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9/9「陸海空presents 大アマゾンスペシャル第4弾」がいろんな意味でムチャクチャ面白かった!!感謝と謝罪の言葉を持たない部族は元・首狩り族!!彼らが持っていた「首」がテレビカメラの前に晒され!!アマゾン奥地の子供達がなぜか日本語で「ジャンケンポン!!」とにかく見たことない映像のオンパレード!!見事に張られた伏線が、第2部ラストで涙に繋がる第1部!!

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昨日放送された4時間スペシャル「陸海空presents 大アマゾンスペシャル第4弾」は、とにかく陸海空の面目躍如とでもいうべき内容で!!

 

とても面白い内容でした!!

 

なぜスペシャルにしないで、あの素材をレギュラー放送で使わないんだろう…。

 

今までのスペシャルって、レギュラー放送で使ったものをまとめたって形じゃなかったでしたっけ?ちょっと記憶があやふやなんですが…。

 

今回は、レギュラー放送で使った素材もありましたが、ほとんどが初見の内容なので。

 

よりショッキング度も高かったのは事実でした!!

 

訪れた村々

 

①ジャングル入口の都市「プカルパ」

②観光地化されている部族の集落「サンフランシスコ村」

③外国人はほぼ訪れない「プエルトフィルメーサ村」

 

④外部からの侵入を拒む先住民の集落「サンタマリア村」世界初潜入!

⑤戦闘民族!ヒバロ部族の末裔「マンチャリ村」世界初潜入!

 

①〜③はナスDのチームが、

 

④〜⑤はU字工事のチームが取材する、という形。

 

U字工事チーム

 

ナスDの陰に隠れたU字工事

 

まずはU字工事チーム。

 

もともと部族アースはU字工事が体を張っていくはずの企画でしたが、同行ディレクターのナスDが強烈すぎて、もう彼のコーナーのようになってしまっていて。

 

レギュラー放送回でも、U字工事はほとんど映らなくて、9割はナスDが主役、となっていました。

 

が、今回のスペシャルはナスDとU字工事の出てくる割合は、だいたい半々くらいだったかと思います。

 

というのもU字工事が担当したサンタマリア村とマンチャリ村は世界初潜入、ということで。

 

どれも見たことのない映像のオンパレード。

 

U字工事も体を張っていて。

 

ナスDチームに劣らない取れ高だったと思われます。

 

ダニ刺されの秘薬

 

ダニに刺された福田が薬を塗っていると、ガイドの方が

 

ダニ刺されには漂白剤がいいそうです。ペルーでは病院でも勧めているそうです

 

とのことでした(^_^;)ほんとかな?

 

緊張感

 

サンタマリア村の場所がよくわからず、周辺部族に聞き込みをしながら河を進むと

 

川岸で遊んでいる子供たちが撮影班の船を見て、慌てて逃げていく様子に…。

 

早くも緊張感がみなぎります。

 

8時間かけて到着したサンタマリア村の川岸では、たくさんの村人がこちらを見ていて。

 

攻撃する様子はありませんが、強い緊張感は漂っていました。

 

ガイド1人が上陸し、交渉へ。

 

1時間かかった交渉も、「首長不在」で結論が出ず。

 

その日のうちに首長は戻らなかったのですが、日が落ちる頃には…。

 

ガイドさんの働きで、今いる最高権力者にU字工事が直接、意思を伝える、という段階にまでは信頼関係が構築され。

 

2人は「今いるトップの人」と話します。

 

彼は、

 

明日の朝、村人と会議を開き決める。それまでの宿は手配してやるが、勝手に歩き回ったり、村人に話しかけるのは禁止

 

という条件で、広い倉庫のような空き家に入れてもらえます。

 

翌朝、日本からの長期移動に疲れが残る益子に対し、早寝早起きができるという福田はかなり体調が良さそうで(^_^;)

 

福田のすっきりした顔が笑いました(^_^;)

 

ナスDチーム

 

まず冒頭は、サンフランシスコ村の強欲ババアとナウンくんとの再会シーン。

 

それは4/28にすでに放送済みで。

 

www.rundietrunner.com

 

ただ何回見てもこの強欲ババアのくだりは面白く。

 

また、半年前は10ソルだったのに、今回は100ソルに値上げされている事態を、

 

「文明が入ってきている」

 

と分析している切り口は、前回の放送ではなかったものでした。

 

ナスDのメインはナウンくんの家族のいるプエルトフィルメーサ村。

 

