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ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

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10/22 激レアさんを連れて来た。 「世界中で危険な旅をしたら三味線日本一になった人」"破天荒な父"と"心身が弱い娘"が、二人三脚で三味線日本一を勝ち取るまでの、想像を超えた物語。なぜか舞台はマレーシア、ネパール。そしてインドで死を覚悟した彼女が、病床で思ったこととは。

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今日の激レアさんは、

 

津軽三味線頂点を目指したいのに、超強引な父親に連れられて世界中でサバイバルの旅をさせられた結果、なぜかそこで得た能力が役に立ち、津軽三味線日本一に輝いた人 

 

ことトシエさん。 

 

 

独学でプロになる人は少ない三味線の世界で、独学で日本一にまで登り詰めた、まさに劇レアな方。

 

この方のお父さん、アニマル浜口のような激情型で、娘への情熱も半端なく強い方。

 

アニマル父&冷静娘  日本一への道①

三味線のきっかけ

 

小学5年生のある日、同居している父方の祖母とお父さんが、ご飯のおかずのことで大喧嘩。

 

お父さんはそのまま引っ越ししたためトシエさんも転校せざるを得なくなります。

 

転校前は吹奏楽部でクラリネットを吹いていたトシエさん、転校先の学校には吹奏楽部がなく。

 

どうしてもクラリネットが続けたかったトシエさん、お父さんにお願いします。

 

トシエ:あたし、クラリネットが欲しい。

 

するとお父さんの思考回路はこう巡りました。

 

クラリネットは高価

そういえば昔、おばあちゃんから借りパクしてる三味線がある

「トシエ、三味線をやりなさい。同じ楽器だから良いじゃないか」

 

ムチャクチャな論理ですが…。

 

ところがトシエさん、お父さんに反抗するどころか、

 

「同じ楽器だし、良いか」

 

と納得。三味線を始めるや…。

 

たった三つの弦で様々な表情を出す三味線の世界にのめり込み。

 

中学になる頃は

 

「いつか三味線で日本一になる」

 

と思うほどののめり込みよう。

 

アニマル父&冷静娘 日本一への道②

三味線の本場へ 

 

トシエさんの、三味線日本一の夢を知ったお父さんの思考回路はこう巡りました。

 

もしも日本一に慣れなかったら、トシエは悲しむだろうな

そうならないために、三味線の本場で修行すべきだ

今すぐ青森に引っ越そう!!

 

3代続いたお茶屋さんを売却し、青森へ引っ越します。

 

青森リンゴ事件

 

有名な先生に弟子入りしたトシエさんでしたが…。

 

先生はリンゴを食べながら寝そべっています。

 

しかも教えるのは先生ではなくその弟子。

 

そんな教室が嫌になり、トシエさんが「辞めます」と先生に伝えたところ、先生の態度が豹変。

 

激怒した先生は、知人であった学校の先生にまで影響を及ぼし。

 

トシエさんは学校の先生からもこの件で怒られてしまいます。

 

イヤになったトシエさん、不登校に。

 

なんとか中学は卒業しましたが高校受験は失敗。

 

耳コピで練習、全国大会へ

 

一日中、三味線のテープを聴き、耳コピ&録音で独学の日々を送ります。

 

若林:青森行って独学なら、引っ越さなくても良かったかもね(笑)

 

トシエ:青森行ってから分かったんですけど…。有名な先生って東京に出て来てらっしゃる…。

 

 

青森で開かれている全国大会で、大人たちを見返そうとしたトシエさんでしたが

 

メンタル激弱

 

心の面が弱く、極度の緊張のため、曲を飛ばしたりして。散々な結果。

 

虚弱体質

 

体が弱くすぐ風邪を引き、寝込んでしまうような体質。

 

完全な引きこもりになってしまいます。

 

アニマル父&冷静娘 日本一への道③

修行のためサバイバル旅へ

 

この状況を懸念したお父さんの思考回路は、

 

このまま引きこもりが続いたら可哀想だ

トシエの弱点・「心」と「体」を鍛えねば!

そうだ!東南アジアに行こう!前から行きたかったんだ!

