走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

MENU

「海月姫」第7話。誰がいちばん「立派な」キャラクターだと思いますか??修に月海を譲ろうとする蔵子??いえいえ、僕は千絵子抄だと思います!!

f:id:maddiehayes9915544:20180227213509j:plain

 

第7話物語が大きく動きましたね!!

 

千絵子の母・千世子のあまりの娘とのソックリ具合に、コピーロボットを疑うまややとか、

 

 

月海がほんのちょっとだけ首を縦に振って「イエス」を表す場面とか、

 

花森さんが口にクリームをつけながら喋る場面とか、

 

蔵之介の母との電話をおしゃべりな花森さんに聞かれ、他言無用をお願いする修に対する花森さんの態度とか、

 

ニーシャに「めっちゃダサいやん!!」と速攻で否定される場面とか、

 

ばんばさんの驚愕の告白「デートをしたことがある」発言とか、

 

修と月海の初デートが、花森さんと蔵子を含めたダブルデートになってしまったりとか、

 

覚醒した月海の迫力に蔵子の声が裏返ったりとか、

 

染め粉を持ってきてくれたニーシャが、サリーが汚れないようまややのジャージを着てたりとか、

 

ジェリーフィッシュの販売員に相応しいような服を着せられた尼〜ずとか、

 

カイ・フィッシュを調べる尼〜ずの、パソコン画面でのカイの写真の鼻の上にちょうどマウスポインタが載っている場面とか、

 

とにかく!!爆笑したり、クスクス笑ったりできるシーンのオンパレードで!!

 

1時間があっという間でした。

 

しかし、そんな中でも、物語は大きく動いていましたね!!

 

修のプロポーズと複雑な蔵之介

 

「結婚を前提にお付き合いしてください!!」って、ほとんどプロポーズみたいなもので。

 

月海の微妙な首のコクッが面白かったわけですが。

 

第1話で互いに恋した2人が、ついにカップル誕生となったわけですが。

 

複雑な思いの蔵之介がかわいそう〜〜(T ^ T)

 

天水館売却へのカウントダウン!!

 

ついに天水館の所有者・千絵子の母の千世子が天水館に足を踏み入れ、売却のための手続きを開始します!!

 

権利書を隠す、という手で時間を伸ばす尼〜ずでしたが、稲荷翔子の手により権利書は発見されてしまいました!!

 

ジェリーフィッシュ、売れ筋ラインの投入!!

 

ニーシャに言われて作ったワンピースは、ニーシャから全否定をくらい、月海は落ち込みますが…。

 

クラゲはただ美しいだけではなく、毒も持っているという側面を表現することで、海洋生物の複雑な美しさをワンピースのデザインに一層の深みを持たせます。

 

ニーシャの言葉

 

ニーシャ:新しいことやったつもりでも、そんなことは先人たちがとっくにやり尽くしてんねん。見てみ、街を歩いてる奴らを。ハイブランドのコレクションラインをパクった安い服着たやつらだらけやんか。今はファストファッションの時代やねん。みんなワンシーズン着て飽きるから質なんてどうでもいいねん。

 

この業界はな、とっくに終わってるねん!!

 

このニーシャの言葉は深いなあ、と思います。

 

僕は洋服のことは深くはわかりませんが…。

 

靴に関しても同じことが言えます。

 

どこかがヒットした商品を出せば、あっという間にその廉価版が世に出て。

 

それらは万人が履きやすいよう、フィッティングはややルーズ目なので、決して足にぴったりフィットする靴ではなく、靴屋さんから見たら良い靴ではないけれど。

 

ワンシーズンしか履かないので、フィッティングとか履きやすさなんかは二の次、という意識で靴も売れているのでした。

 

恋の力

 

月海が覚醒し、ダメ出しをくらった白いドレスを紫や黒に染め、深海の不思議なイメージをドレスに演出しようとのアイデアを得ます。

 

まさに起死回生のアイデアだったわけですが…。

 

月海が恋をしていた、という状況が、このイマジネーションを生んだのかもしれませんね!!

 

ララのテーマ

 

1965年の名作映画「ドクトル・ジバゴ」。

 

ロシア革命のさ中、二人の女性を愛した一人の男性医師の物語で、アカデミー賞も多数受賞しました。

 

その中で流れる名曲。ララのテーマ。

youtu.be

 

作曲したモーリス・ジャールはもちろんアカデミー賞を受賞しました。

 

映画音楽の世界でも屈指の名曲ですが。

 

モーリス・ジャールがこの音楽を作曲した時に、身を焦がす恋をしていたというのはとても有名な話で。

 

恋こそ、後世に語り継ぐ名曲をイマジネーションさせた原動力なのでした。

 

月海がクラゲワンピースのデザインを思いついたのも、恋する乙女のいまじねーしょんだったのかもしれませんね。

 

カイ・フィッシュの登場 

 

ばんばさんから「暇人」とカテゴライズされ、床掃除などを手伝わされる謎の人物…。

 

世界各国にセレクトショップを有するアパレル企業のCEOで。

 

その名もカイ・フィッシュって(^_^;)(貝・魚?)

 

月海も含めて3億円でジェリーフィッシュを買い取ると提案!!

 

さあ!!いよいよ風雲急を告げる展開に!!

 

ただのオタク女子だった月海が、蔵之介と修から愛されるばかりか、世界的デザイナーへの第一歩を歩き出すって!!

 

閑話休題

 

ところで…。

 

タイトルにも書きましたが、登場人物の中で、誰がいちばん立派な人物でしょう??

 

蔵之介は確かに、自分の本心を隠して、

 

蔵之介:よかったじゃん。

 

月海:…えっ。

 

蔵之介:月海、最初から修のこと好きだったからな。

 

月海:あっ…。いや、その…。

 

蔵之介:おめでとう。でも、クラゲ服の方も頑張ってもらうからな。

 

月海:はい!!それは、もちろんであります!!

 

この会話の間、蔵之介の表情はいっさい映らず。

 

カメラは後ろからなんですが、月海の表情は横顔で見えるけど、蔵之介は真後ろからの構図なんで、表情は全く見えません。

 

そして月海の部屋を出た時の、あの複雑な表情…。

 

何が言いたいのかは手に取るように明らかですね。

 

切なくも男らしい名場面ですが…。

 

僕はそれよりも偉いなあ!!と思ったのが…。

 

千絵子さん。

 

千絵子さんはもちろん尼〜ずのリーダーなので、最初から天水館の取り壊しには反対ですが。

 

よく考えれば、天水館が売れれば3億円が彼女の母親に入ってくるわけで。

 

彼女の一家は、とてつもなく潤うわけで。

 

まあ、千世子さんは羽生選手の追っかけで各国を行ったり来たりしているので、もともと裕福な家柄なのかもしれませんが…。

 

それでも、千絵子さんは3億円よりも仲間との絆を選んでいるわけで。

 

千絵子さんこそ、いちばん偉いなあ!!

 

と思ったのでした。