

この一件で軍隊を見失ってしまったシーザーたち。塔に登って状況を把握していると、突然、小柄な人影に馬を盗まれる。

 

残った馬にまたがり、犯人を追い詰めると…。

 

それはチンパンジー、しかも、喋れるチンパンジーだった。

 

自分のことを「バッドエイプ」と名乗る彼。動物園で生まれ、喋れるようになったが、人類の90%が死滅した猿インフルエンザの蔓延時に他の猿たちは全員殺され、彼1人がここに住んでいる、という。

 

バッドエイプはかつて病人が収容されていた軍の施設を知っているという。

 

そこが大佐の合流場所に間違いない。シーザーたちはバッドエイプに案内を頼むが、臆病なバッドエイプは首を縦に振らない。モーリスが連れている少女に自分の持ち物をあげて、皆でここで住もう、と提案する。

 

バッドエイプが少女にあげたものは、何かの金属であった。"NOVA"と書かれた金属。

 

その夜、バッドエイプは少女を見つめるシーザーの姿に心を打たれる。自分の息子も、もしかしたらあの施設にいるかもしれない。バッドエイプは施設への案内を引き受ける。

 

ルカの最期

 

白い雪の世界の中で咲く美しい桜に心を奪われる少女。ゴリラのルカは彼女のために枝を折り、花を彼女の髪に挿す。

 

シーザーたちは軍の施設に到着、偵察に行ったシーザーとルカは敵に見つかり銃撃を受けるがロケットが助けに入り、ことなきを得たかに思ったが…。

 

シーザーをかばったルカが被弾していた。

 

仲間に見守られながら息をひきとるルカ。少女は泣きながら、ルカが挿してくれた花をルカの耳元に手向けるのであった。

 

仲間割れ

 

仲間の元に戻ろう、と提案するモーリス。このまま帰れない、というロケット。一行の間で意見が割れる。

 

どうしても大佐への憎しみが消えないシーザー。

 

そんなシーザーをモーリスは、かつて、人間への憎しみが捨てられず、反乱を起こしたコバと同じだ、と非難する。

 

これに怒ったシーザーは、個人で行動すると告げ、仲間に別れを告げる。

 

捕虜となったシーザー

 

施設に接近したシーザーは、驚くべき事実を知る。

 

なんと新天地へ向かったはずの彼の仲間たちが、大佐に捕まっていたのだ!!

 

そしてシーザーも、大佐の手に落ちる。

 

大佐は猿たちを奴隷にして、巨大な壁を作っていた。水も食料も与えず、猿たちは疲弊し、中には死にかけている猿もいた。

 

痩せこけたオラウータンが壁から転落する。人間に寝返ったゴリラ「レッド」がオラウータンを捕まえ、激しく鞭打ちする。

 

その姿を見て激怒したシーザーが叫ぶ、

 

「もうやめろ!!」

 

リーダーの声に他の猿たちも大いに興奮するが、大佐はオラウータンを射殺し、

 

「猿たちを仕事に戻るように言え。でなければお前を殺す」

 

と脅す。

 

シーザーは脅しに屈しないが、他の猿たちが自主的に仕事に戻る様子を見て、大佐はシーザーのカリスマ性に危機感を覚える。

 

大佐の狂気

 

その夜、シーザーは大佐の部屋に呼ばれる。

 

シーザーは猿たちに水と食料を要求するが、大佐は一顧だにしない。

 

シーザーは大佐という人間をぴたりと言い当てる。

 

「北から来る兵士たちとお前は合流するのではない。彼らはお前と敵対し、攻めて来るのだ。彼らはお前を恐れている。お前は自分の兵すら殺す狂人だからだ。お前が殺した兵士を見た。彼らは何か…。病気のようだった」

 

「驚いた、お前の洞察力はすごいな」

 

「お前には『情け』というものがない」

 

シーザーのこの言葉に大佐は怒りを示す。

 

「10か月前、俺の息子はお前たちを探す部隊にいたが、突然、しゃべることができなくなった。そして日に日に、人間としての姿を失い、獣のような動きしかできなくなった。その部隊には同様なものが多く発生した。