 

若林:前から行きたかったのは自分じゃない!(笑)

 

お父さんの計画は、

 

タイ→マレーシア→シンガポールを2ヶ月かけて自分の足で回る、超過酷旅。

 

父の無茶ブリ

 

ここから、トシエさんを鍛えるためのお父さんの無茶ブリが始まります。

 

タイの空港についてからは、

 

父:トシエ!ここからは全部自分でやれー!!

 

中学レベルの英語で、バンコクへの行き方を聞き。

 

こうして徐々に「心」が鍛えられていきます。

 

マレーシアのクアラルンプールからシンガポールまで300km、東京ー名古屋間の移動を…。

 

父:トシエ!自転車を使え!

 

自転車を走らせていると、突如、無数の野犬の群れの襲撃に遭います!!

 

命の危険にさらされたトシエさんとお父さんは必死に自転車を漕ぎ続け!!

 

野犬が見えなくなってからも…。

 

10時間、自転車を漕ぎ続け。

 

若林:2人には見えてたのね。野犬が。(笑)

 

トシエ:恐怖心が体力を上回った…。

 

こうして「体」の部分も培われていったトシエさん。

 

成長

 

2ヶ月の旅を終え、帰国したトシエさん。

 

知らない人の前でも緊張しない

 

体力がついて、体もダルくない

 

自分が変わったことに気づかされます。 

 

再び全国大会に出場し…。

 

優秀賞を受賞します。

 

プロを目指す

 

しかし、「独学ではプロにはなれない」という周囲の雑音に奮起した彼女。

 

お父さんを喜ばせる意味もあり、

 

トシエ:私、三味線のプロになる!

 

と宣言。

 

するとお父さん、喜ぶどころか…。

 

父:大学へは行きなさい

 

とまさかのひと言。

 

大検を受けるべく勉強し、それ以外の時間はすべて三味線に費やし。

 

それでも、どうしても優勝することができません。

 

アニマル父&冷静娘 日本一への道④

再びサバイバル旅へ

 

お父さんの思考回路。

 

トシエには自信がない…。だから実力を出し切れない…。

成功体験をさせて自信を与えるしかない!

そうだ、インドへいこう!オレは大好きなインドへ行く!

 

そして、「インドへ行く前によりたいところがある」と父が言い、着いたところが…。

 

ネパール・標高8000m越えの山。

 

父:トシエー!山に登るぞ!

 

4000mのベースキャンプまで向かうことに。

 

若林:これはトシエさん的には「三味線うまくなるためだ」って気持ちはあるんですか?

 

トシエ:行く前に父から「お前の心身を鍛えるための旅」ってすっごい言い聞かされていたので。修行みたいな。

 

若林:これは第三者委員会が必要ですね(笑)

 

ネパールを経て、インドへたどり着いたトシエさん。

 

インドで初めて褒められる

 

シタールというインドの民族楽器が三味線に似ていることから、

 

父:弾いてみろ!

 

とトシエさんに強要。

 

軽い気持ちで弾いたところ、驚くほど上手に引けました。

 

インドのシタールの先生も

 

10年にひとりの天才だ!

 

というほどの腕前。

 

ずっと独学で三味線を続けて来たトシエさんには褒められたという経験がなく。

 

インドで初めてほめられて、

 

「私って実はすごいのかも」

 

と、自信というものを手に入れます。

 

ガンジス川で生死をさまよう

 

嘔吐が止まらず、水さえも受け付けず。

 

衰弱が進むトシエさん。

 

朦朧とする意識の中…。

 

もうダメかも…。

 

と、死を覚悟する一方で

 

三味線の日本一になるまで死にたくない

 

という強い気持ちが芽生えます。

 

こうして帰国後は、練習に一切の妥協を許さず

 

テレビもパソコンも携帯もない環境に自らの身を置き、

 

寝る時以外、練習付けの日々を送ります。

 

トシエ:誰にも邪魔されず自分の好きなことができる、すごい幸せな期間でした。

 

アニマル父&冷静娘 日本一への道⑤

ついに夢、かなう

 

初出場から7年。大学4年生の時、ついに全国大会で初優勝をかなえます。

 

ラストでは、出演NGのお父さんからの手紙を、アニマル浜口が代読。

 

これがかなりグッとくる内容で。アニマル浜口の代読も、涙と笑いが入り交じって良かったです。

 

なんと来週はまたゴールデンでの放送があるみたいです!!

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