この写真を見て、緑の野菜はなんだとお思いになられるだろうか。
「フキでしょ?」
そんな声が聞こえて来そう。
でも、フキではないんです。
これが、「若ごぼう」という野菜です。
八尾の名産品で、2月〜3月にしか採れない、春を告げる野菜。
食物繊維、カルシウムを多く含むばかりか…
「ルチン」〜毛細血管を強化し、血栓を防ぎ、血流をスムーズにし、高血圧、動脈硬化リスクを軽減する成分〜の含有量は、ルチンの王様・ダッタンソバに匹敵すると言われています。
八尾が誇るこの食材。
お方さまは、豚肉とお揚げさんの炊きものを得意としております。
材料
・若ごぼう2束
・豚こま 200〜300g
・薄揚げ 2枚
・だし汁 2カップ
・酒 大さじ3杯
・薄口醤油(減塩醤油) 大さじ3〜4杯
・砂糖 小さじ1杯
ごま油 大さじ2杯
葉っぱを取り除く。
葉っぱも栄養素が高いため、別に炊き込みご飯などに使います。
茎と根っこ部分を分離。
茎を綺麗に洗う
洗えました。
食べやすい大きさに切る。
水にさらしてアクを抜く。
根っこは皮をこそげおとし…
「ごぼう」の部分。若ごぼうは、このごぼうにあたる部分が少ないのが特徴。
薄くスライスして水にさらします。
薄揚げ2枚はキッチンペーパーで油抜きして細切りに。
豚こま200〜300g。
鍋を火にかけ、ごま油を大さじ2杯。
このあと、いったん火を止めて鍋を濡れ布巾で冷まします。(豚肉がこびりつかないように)
豚肉投入、ごま油に馴染ませる
火は止めた状態です。
再び火にかけて、豚肉を炒めます。
ごぼうの根っこの部分を投入。軽く馴染ませます。
だし汁を、カップ2杯注入。
沸騰して来たら、アクを取ります。
酒、大さじ3杯。
茎の部分を投入。
砂糖小さじ1杯、薄口醤油(減塩醤油)大さじ3〜4杯。
薄揚げを投入。
中強火で、5〜8分くらい、ひっくり返しながら炊きます。
炊きすぎると、茎のシャキシャキ感がなくなります。炊きすぎ注意!!
完成!「若ごぼうの炊いたん」。
お方さまの実家では、豚肉は入れず、薄揚げだけ入れていたらしい。
それを、肉好きの僕用に、豚肉をアレンジしてくれた、お方さまオリジナル料理です。
ぜひ、おためしあれ〜(╹◡╹)