 

猿インフルのウイルスはまだわれわれの体の中にあり、姿を変えて発症してきたのだ。感染すれば今度こそ、人類は絶滅だ。俺は息子をこの手で殺し、同じ症状の人間全員の粛清を命じた。

 

北の軍の連中は、この症状は医学の力でなんとかなる、と主張したが、そんなことは間違いだ。発症した人間は殺すしか、人類を救う手はない」

 

瀕死のシーザー

 

しかしながら、シーザーの言葉を受け、初めて牢に閉じ込められている猿たちに雑穀が撒かれた。久しぶりの食べ物を食べる猿たち。

 

シーザーが猿たちを救ったのだ。

 

しかしシーザーは極寒の中、はりつけにされ、瀕死の状態であった。

 

ロケット、モーリス、バッドエイプはシーザーの窮地を助けなければ、と思うが手出しができない。

 

もはや虫の息のシーザーは独房に入れられる。

 

その時、口のきけないあの少女が、敵の施設に侵入し、シーザーに水を与える。

 

他の猿たちは少女を自分たちの牢に呼び、昼の雑穀の一部を与える。それを持って再びシーザーの独房へ。

 

そこに敵兵がやってくる。少女が危ない!!

 

ロケットは自らが敵陣に乗り込み、陽動作戦をとる。ロケットに敵の注意が集中しているうちに少女を逃す。

 

脱獄作戦

 

モーリスとバッドエイプは、かつてこの施設に収容されていた病人たちが、施設を抜け出すために掘ったトンネルを見つける。

 

それを使い、牢の下までトンネルを掘り、皆を脱出させる作戦を立てる。

 

モーリスが少女に手話で伝える。「お前は勇敢だ」

 

少女も手話で答える。「私は猿の仲間?」

 

モーリスは少女のポケットにある、バッドエイプがくれた金属片を取り出し、口に出してこう言う。

 

「ノバ。お前はノバだ」

 

地下水の問題が発生し、子猿たちの牢までトンネルが掘れない。

 

そこで大人の猿たちは、牢の外の見張りに糞を投げつけて激昂させ、牢の中におびき寄せる。そしてトンネルの落とし穴に落とし、鍵を手に入れる。

 

そのまま子猿の牢を開け、脱出を開始する。

 

まず大人の猿の牢まで電線をたどってたどり着き、そこからトンネルで脱出する。

 

ほぼ全ての猿たちの脱出が完了したが…

 

大佐の運命

 

どうしても憎しみが消せないシーザーはただ1人、大佐の部屋へと向かう。

 

その時…。

 

北の軍隊が突如、攻め入ってきた!!

 

ヘリコプターでロケット弾を打ち込み、大佐の施設に総攻撃をかけてきた!!

 

大佐の軍も総力で反撃する!!

 

しかしなぜか、大佐の姿がない。

 

シーザーが大佐の部屋にたどり着くと…

 

大佐は口から血を流しながら…

 

あう、あう、としか喋れなくなっていた…。

 

感染したのだ…。

 

シーザーは積年の恨みを込めて、銃の引き金を引こうとするが…。

 

ケダモノに退化した大佐に、引き金を引くことはできなかった。

 

最後の理性が残っていた大佐は自分で引き金を引き、自殺する。

 

逃げる猿たち

 

一方、外では大佐の軍が、北の軍隊と戦いながらも、逃げた猿たちにも銃弾を浴びせていた。

 

ゴリラのレッドはかつての仲間たちが続々と銃弾に倒れる様子を呆然と見やる。

 

ロケットランチャーを取れ!という人間の命令に、振り返ると…

 

大佐の部屋から脱出したシーザーが、猿たちを助けるために、燃料タンクに火を放とうとしているのが見えた。

 

ところが、人間が放ったボウガンがシーザーの脇腹に命中する。

 

それはかつて捕虜となり、シーザーが命を助けたあの人間だった。

 

その恩も忘れ、とどめを放とうとする人間に、レッドはランチャーを発射しシーザーを救う。

 