2日後に村の創立59周年記念の祭りがある、ということで。

 

今回の取材はこの祭りに照準を絞ったものになります。

 

ナスD圧巻の飲み食べっぷり

 

おなじみの酒「マサト」を飲み、シルイという魚をうまそうに食べるナスD。

 

ジャングルバナナは安納芋のような甘さらしく。食感はクリームのようだそうです。

 

この飲みっぷり、食べっぷりが素晴らしく。

 

U字工事には真似のできない、彼ならではの魅力です。

 

ウィトの登場

 

果物でもあり、刺青の染料でもあるウィト。ナスDの語源となった、彼が真っ黒に染まった果物が再び登場。

 

その身を塗りたくれば再び真っ黒ですが…。

 

ナウンくんが「黒くならないでいい」というので今回は塗らず。

 

視聴者的には、ホッとしたような、ちょっと残念なような、複雑な思いでした…

 

視聴者全員プレゼントの買い付け

 

泥染を応募者4500人全員プレゼントを買い付けるのですが。

 

ボラれ体質のナスDに変わり、ホルヘが1枚ずつ、必死に値段交渉をしている姿が印象的でした。

 

パトロナルの祭り

 

創立記念日を祝うお祭りはパトロナルの祭りといい。この集落に350人全員から1家族30ソルずつ出し合ってお祭りを準備しています。

 

このお祭りには2000人を超えるシピポ部族が集まってくる予定。

 

食べ物・飲み物が足りないと部族の恥になるため、準備に余念がありません。

 

誕生パーティ

 

1歳の女の子の誕生パーティが行われていて。

 

集会場にスピーカーを置いて、西洋風の音楽を鳴らし、子供を中心に皆が踊っています。

 

ホルヘ:これもう本当のシピポ部族の文化じゃないでしょ?

 

ナスD:1歳の誕生日って文化が海外から入ってきたんですよね?

 

シピポ部族の村で、英語の歌詞の音楽に合わせて踊る若者たち…。

 

ナスDは日記にこうつづっていました。

 

文明はもうすぐそこまでやって来ている

すごいスピードでシピポ部族の村々を飲み込んでいる

ただ、今はまだ変わらないこの村で幸せを感じた

いつかはこの集落も変わるだろう

 

U字工事チーム

 

村民会議

 

彼らを村に受け入れるか否かの会議が始まります。

 

まずは点呼から。

 

集まったのは、選挙で選ばれた村の代表者。その数約30人。

 

まずは挨拶するのが筋じゃないのか、との村人からの言葉に、益子が自己紹介をします。

 

みなさんの生活を勉強させていただいて(日本で)伝えるということをやっている

 

とケチュア部族の皆さんに伝えるU字工事に対し、忌憚のない意見が飛び交います。

 

いきなりくるやつが信用できるのか?

 

何かあってからでは遅い

 

金はよこすのか?

 

といったネガティブな意見もあれば、

 

国から援助が受けられるきっかけになるかも

 

ケチュア部族の文化がペルー全土に広がるいい機会では?

 

といった前向きな意見も。

 

1時間に及ぶ会議の末、彼らは受け入れるという結論に。

 

さっそくジャングルへ

 

受け入れられた彼らは早速ジャングルの中へ連れて行かれます。

 

「噛まれたら1時間で死ぬ」という毒ヘビを横目に進むジャングル。

 

1時間ほど歩くと、大きな葉っぱを収穫している現場。

 

家の屋根にする、というその葉っぱは約2メートルほどのものを何枚も重ねて、一方の端を頭にくくりつけて運びます。

 

1時間きた道を、そのままそれを持って帰るわけで。

 

U字工事は1人2枚を持って帰りましたが、通常村人は1人10枚以上。

 

総重量は10kgを、村人たちはやすやすと運びます。

 

対して、その5分の1しか運んでいない福田はもう目が虚ろ…。

 

その過酷さを物語ります。

  

その葉っぱは新しい家の屋根に使われるもので。

 

釘を一本も使用しない、大きな家の屋根をその葉っぱで葺いていました。

 

その家は中学校の先生の家族を迎え入れるための家で。

 

明後日にはやってくる先生たちに対し、家はまだ全然できていなくて(^_^;)

 

でも部族たちは平然と、なんとかなるさ、と全く焦っていない様子。

 

締め切りに追われて焦る、という現代サラリーマンから見たら、なんと人間的なスケジュールだろう、と思わずにはいられませんでした。

 

ケチュア語には「ありがとう」がない

 

U字工事が村人からケチュアの言葉を聞く場面があって。

 

朝の挨拶はアーリプーチャ。昼になるとアーリチーシアになる

 

と教えてもらうも、

 

スペイン語のGracias(ありがとう)にあたる感謝の言葉はない。Perdon(ごめんなさい)もない

 

とのことで。

 

感謝や謝罪の言葉がない文化の存在に驚きました。

 

逆にいうと、感謝や謝罪をする必要がない文化。

 

自分と他者との区別が全くないということでしょうか。

 

とにかく驚きでした!!

