みんな大好き王将のギョーザ。
王将には本家に当たる「餃子の王将」と、そこから派生した「大阪王将」の二つがあります。
わが町・八尾には、近鉄八尾駅前に「餃子の王将」と「大阪王将」がすぐ近くにあります。
そこで、それぞれのギョーザを持ち帰って食べ比べをしてみることにしました!!
「二つの『王将』」
本家の「餃子の王将」は京都に本社があるため、「京都王将」と呼ばれることもあります。
大阪王将はこの本家からのれんわけをしてもらったのですが、いざこざがあり、喧嘩別れになり、裁判で「大阪王将」と名乗ることになったそうです。
知名度や展開店舗数ではやはり本家が上です。
生ギョーザを家で焼こう
さて、どうせ食べ比べるなら両者を同時に食べたいものです。
焼きギョーザを持ち帰っても、冷めてしまってからでは美味しさも半減。
そこで生ギョーザを持ち帰り、家で焼いて食べ比べるという方法をとることにしました。
「餃子の王将」
パッケージ
おなじみの、横に長いパッケージです。関西人なら一度は見たことがある箱です。
裏面
箱の裏面はこんな風になっています。ギョーザ愛を感じる一口メモですね。
生ギョーザ
2人前12個が、横一列に並んでいます。
お値段
1人前・税込237円。
大阪王将
パッケージ
大阪王将のパッケージにはあまり馴染みがありません。
裏面
箱の裏面はあっさりと。
側面
こだわりは側面に書かれていました!!
生ギョーザ
2人前12個は、ご覧の通り4個×3列になって入っていました。
お値段
1人前・税込240円。
お値打ち情報!!
大阪王将店内で、こんな貼り紙を発見!!
大阪王将は第1・第3火曜日は190円とのこと!!50円安いサービスがあるようです!!
なお、このサービスは実施している/していない店舗があるようですので要注意。
並べてみる
中身は
こんな感じです。やや大阪王将の生ギョーザの方が茶色がかっている感じがします。
焼き
焼いていきましょう!!右が大阪王将、左が餃子の王将・便宜上、京都と呼びます。
大阪。
京都。
京都の純白と大阪の茶色がかった感じが対照的です。
タレの比較
焼いている間にタレを見て見ましょう。
大阪のタレ
ラー油が含まれています。ラー油の成分の、ブツブツしたヤツも入っています。
京都のタレ
京都のタレにはラー油は含まれていません。澄んでいます。
焼き上がり直前
大阪
京都
焼き上がり
大阪
京都
断面
大阪
京都
断面からわかること
大阪は肉の占めている割合が多く、京都は野菜がたくさん入っていることがわかります。
ひと粒ずつの比較
個々の大きさは、京都がやや大きいようです。野菜が多いぶん、太っているように見えます。
実食
大阪
京都
味の違い
両者の味の違いは実に明快でした!!
餡
餡、具の中身は、大阪が肉が多め、京都は野菜が多め。京都は特にショウガの風味が効いていて、キャベツのサクサク感が印象的です。
それに対し大阪は肉が多めのため、肉のジューシーさがメインです。
餡だけいうと、僕は京都が好きでした。好き、というより、子供の頃から親しんできた味、ということかもしれませんが。
皮
皮にも大きな違いを感じました。
というか、皮は圧倒的に大阪の方が美味しい。
皮のモチモチ感があって、その皮の焦げ目を食べるとサクサクとした歯ごたえがあります。
残念ながら京都の皮は大阪の皮と比較したらやや歯ごたえに劣りました。
皮は大阪の圧勝です。
タレ
タレは、持ち帰り用ですので、お店ではラー油の量など加減して入れればいいわけですが…。
こちらも、大阪の方が美味しいと思いました。
京都のタレは、酸味がきつすぎるように思います。
大阪のタレは甘みと酸味のバランスが効いているように思いました。
総合評価
甲乙つけがたいほど美味しい、京都と大阪ですが…。
どちらかと言えば、僕は京都が好きでした。
ところがお方さまは大阪の方が好きだ、との感想でした。
とにかくどちらも美味しかったです!!