シーザーが放った火で大爆発が誘発され、大佐の軍は壊滅的ダメージを受ける。

 

やがて北の軍隊が壁を超えて大佐軍の施設に侵攻、制圧を終える。

 

勝利の雄叫びに酔う、北の軍隊。

 

が、彼らはトンネルから脱出したシーザーを見つけると、銃口を向ける。

 

結局、大佐軍が北の軍隊に変わっただけなのだ…

 

自然の怒り

 

その時…。

 

大佐軍を守っていた要塞がわりの山から、巨大な雪崩が起こる。

 

北の軍隊はあっという間に雪崩に完全に飲み込まれ壊滅する。

 

猿たちはとっさに大きな木々に登り、事なきを得る。

 

全ては終わった…。

 

やがて、猿たちはシーザーの息子ブルーアイズが見つけてきた、あの新天地にたどり着く。

 

が…。

 

シーザーは脇腹に受けた傷から大量に出血していた。

 

モーリスは、声に出してシーザーに語る。

 

「コーネリアスはやがて知るだろう。自分の父がどれだけ偉大であったか」

 

新天地を照らす美しい太陽の下、シーザーは息絶えた。

 

 

ランニングログ 10/12 心斎橋から帰宅ラン、お方さまの恒例の足の痛みが出て長瀬までで断念!!

 

ランニング

今月目標距離:150km

 

本日の走行距離:9.77km

 

今月の累計走行距離:48.94km

f:id:maddiehayes9915544:20171012221048j:plain

f:id:maddiehayes9915544:20171012221104j:plain

f:id:maddiehayes9915544:20171012221120j:plain

f:id:maddiehayes9915544:20171012221138j:plain

f:id:maddiehayes9915544:20171012221153j:plain

  

心拍数

f:id:maddiehayes9915544:20171012221226j:plain

 

今日の体重

今月月初の体重:78.4kg

今月末までの目標:76.9kg

本日の体重:79.3kg

月初からの増減:+0.9

目標まであと:2.4kg

f:id:maddiehayes9915544:20171012221308j:plain

  

昨日の摂取カロリー 

f:id:maddiehayes9915544:20171012221451j:plain

f:id:maddiehayes9915544:20171012221512j:plain

  

総評

 

心斎橋で髪を切っているお方さまと待ち合わせして、家まで約15km、ゆっくりランで帰る予定で走り始める。

 

ところが、お昼を抜いていたお方さまが約5km地点のコンビニに入り、イートインスペースに座っておにぎりを食べ、再びランをスタートすると…。

 

足の痛みを訴え始める。

 

お方さまは以前より、ランニングの途中でトイレや食事のためにいったん座り、再び走り始めると、右足の膝の外側が痛くなるという症状を訴えていた。

 

が、いつもそのことを忘れ、同じ過ちを繰り返す。

 

今回もその症状のようだ…。

 

ランニングの途中で座って食事などをしないように、今後は注意しよう。

 

f:id:maddiehayes9915544:20171012222222j:plain

 

 

 

 

 

 

「ブレードランナー」ネタバレあり!! 10/27に35年ぶりの続編・「ブレードランナー2049」が公開!!その前に再度、見直して疑問点を総ざらえ!!

f:id:maddiehayes9915544:20171011201624j:plain

 

監督:リドリー・スコット

主演:ハリソン・フォード

音楽:ヴァンゲリス

美術:シド・ミード

 

このラインナップは当時としたら最高に豪華なラインナップでした。

 

というか、かなりミーハーなラインナップと言っていいかもしれません。

 

リドリー・スコット

 

監督のリドリー・スコットはこのわずか数年前、「エイリアン」で世界中に衝撃を与えました。それまでは「希望」と「冒険」の舞台であった宇宙空間を、「恐怖」の舞台として見出した感性は驚愕でした。

 

よく考えれば,真っ暗で、絶対零度、絶対真空の宇宙空間は、恐怖の舞台としてはトランシルヴァニアの古城よりはるかに適しています。でも誰もそこに手をつけなかった…。

 