 

亀(マタマタ)を食す

 

甲羅を剥がし、皮を湯引きして葉っぱで包んで蒸し焼き。

 

甲羅についている肉は、甲羅をそのまま焼いて。

 

30分ほど焼いて出来上がり。

 

調理中、部族の女性に

 

旦那さんからプロポーズされた時、何て答えたんですか?

 

という質問には、

 

照れたように笑いながら答えを濁す部族の女性。

 

こういう質問に対する返事は万国共通で恥ずかしいという意識が働くんだな!と思いました。

 

長老の元へ

 

サンタマリア村を作った長老の家は、村から船で1時間の場所にあって。

 

長老の面構えは、まさに

 

ザ・長老

 

って感じの堂々たる面構えでした。

 

推定年齢80歳くらい。エネルギーに満ち、殺気すら漂うオーラを放たれていました。

 

取材班がサンタマリア村に来た時、皆が

 

長老は不在、いつ帰るかもわからない

 

といっていましたが、その長老が彼のことだと思われ。

 

長老は村には住んでいなくて、ここに住んでいたのでした。

 

村人は、取材班に対し、別に住んでいる長老のことを

 

不在、いつ帰るかわからない

 

と説明していたというわけで。

 

取材班を信用していなかったから本当のことを言わなかったと推察され。

 

今ここに連れて来たということは、長老に紹介しても良いとの信頼を勝ち得たということでしょう。

 

長老、衝撃の告白

 

私たちの先祖は戦いに勝つと相手の首を狩り、体にぶら下げていた。どれだけ多くの首を持っているかが強さの象徴だった。100年前まではその文化があった。

 

まず頭蓋骨を抜いた顔の中に石を詰める。それを火で炙って脂が抜けると、詰めた石の大きさまで顔が縮むんだ。

 

その脂でトウモロコシを炒めて食べ、戦いの英気を養っていた

 

 

という長老の発言に対し…。

 

一番驚いていたのが、取材班をここまで連れて来てくれたケチュア部族のリーダーで。

 

彼にとっても初めて聞く話だったようでした。

 

伝統を守るのも大切だが、首狩りの風習は残したくない

 

という理由で、長老はこの話を誰にもしていなかったのでした。

 

衝撃!!「首」の映像

 

ここで映像はペルーの国立博物館へと飛び。

 

一般公開はしていない、かつて首狩り族がぶら下げていた「顔」がテレビカメラの前に晒されました…。

 

これはかなりの衝撃映像で、よく地上波で放送できたな、と感心する映像でした。

 

思わず、ゾッとするようなその映像は…。

 

何重にも重ねられた紙を開けると…。

 

通常の約1/2くらいに縮んだ…。

 

明らかに、人間の「顔」。

 

髪の毛がフサフサに生えていて、それが妙に生々しく。

 

皮膚はどす黒く変色し、目は閉じられ。

 

鼻の穴などはしっかりと空いています。

 

口が開いていると喋り出したり霊が出てくると考えられ、縛られています

 

という説明通り、上唇と下唇は糸のようなもので縛られているようでした。

 

全部で3体の「顔」が映し出され。

 

子供なら絶対にトラウマになる映像でした。

 

ナスDチーム

 

ナウンくんの学校生活

 

先生は教室に来るものの、すぐに退室。1時間目はいきなり自習。

 

生徒たちは教科書に落書き。誰1人、勉強はしていません。

 

ナウンくんは教科書に書いてある焼き物をする女性の挿絵を落書き。

 

10分後には生徒たちは教室を走り回り、喧嘩まで。

 

やっと戻って来た先生は…。

 

今日の授業はここまで。

 

って、全く授業してないやん!!

