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ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

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「海月姫」第9話:ついに出たばんばさんの素顔!!おかしくも切なく、面白くも悲しい物語はついに終盤へ。月海を取るか、天水館を取るか。尼〜ずの、アイデンティを賭けた決断!!まややが叫んだ、『至弱(しじゃく)をもって至強(しきょう)にあたる!!』

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戸惑うほどのトーンの変わりよう…。

 

前回の第8話は天水館奪還のために月海が犠牲になって身を差し出すという悲しい要素が強調されてしまい。

 

物語のトーンがやや変わってしまって。

 

戸惑いさえ覚えましたが…。

 

今回も出だしは、ややもすれば第8話を引きずっていて。

 

でも、カイ社長とファヨンとの間で、月海に対する評価に隔たりがあることが分かってきて…。

 

この隔たりこそが、のちの月海奪還の鍵となるのですが。

 

再びの変調!!

 

ジジ様:月海さんが戻ってこれたら、今やここのオーナーであるあの社長さんが、あたしたちを追い出すでしょうね…。

 

ばんばさん:…。それでも構わん…。月海がいてこその尼〜ずだろう??!!

 

千絵子さん:そうよ!!月海がいない尼〜ずなんて、尼〜ずじゃないわ!!

 

まやや:よーし、われわれ尼〜ず軍も月海どのを奪還しに参るぞ!!

 

ジジ様:…待ってください。いずれ出ていかねばならぬのなら、あたしたちが今やらねばならぬのは、一人一人が…ジリツ、することなのではないかと…。

 

まやや、ばんばさん、千絵子さん自立??!!

 

まやや:ジジジジ、自立とは、親からイッサイ仕送りをもらわず、自分の力だけでカネを稼いで生きねばならぬ、あの…??

 

ジジ様:…。自立、です…。

 

まやや:…うはぁっ!!心の臓がっ!!心の臓がっ!!

 

ばんばさん:まやや!!大丈夫か??!!

 

(まややの心音が停止、ばんばさんによる心臓マッサージが試みられる)

 

千絵子さん:(アタフタ)でも、自立って言っても、何からやれば??!!

 

ジジ様:試しに、(パソコンの転職サイトを見せる)働いてみませんか??

 

ここでジジ様が見せる求人サイトが「Windeed(ウィンディード)」なる架空のサイト。

 

ネタ元の「Indeed(インディード)」は泉里香(稲荷翔子)がCMしてますよね。

 

また、この後に続くすぎもっちゃんと花森さん、鯉淵兄弟の絡みなんかが海月姫の醍醐味で!!

 

モデル事務所:O.I.N.A.R.I(おいなり)のくだりも笑わせてもらいました!!

 

(録画してよく見ると、佐々木が差し出した名刺には、メールアドレスが

 

k.sasaki@oinari pro.com

 

で、ホームページが

 

https://www.oinari pro.com

 

と、ものすごくもっともらしい名刺になっています(^_^;)

 

このあたりで一気に、物語は初期の調子を取り戻し、グングンエンジンがかかってくる感じに!!

 

ファヨンとカイ

 

ファヨン:なぜそれほど彼女のことを??あなたは月海さんの何なんですか??

 

蔵之介:…。恋人、だよ!!

 

ついに出た、蔵之介からの恋人発言!!

 

もちろん話の流れからやむなく出た嘘、ではありますが…。

 

それが、ただの嘘ではないことは…。

 

もう視聴者はみんなわかっていて…。

 

さらに、この嘘から…。

 

ファヨンの隠された本心、に蔵之介が気づきます。

 

カイ社長とファヨンは、同じ孤児院で育った悲しい過去があることがわかります。

 

尼〜ず、労働す!!

 

まやや→ティッシュ配り

 

ばんばさん→黒とピンクのボーダー姿の受付嬢

 

ジジ様→企業でのパソコン入力業務

 

千絵子さん→カフェの店員

 

で働き口を見つけるも、それぞれが壁にぶつかっていて。

 

それでもまややの口から、

 

「至弱(しじゃく)をもって至強(しきょう)にあたる!!BY 軍師・荀彧(ジュンイク)!!」

(敵の数は多く、味方の数は少ないが、いくさは数ではない、今こそが決戦の時だ)

 

 

の言葉通り、全員が奮起をして壁を乗り越えようともがきます!!