その若き天才監督が、再びSF映画を作る、という知らせは、映画ファンにはワクワクものでした。

 

ハリソン・フォード

 

主演のハリソン・フォードは当時、スター・ウォーズのソロ船長を始め、直前の「レイダース」のインディ役の大ヒットで大スターになっていました。

 

ヴァンゲリス

 

音楽のヴァンゲリスの名前は前年の「炎のランナー」でアカデミー賞を受賞したことで一気に有名になりました。

 

シド・ミード

 

シド・ミードの近未来のデザインは、当時、日本のコマーシャルにも使われていました。この後、「機動戦士ガンダム」のデザインにも携わったと聞いています。

 

とにかく、その時に有名だった才能を集めたラインナップ。期待しないわけがありませんでした。

 

ところが本作は、公開直後は歴史的な大コケをしてしまいます。この年はスピルバーグの「ET」が公開され、やはりSFとは夢やファンタジーを乗せた冒険の世界、というイメージが強かったのでしょう。

 

ディストピアを描いた本作は、当時は全く受け入れられませんでした。

 

SF版 フィリップ・マーロウ

 

ハリソン・フォードは当時、映画雑誌でこんなコメントをしていました。

 

「監督は僕に中折れ帽をかぶって欲しいと思っていたが、それは直前に撮った『レイダース』のインディでもうかぶってしまったのでやめになった」

 

「ブレードランナー」のデッカードは当初、監督の中では中折れ帽をかぶったイメージだったのです。

 

デッカードのイメージを考え、あるいは、ディストピア的SFワールドに目をつぶった時、本作は極めて

 

「汚れた街を行く現代の騎士」フィリップ・マーロウの世界観に酷似しています。

 

レイモンド・チャンドラーが著した、ハードボイルド探偵小説で最も有名な主人公、フィリップ・マーロウ。

 

マーロウもデッカードも、ロサンゼルス在住。

  

「タフでなければ生きていけない。優しくなければ生きている資格がない」

 

マーロウの有名なセリフですが、人間よりはるかに強いレプリカントに立ち向かいながら、弱々しいレイチェルを守ろうとするデッカードは、マーロウの世界観と重なります。

 

作品の質感からも、作者がマーロウの世界観を参考にしていたことがわかります。

  

幾つかあるバージョンの違い

 

公開されたバージョンに対し、その後「ディレクターズカット版」「ファイナル・カット版」など、様々なバージョンが出てきました。

 

僕は公開されたものと「ファイナルカット」しか見ていません。

 

公開バージョンにはあった、"デッカードによるナレーション"が「ファイナルカット」にはありません。

 

公開時は、やや難解なシーンには、デッカードがナレーションで説明を入れてくれていましたが、「ファイナルカット」では全て取っ払われていました。

 

ラストでレプリカントのロイがデッカードの命を救う場面でも、

 

「自分が死ぬ直前になり、レプリカントはどんな小さな命でも大切であることに気づいたのかもしれない…」

 

とレプリカントの謎の行動について説明してくれていましたが、あの説明がないとラストのロイの行動はなかなか分かりづらいものです。

 

公開時のミスと、それを想起させる今回の謎

 

実は公開時に、本作は大きなミスをしています。

 

冒頭で、デッカードに上司のブライアントが今回の任務について説明します。

 

「レプリカントが6体、地球に侵入したが、1体は死んだ」と。

 

つまり、デッカードが対処しなければならないのは5体のはず。

 

しかし、残っているのはロイ、リオン、ゾーラ、プリスの4体のみ。

 

これは、単純なミスだったらしいです。そのため、後日の別バージョンでは「2体が死亡」とセリフが変えられ修正されています。

 

このミスに擬態させた、次回作への架け橋『ブレードランナー2022』の謎

 

新作「ブレードランナー2049」公開を前に発表された、新作への架け橋的な3本のショートムービー。

www.rundietrunner.com

 

そのうちの一本、「ブレードランナー2022 ブラックアウト」の中で、実はこのミスによく似た描写があります。

 

詳細は「ブレードランナー2022 ブラックアウト」についての記事を後日記そうと思っているので、その時に残しておきますが…。

 

「5体のレプリカントが逃げ出し、6箇所のデータ保管庫を同時に爆破する」

 

というものです。

 

もちろん、今回はただのミスではないでしょう。

 

5体で同時に6箇所の爆破はできません。

 

では…。

 

最後の1箇所を爆破したのは一体誰だったのでしょう?

