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ビジネスシューズのソール摩耗。修理すべきか否か。バチェラーが送るアドバイス。「靴ハカセ・お方さまの『足まわり講座 No.12』

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みなさんこんにちは!お方さまの靴ハカセ講座です。

 

今日はソールがすり減った靴の修理について考えていきましょう。

 

さて、紳士靴によくあるパターン、かかとやソールそのものの磨耗。お気に入りの靴だからこそ使用頻度も高く、そのぶん、すり減ってしまいやすい。

 

稀に、かかとが極端に磨り減った靴を履いているビジネスマンを見かけますが、あれはいただけません。かかとのすり減りなど、誰の目にも止まらないだろう、と思っているのかもしれませんが、意外によく目立ってしまいます。

 

ヒール交換なら3,000円〜5,000円程度で、街の靴修理屋さんですぐにできますので、みっともなくなる前に早めの修理がオススメです。

 

では、ソール全体の張り替えについてはどうでしょうか。

 

ソール全体が摩耗し、中央部分から奥の層が見え始めた、そんな状態になってしまうこともあります。

 

そこまでなるともう寿命でしょう。

 

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さてここで問題が出てきます。

 

ソールを修理すべきか?

 

新しい靴を買うべきか?

 

よく、お客様に聞かれます。

 

「ソールを修理したら、費用はどれくらいか」と。

 

製法や材質により異なりますが、8,000円〜10,000円が目安、といったところでしょうか。

 

するとその質問をしたお客様は、たいていこうおっしゃいます。

 

「そんなに(費用が)かかるなら、新しい靴を買ったほうが良いなあ」と。

 

確かにそういう考えもありますが、そんなお客様には必ず、一つのアドバイスをお送りするようにしています。

 

「お客様の足の形に伸びた甲革。お客様が歩く時のクセに沿って凹んだ中物。この形は、何十万円、何百万円かけても再現できるものではありませんよ」

 

この言葉をかけると、たいていのお客様は目の色が変わります。そんな視線で自分の履いてた靴を見たことがないからでしょう。

 

もちろん、製法によってオールソールが何回もできるものと、1回しかできないものがあります。グッドイヤー製法の靴は何度でもソールの張り替えは可能ですが、反面、やや重い。圧着製法の靴は軽量ですが、ソールの張り替えは1回しかできません。

 

また、甲革の状態などによっては、ソール張り替えが不可能という場合もあります。

 

最低限のお手入れはして、甲は綺麗に保ち、ソールが磨耗したら張り替えて、軽快なはき心地を継続させることも、靴との大事な付き合い方だと思います。

 

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