 

月海奪還の、最後のチャンス!!

 

新宿パスポートセンター

 

池袋はこのコンビ➕稲荷翔子

 

有楽町はこの師弟コンビ。

 

立川はこのコンビ。

 

特に有楽町におけるばんばさんと花森のコンビが秀逸で。

 

花森さんがばんばさんを初めて「先輩」と呼んだのは5話で、

 

花森!!叙々苑の焼肉弁当を人数分買ってこい!!アイツのカネでな!!

 

と一片の迷いもなく命令した瞬間からで。

 

ばんばさんの中に自分と同じ何かを見出したものと思われます。

 

2人の、刑事(デカ)の張り込みのようなやりとりが面白く…。

 

現れた月海は…。

 

もちろん、敵が放ったオトリで。

 

冒頭で月海の服を「こんな服、ゴミよ」と言い放ったイヤミ女を、ファヨンは月海のオトリとして有楽町に放ったのでした。 

 

もうダメか、と思われた中、まやや、ジジ様、そして稲荷翔子までもが、手当たり次第にその場にいる人たちに、

 

「おさげで、眼鏡をかけた女性を見ませんでしたか??!!」

 

 

と聞き込みを開始!!

 

引きこもりの尼〜ずたちにとって、一世一代の勇気を振り絞っての行動だったことでしょう!!

 

成田へ!!

 

ばんばさん、覚醒!!

 

月海の乗る飛行機は成田!!

 

しかし花森さんのレクサスは、成田まで3時間の大渋滞をナビ!!

 

万事休すか、と思われた

 

その時!!

 

ばんばさんが、前髪を上げて…。

 

何と、目を見せました!!

 

鉄ヲタの脳内コンピューターが、新宿にいる蔵子が成田へ行く最短ルートを割り出します!!

 

まさかばんばさんが素顔を見せるとは思っていなくて、完全に虚を突かれました!!

 

そっか〜〜!!

 

ココだったのか!!

 

ばんばさんの見せ場!!

 

アフロで、目が隠れて、インパクトが強い外見なのに…。

 

いつも、まややの陰に隠れていた感のあるばんばさん。

 

常に月海や蔵之介、修たちの反対勢力で。

 

「ワシはやらん!!」

 

とか、

 

「月海を追い詰めたのは誰だ!!」

 

など、他のキャラクターが口にしにくい正論を吐いたりする、ちょっと煙たいキャラクター。

 

その彼女が、敵の罠とはいえ、月海の影を必死に追いすがり!!

 

誰よりも月海への愛情を体全体で表現し!!

 

ついには、今まで出したことのない目を出して、正確に網膜に写して、脳内コンピューターを起動させる!!

 

そう、ばんばさんの今までの行動はすべてこのシーンへの布石だったのだ!!

 

間に合わなかった飛行機

 

シンガポール行きは飛び立ってしまいましたが…。

 

あのファヨンが、

 

あなたは、私たちに消費されるべき人間ではありません

 

と、直前になって月海を「逃して」いたのでした。

 

修に抱かれて、安堵の涙を流す月海の表情が…。

 

芳根京子が、素晴らしい表情を見せてくれます!!

 

そして、安堵の中の、複雑な蔵之介の表情も…。

 

修のプロポーズ、そして別れ

 

そして修は…。

 

佐々木との公約通り、月海にプロポーズを!!

 

月海は答えを出せないまま。

 

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目白先生、最後のご託宣が淋しく、切なく…。

 

全員で天水館に敬礼をして、別れを告げます…。

 

そして来週が最終回。

 

あのノムさんも、ニーシャも登場するみたいで!!

 

原作を知っている人たちにとっては、↓↓↓の予告動画に、何かネタバレ的なシーンがあるようなんですが…。

 

ああ、最終回、見たいようで、見たくないようで、複雑です!!