 

デッカードはレプリカントなのか?

 

デッカードがレプリカントであるかもしれないことを暗喩している場面は、公開時のバージョンにはありません。

 

「ファイナルカット」に存在するユニコーンの夢のシーンです。

 

デッカードは劇中、ユニコーンの夢を見て、ラストシーンで、ガフがユニコーンの折り紙を残して立ち去っています。

 

レイチェルがレプリカントであると証明した時、デッカードは彼女が見た夢を言い当てました。レプリカントは見る夢さえも当局にハッキングされているわけです。

 

つまりデッカードが見たユニコーンの夢を、同じブレードランナーであるガフが知っていたことを示しているシーンです。

 

デッカード=レプリカント、の矛盾

 

しかしこれには大きな矛盾があります。

 

レプリカントより弱い

 

まず、デッカードは弱い。レプリカントは人間の数倍の力を持っているので、リオンやロイと戦った際、肉弾戦ではデッカードは歯が立ちません。

 

レプリカント判別を生業としてる人間が、自分がレプリカントだと気づかないはずはない

 

デッカードは新世代のレプリカントで、意図的に力は弱く設計された、として見ましょう。

 

それでも、VKテストで瞳の動きなどから相手がレプリカントかどうかを見極めるプロが、毎朝、鏡で自分の瞳を見てレプリカントかどうかを判別できないというのはありえない話です。

 

監督の断言

 

にもかかわらず、リドリー・スコットは「デッカードはレプリカントだ」と断言したらしいです。

 

しかし「ネクサス6型」のレプリカントの寿命は4年。

 

30年後を描いた次回作「ブレードランナー2049」にも登場するデッカード。

 

デッカードは本当にレプリカントなのでしょうか??

 

80年代の2019年

 

1982年に公開されたこの映画。2019年のロサンゼルスを描いていますが、2017年になった現代から見ると、確かに違和感が多いことも否めません。

 

・たくさんの人物がタバコをふかし、

・紙の新聞を読み、

・公衆電話から電話をして

・パトカーは空を飛び、

・人間をはじめ、人工的に作られた動植物が本物と見分けがつかず、

・一日中、酸性雨が降っている

 

といったかなり実際とはかけ離れた描写が多いです。

 

それでもこの未来世界は、我々を惹きつけてやみません。

 

リドリー・スコットの世界観

 

近作「エイリアン:コヴェナント」でリドリー・スコットはメガホンを取りました。この記事にも書きましたが、今やリドリー・スコットはエイリアンには興味を失い、人造人間の物語に興味を持っているような印象を受けました。

www.rundietrunner.com

 

つまり人間とレプリカントを描く今作こそ、リドリー・スコット監督がいま最も興味があるテーマはないでしょうか。

 

「ブレードランナー2049」は、ドゥニ・ヴェルヌーヴが監督しています。「ボーダーライン」は見ました、とても良い作品でした。

 

本作でも彼の手腕はかなり高く評価されているようです。

 

リドリー・スコット本人の監督作品ではないのが少し残念ですが、35年分の謎が解き明かされるのか、実に楽しみです!!

 

STORY

 

21世紀初頭、タイレル社が作った人造人間はレプリカントと呼ばれ、特に「ネクサス6型」レプリカントは体力、知力共に人間を凌駕していた。

 

レプリカントには安全装置があった。寿命が4年に限られていた。

 

地球外の危険地帯での奴隷労働から決死の反乱を起こしたレプリカントに対し、特捜警察「ブレードランナー」は発見次第射殺せよとの命令を受けていた…。

  

2019年ロサンゼルス。

 

絶え間なく酸性雨が降り注ぎ、飛行可能な自動車「スピナー」が飛び交い、あらゆる人種の人間たちが蠢く、汚れた街。

 