 

まともな授業は一切なく、1時間ほどで学校は終わり…。

 

こんなことでいいのだろうか…。

 

泥染の作り方

 

①カオバの木の皮を3時間くらい煮れば色が出て来る。

 

②トクヨという木から作った泥染用の布を浸ける

 

③3時間、天日干し。

 

④再び煮汁に漬け込み、また干す。

 

⑤これを8回繰り返し、やっと下地が完成。

 

とにかくシピポ部族の女性たちはよく働きます。

 

シャーマンだらけ

 

サンフランシスコ村とプエルトフィルメーサ村の間にあるパドレベルナルドという集落は、かなり俗化が進んでいて。

 

このことは4/28に放送されたレギュラー回でも言われていましたが。

 

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バックパッカーはここまでもうやって来ています。

 

バックパッカー目当ての商売としてのシャーマンたちで。

 

建物はもうレンガやコンクリートでできていて、バックパッカーの宿と化しています。

 

サンフランシスコ村には病院もあり、すでに「集落」ではなく「街」で。

 

サンフランシスコ村からパドレベルナルドまではもう外国人がやって来ている、という事実を再確認します。

 

つまり、ナウンの住むプエルトフィルメーサに外国人がやって来るのは時間の問題だ、ということが言いたいのです。

 

他者との隔たりがない

 

どうも猟に行く気配がなく、無理を言ってお願いし、同行することに。半年前は雨季だったため川だった箇所を歩いて行き。

 

ジャングルで薬になる木や家屋に使う木などを教えてもらい。

 

樹液が湿布がわりになる木。紙の原料になる木。

 

家屋用の木はけっこうお金になるようなので、ナスDが

 

切っていいかは皆で話し合うんですか?

 

と聞くと、

 

話し合いなんかしない。ここにあるものは村のものだから、誰が切ってもいいんだ

 

と言います。

 

これがありがとうやごめんなさいがない文化ということでしょうか。

 

他者との隔たりがない、という文化。

 

ジャンケンポンの謎

 

子供たちが、日本語ではっきりと、

 

ジャンケンポン!

 

と言ってじゃんけんをしていたのですが。

 

テロップに「*スタッフは教えていません」と出ていましたが。

 

それを信用するなら、なぜ南米ジャングルの奥地にいる子供たちが、日本語で「ジャンケンポン」と言っているのか…。

 

その説明は一切、ありませんでした。

 

アマゾン川の不思議

 

パロメタという、ピラニアみたいな魚を購入していて。

 

ナスDが小声で、

 

もう魚も獲らないんだ買うんだ。もはや狩りもしないと。複雑やな…。

 

と呟きます。

 

狩りに行くより買ったほうが早い

 

と自分を納得させるかのように、続けて呟きます。

 

ただ、その魚で作ってくれた料理はとても美味しいようで。

 

アマゾン川って真鯛がいる。イルカもいる。元々が海で、海がゆっくり川になったんで海水魚が淡水にいる。

 

海水の方が塩が入っている分だけ微生物が少ないんで味が臭くなりづらい。川の魚の方が泥などで臭くなりやすい。

 

たぶんこれ(パロメタ)ももともと海水魚だと思われます。臭みがなさすぎるんで。

 

パロメタの骨まで全部食べるナスDに、現地人もドン引き。

 

でもこのバイタリティこそ、部族の人たちですら惹きつける彼の魅力。

 

牛の到着

 

そして、年に一度のお祭りでしか食べられない牛が村に到着。

 

トラクターの荷台に、2頭の牛が両足を縛られ、横に寝た状態で運ばれて来ました。

 

1頭は住民が購入、1頭はある方からの贈り物、だそうで。

 

さすがのシピポ部族も、年に一度しか扱わない牛には四苦八苦。

 

街の真ん中で始まる解体作業。子供達も興味津々で見守り。

 

3時間かけての解体。結構エグいシーンも映っていました。

 

明日は年に1度のシピポ部族のお祭りに、世界初潜入。しかしこれが意外な展開に?!

 

とのナレーションを残し、第1部が終了しましたが。

 

このナレーションは決して、大げさではなく。

 

確かに第2部は…。

 

複雑な後味を残します。

 

緻密に計算された第1部の伏線が、第2部で絶妙に絡まり合い。

 

幸せとはなんなのか、

 

文明とは正義なのか悪なのか。

 

友情とはなんなのか。

 

 

アマゾンの奥地で、人生をかけてもわからないその答えを探す旅なのでした。

 

第2部はこちら!!

↓ ↓ ↓

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