走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

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10/6 ランスマ 「復帰ラン」の回。切り口としては斬新で興味深く、しかし実に残念だった件。

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新しい切り口「復帰ラン」

 

10/6のランスマのテーマは「復帰ラン」でした。

 

冒頭、有森裕子さんがバルセロナのあと2年間、故障で走れなかった時期があった事をカミングアウトされたり。

 

番組がインタビューされてた素人ランナーさんも、ブランク1年や2年半のランナーさんがいらっしゃったり。

 

実は僕も、2016年に心臓の手術をして以来、満足に走れていない実情。毎週土曜日に30km、日曜日に20km走って、サブ4めざしてサロマも目指していたあの頃と比べると、まるっきり走れなくなっています。

 

ふくらはぎ、ひざ、足首。故障だらけです。

 

今、やっとヒザが治って来たので、そろそろまた練習に取りかかれるかな、と思っている次第です。

 

ですのでこのランスマの「復帰ラン」という新しいカテゴリーには注目しました!なるほど、こんな切り口があるのか!と。

 

しかしながら…。

 

やはりランスマは30分番組なので、どうしても内容が薄くなってしまう、というか…。

 

せっかく切り口は斬新だったのに、もう少し踏み込んだ内容が欲しかったという印象でした。

 

真鍋未央さんの場合

 

美人アドバイザーで有名な真鍋さんですが、出産のため3ヶ月、ランニングから遠ざかっていたとのこと。

 

駅の階段でさえ息が切れる、とのことで。

 

まずはウォーキングから初めていらっしゃいました。

 

その後、いきなりVTRは2ヶ月後に飛び。

 

キロ7分で走っている姿が映し出され。

 

それでもフォームは以前とは比べ物にならないくらい、歩幅も小さく足の動きも悪い、という状態。

 

60歳ランナーさんの復帰ラン

 

某ドラマによる着地の仕方に影響され、フォームを改善したところ、足の裏が腫れて痛みが現れ。

 

普段の生活にも影響が出るほどの痛みになった、とのことでした。

 

埼玉県熊谷市にあるこちらのクリニックで診療を受けられていました。

 

matsuda-seikei.jp

 

9人のスタッフのうち、半数がランナーで、ランニング関連の患者さんが多いとのこと。

 

Step1「痛みを取る」

 

フォーム変更により足裏に負担がかかったのでは、とのこと。

 

インソールを作って痛みを軽減させたり、足裏を意識したウォーキングなどをして。

 

Step2「姿勢を整える」

 

痛みをかばうため姿勢が崩れる場合が多いので、鏡の前で左右のバランスをチェック。

 

この患者さんの場合、右肩がわずかに下がり気味のため、その修正として

 

座って右腕を斜め上にのばし(このとき、反対側のお尻を上げる)

 

脇腹の筋肉をしっかりのばすことで左右のバランスが整う、とのことでした。

 

Step3「走る筋肉を取り戻す」

 

「マッスルメモリー」以前運動をされていた人は、筋力や体力が戻るのが速い

 

このマッスルメモリーを呼び戻す運動を紹介されていました。

 

この患者さんの場合、

 

まず膝をついた姿勢で四つん這いになり、

 

右手を地面と水平に上げ

 

反対側の足(左足)をのばす、という姿勢

 

落ちやすい背筋、お尻の筋肉を刺激できるとのことでした。

 

3kmの復帰ラン

 

・違和感が出たらすぐに歩く

 

・嬉しくてペースを上げすぎない

 

この2点に注意するように、と事前にアドバイスを受け。

 

無事に8ヶ月ぶりに3km走られていました。

 

このあと、真鍋さんが10kmをキロ6分ちょっとで1時間強で完走された様子が放送されて、終了していました。

 

勉強になった点

 

60歳ランナーの斉藤さんは、明らかに「陸王」のミッドフット着地に触発され、よかれと思ってフォームを改造したのでしょうが、これが加齢により弱っていた筋肉などに悪影響を及ぼし、ついには歩くのも困難になるまでの痛みを引き起こしたのだと思われます。

 

年齢がいくとあまり無茶なフォームの変更はかえって災いとなるケースが多い、ということを再確認。

 

マッスルメモリーを信じて体幹トレーニングなどをやっていこうという思い。

 

残念だった点

 

もう少し詳細なレポートが欲しかった。

 

サンプルが薄い

 

まずサンプルが産後からの復帰(9ヶ月)のプロランナーと足裏痛の60歳ランナー(8ヶ月ぶり)でしたが

 

もう少し長期にわたって故障されていた方のレポートも欲しいな、と思いました。

 

また、60歳の斉藤さんも、歩けないほどの痛みがあったという割には、まつだクリニックさんに行ってわずか2週間で痛みが無くなった、との話でしたが。

 

その2週間の間のレポートが欲しかったです。何に気をつけたのか、特注インソールは効果があったのか。

 

マッスルメモリーに関する体操は1種類しか例が挙がらなかったのは実に残念。

 

産後復帰よりケガ復帰が重要では

 

そもそも、メインの扱いが真鍋さんだったのですが。

 

確かに彼女は美人だしスタイルも抜群なので、彼女が映っていれば視聴率がいいのかもしれませんが。

 

彼女の場合はお産からの復帰ラン、ということで。

 

決してケガをしてからの復帰という訳ではなく。

 

落ちた体力を徐々に戻していけば、割とスムースに光は見えてくるというのは直感的に分かること。

 

もちろん、お母さん目線とすれば、子育てに奔走しながらのランの復帰は一大事だ、というのは分かるのですが。

 

故障からの復帰とはまた意味合いが違うので…。

 

確かに復帰ランではありましたが、ちょっと内容が薄いな、という印象を持ってしまいました。

 

でもこういう切り口はランスマでしかできないこと。

 

放送時間を45分くらいにして、もう少し濃厚な内容を描いてほしいなあ。

 

NHKオンデマンドで108円で20日まで視聴可能です!!

 

www.nhk-ondemand.jp