ブレードランナーの1人、ホールデンが、タイレル社本社で「VKテスト」という、人間とレプリカントを見分けるテストを行っていると、被験者がとつぜん発砲、ホールデンは死亡し被験者は逃亡する。

 

この事態を受けて、退職したブレードランナー・デッカード(ハリソン・フォード)が強制的に職務復帰させられる。

 

かつての上司・ブライアントから強引に呼び戻されたデッカードは、6人のレプリカントが反乱を起こし脱走、途中で2名死亡も、4名は地球に潜入したとのことを知らされる。

 

地球外で反乱を起こした彼らがなぜ地球に戻ってきたのか。なぜ1人はタイレル社にもぐりこんだのか。

 

デッカードはタイレル社を訪れる。そこで社長秘書のレイチェル(ショーン・ヤング)がレプリカントであるかどうか、VKテストをするよう社長から強要される。

 

レイチェルへのテストは難解を極めるが、デッカードは彼女がレプリカントであると見抜く。そして、本人がそれを知らないということも。

 

デッカードは足が悪いブレードランナー・ガフとともにホールデンを撃ったレプリカント・リオンが泊まっていたホテルへ行き、浴室で何かの鱗を発見する。

 

ガフは手先が器用な男で、いつも暇つぶしに小さな紙で折り紙を折る。ここでは、小さな人間の折り紙を折っていた。レプリカントへの皮肉であろうか。

 

レプリカントのリーダー・ロイ(ルトガー・ハウアー)はリオンと合流し、レプリカントの眼球を専門に作っている男を訪れる。

 

自分たちの製造年月日や寿命を眼球職人に質問するロイとリオンだが、職人はわからない。ただし、JFセバスチャンという名前を聞き出す。その男が、タイレル社長につながる鍵だと。

 

デッカードが帰宅するとレイチェルがいた。自分がレプリカントなのかという質問をデッカードにぶつけるレイチェル。

 

デッカードはつい、本当のことを口にしてしまう。彼女が持っている記憶は、タイレルの姪の記憶を植え付けられたものだ、と。

 

ショックを受けて立ち去るレイチェル。

 

JFセバスチャンは住居のそばで身寄りのない女性を拾い、自分が住む部屋に案内する。彼はタイレル社のエンジニアで、自分が作ったロボットたちと暮らしていた。

 

女性の名はプリス。彼女はロイの手下のレプリカントであるが、セバスチャンはそれを知らない。

 

デッカードはユニコーンの夢を見ていた。

 

目覚めた彼は、リオンの部屋から押収した写真をコンピューターにかけ、細部を確認して見る。

 

写真の隅の鏡に、小さく女性が写っていることに気づくデッカード。

 

デッカードは町の情報屋に、例の鱗を調べさせた。それは蛇の鱗で、しかも人工物であった。

 

人工蛇が売られた場所はチャイナタウンのクラブ。そこで人工蛇を使ったダンサーにアタリをつけるデッカード。

 

そのダンサー、ゾーラは楽屋で突如、デッカードに襲いかかり、彼の殺害を試みる。。

 

それに失敗すると彼女は夜の街中へと逃走を図る。デッカードの銃が火を吹き、ゾーラはショーウインドウの中に倒れ込み絶命する。

 

ゾーラ射殺現場に現れるガフとブライアント。2人の口からデッカードは、レイチェルがタイレル社から脱走したことを知る。

 

2人と別れたあと、レイチェルを見かけた気がしたデッカードは、人混みの中を彼女を追う。

 

しかしそこでリオンに捕まる。彼は怪力だ、接近戦でデッカードに勝ち目はない。

 

デッカードを助けたのはレイチェルだった。彼女の銃が火を吹き、リオンを射殺。

 

デッカードの部屋。レイチェルは自分の製造番号などを彼に質問するが、機密だから知らない、とデッカードは答える。そして彼女は最後に妙な質問をする。

 

「例のVKテスト、あなたは受けたことある?」

 

JFセバスチャンの部屋。プリスがまるで人形のようなメイクをしている。突然、その部屋に別の男がやってきた。ロイだ。

 

セバスチャンは自分がはめられたことに気づく。

 

頭脳明晰な彼はタイレル社長とチェス仲間で、社長と気安く面会できる数少ない人間だったのだ。そのセバスチャンさえ、チェスで社長には勝てない。しかしロイの頭脳は社長と同じだ。セバスチャンからチェックメイトされ、驚き、彼を部屋に招き入れる社長。

 

その後ろからロイが入ってきた。

 

ロイは社長に、自分たちの寿命を伸ばす方法がないのか質問する。いくつもの具体例を挙げるロイだが、社長はすべて実験し、失敗したことを告げる。

 

彼らはもう直ぐ死ぬしかないのだ。

 

ロイは社長とセバスチャンを殺し、逃亡する。

 

情報を受けたデッカードは社長と共に死んでいたセバスチャンの部屋に行く。

 

謎の人形たちの中に紛れていたプリスを射殺したその時、ロイが帰ってくる。

 

ロイはデッカードをいったん捉え、利き腕の指をへし折り、再度、解放する。デッカードは指を折られ、満足に引き金も引けず、ビルからビルへの逃亡もままならない。

 

レプリカントの圧倒的身体能力の前になすすべもないデッカード。逃げ回りながら、ビルの屋上から落下する。

 

しかしその手を、ロイがしっかりと掴む。

 

ロイが、デッカードの命を救ったのだ。

 

「死ぬ時間だ」

 

ロイは動かなくなった。4年の寿命が尽きたのだ。

 

デッカードが部屋に戻ると、レイチェルはまだそこにいた。

 

彼女の手を取り、逃亡を図るデッカード。

 

部屋の外には…

 

ガフが作った折り紙があった。

 

ユニコーンの折り紙が。

 

 

ランニングがとつぜん楽になった!!いったいぜんたい、どうして??!!

心拍は手術で正常に戻るも、苦しくなったランニング

 

僕のフルマラソンのベストタイムは4時間20分程度です。

 

1kmを6分30秒程度でしか走られない亀足ランナーです。

 

しかし、それすら、心臓手術前の話。

 

術前は、ちょっと走っただけで心拍数が250bpm〜300bpmにまで跳ね上がることもしばしばありました。

 

心房細動の手術後、心拍数は正常な数値になりました。

 

5km、10km走って平均120bpmくらいを目処に走っていました。

 

というか、それ以上にあげると、息切れがして走れなくなりました。

 

その時のスピードはわずか、キロ7分か、それ以上。ゆっくりゆっくり走らないと息が続かなくなりました。

 

逆に、心拍数を140や150に上げることなどできなくなりました。そんなに早く走れない。息が切れて、走ることができない心拍数でした。

 

最近はお方さまと並走していても、お方さまが速度を上げるとついていけなくなることが多くなりました。

 

もう、前みたいには走れないのかな…。

 

心臓手術の後遺症なのか、単に太っただけなのか?

 

いや、2年前の京都マラソンは今と同じ体重で、楽に完走できたのに…。

 

今は完走する自信はない。(今年は外れたけど…)

 

練習はこまめにしているつもりなのに…。

 

最近は走ることは辛くなってきていました。

 

もしかしたら運命の、10月8日

 

一昨日の10月8日。

 

その日も嫌々、ウエアに着替え外を走りました。

 

その前に走ったのは10月5日、お方さまと緑地を走り、お方さまについていけなかった日でした。

 

2日開けてのラン。今日もまた、苦しいんだろうな…。

 

走り始めました。

 

タッタッタッタ。

 

あ、調子に乗って、ちょっと速く足は動いてる。

 

1kmで、ゼーゼーとなってしまうパターンや、速度を落とさないと。

 

タッタッタッタ。

 

タッタッタッタ。

 

うん?

 

速度を落とさないでも…。

 

それほど苦しくない。

 

というより…。

 

楽だ。

 

どういうこと?

 

あの、気管支の病気みたいにゼーゼーきてたのが、今日は全然こない。

 

信号で止まったりして平均ペースはキロ7:20だけど、走り終えても息がほとんど乱れていなかった。

f:id:maddiehayes9915544:20171010211407j:plain

 

体調がいい時って誰にでもあります。たまたま、10/8はそんな日だったんでしょう…。

 

と単純にいうことができないくらいの、劇的なまでの好転でした。

 

とにかく呼吸が楽!!

 

昨日までは、まるで高地トレーニングで酸素の薄い場所で走っていたかのように感じました!!

 

10/5と10/8の違いは…

 

これが10/5の記録です。信号のない、久宝寺緑地を走りました。平均キロ7分、今の僕には上等かもしれませんが…。

f:id:maddiehayes9915544:20171010214928j:plain

 

実はこの日、一緒に走ったお方さまは9km走っています。僕は5km以上走れなかったので5kmでギブアップしたのでした。

 

それくらい、キロ7の5kmが辛かったです。

 

この状態は、ずっと1年近く続いていました。

 

それが、10/8は嘘のように呼吸が楽でした。

 

10/5にあったこととは…

 

この記事にも書きましたが、10/5に、僕は1年間、服用し続けてきた薬をすべて飲まなくていい、と先生から宣言された日です。

 

www.rundietrunner.com

 

エリキュース…心房細動により淀んだ血流の中で凝固した血液が血管を塞がないよう、血をサラサラにする薬

 

クレストール…血液中のコレステロールを低下

 

ビソプロロール…抗不整脈、心拍を抑える

 

以上の3つの薬をずっと飲んでいました。それを10/5以降、飲まなくて良くなりました。

 

ビソプロロール

 

ビソプロロールの服用をやめたら心拍の上昇は顕著で、平常時心拍数は服用時は45程度でしたが、服用をやめてからは55くらいになりました。

 

そしてランニングにおいては…。

 

これが10/5のランニング時の心拍数。

f:id:maddiehayes9915544:20171010213242j:plain

 

前半、おかしな動きをしていますが、平均心拍数は124。もうこれ以上走れない、と思った5kmでしたが、心拍数は124bpmでした。

 

それに対し、10/8の心拍数は

f:id:maddiehayes9915544:20171010213431j:plain

 

平均が135と上がっています。ビソプロロールを服用していないので当然です。

 

が、124だった10/5より楽に走れました。

 

昨日

 

昨日はお方さまが休みにつき、一緒に近所を走りました。

 

が、逆にお方さまがやや調子が悪く、調子が良い僕にとてもついてこれません。

 

僕はやや物足りなさを感じながら、お方さまに合わせてゆっくりと走りました。

 

f:id:maddiehayes9915544:20171010213733j:plain

 

平均心拍数は124、10/5と同じです。しかし5日はこれ以上無理、と思うほど苦しかったけど、昨日はお方さまに合わせたゆっくりペースでした。

 

本日

 

ビソプロロール服用をやめたおかげで楽に走れているのか。

 

今日は1時間走にチャレンジしました。キロ6:30で1時間。

 

苦しくてダメなら、ビソプロロールとの関係はないのかもしれません。

 

でも楽に走れたら…。

 

この1年間の苦しさは、薬のせいだったのかもしれない。

 

左手のガーミンを見ながら、心拍数にも注意して。

 

結果は…。

 

f:id:maddiehayes9915544:20171010214147j:plain

 

とても楽に走れました!!

 

1時間走のつもりが、終わるのがもったいなくて、10km走に変えました。

 

f:id:maddiehayes9915544:20171010214313j:plain

 

しかも後半に上げることができるくらい、余裕がありました。

 

f:id:maddiehayes9915544:20171010214401j:plain

 

平均心拍数は148。ここ1年、見たことがない数字ですが、息切れはほとんどなく、とても楽に、楽しく走れた10kmでした!!

 

高地トレーニングから帰ってきたかのように、楽に呼吸しながら走ることができるって、なんて嬉しいことだろう!!

 

もしかしたら、この1年の不調は薬のせいだったのだろうか…。

 

とにかく、練習がまた、楽しくなってきました!!