番組冒頭で弘中アナがインスタを始めたことが報告され。
主にこの番組の告知に使う、とのことでした。
今日の激レアさんは…。
趣味でトライアングルを作ってみたら、今まで聞いたことのないような神がかった音が出て、世界中の楽団から注文が殺到している人
ことキタヤマさん。
今夜11:20〜の #激レアさん は
— 激レアさんを連れてきた。 (@geki_rare) 2019年3月4日
趣味でトラインアングルを作ったら聞いた事のない神がかった音が出て世界の楽団から注文が殺到している人
いいかー、激ヤバさんの登場に #若林正恭 #斎藤工 #大石絵理 大盛り上がり‼️しかーし、その神音色を聴くとスタジオの雰囲気は一変⁉️観てくれよなー✨#弘中綾香 pic.twitter.com/l4OHJv7ett
自己流でトライアングルを作ってみたら、世界中のトップの楽団員さんから「この音色は素晴らしい」と賞賛を受けた、とのこと。
スタジオに赤銅色で、一辺の長さが30cmほどの、かなり大きめのトライアングルが出てきました。
一般的なトライアングルは安いもので千円程度。
キタムラさんのトライアングルは10万円。
(ただし、種類によって値段は異なります)、と注釈がついていました。
プロ作曲家・青島広志さんをして、
トライアングルとしては新境地だと思います。人間の魂をえぐるような音。私だったら10万出して買う
とまで言わしめる完成度。
パリ・オペラ座管弦楽団
フランス国立管弦楽団
ボローニャ歌劇場管弦楽団
パリ管弦楽団
フランス放送フィルハーモニー管弦楽団
など世界的楽団から注文が殺到。
番組の構成上、その音色は後半に聞かせる、ということで。
音モンスター誕生
キタヤマさんの超人的な聴力を示す話として、
隣家のテレビのブラウン管内部から出る「チリチリ」という高周波みたいな音が異常に気になる
ほど、音に超敏感だったキタヤマさん。
それだけに、「好きな音が聴けたときには以上に興奮する」らしく。
特に興奮するのが、「ものを叩いたときに発生する音」。
学校のロッカーを何気なく叩いてみたらいい音がしたので楽しくなり、延々といろんな角度から叩き続けていたそうです。
そのうち、駅前の銅像を叩き歩くようになり。
出演者全員から
ヤバいやつじゃん
と言われるほどの変人ぶりを見せつけます。
第1章高校で打楽器愛爆発
高校で吹奏楽部に入ったキタヤマさん。
若林:音楽からこっち(吹奏楽部)ならわかるけど。ロッカー打ちから始まってるもんね!
もちろん打楽器を希望したのですが…。
なんとあてがわれたのはフルート。
仕方なくフルートを2時間練習した結果、
オレ、こんなに打楽器が好きだったんだ!
と再認識。
打楽器に変えてもらえるよう、部長に直筆で手紙を書きました。
部長様
配属されたフルートですが、とてもいい楽器だと思います。
しかし僕は、打楽器が
どうしてもさわりたい。
僕は、コンクールには
出場しなくても結構ですので
とりあえず打楽器の前に立たせてください。
それだけで満足なんです。
キタヤマ
若林:「キタヤマ」じゃねーよ!(笑)ヤベーなあ!
部長も彼のヤバさに危険を感じたと見えて、翌日から打楽器に変更になりました。
打楽器愛に目覚めたキタヤマ
・全小遣いを使いマイシンバル10枚購入
↓
1枚2〜3万円のシンバルを10枚買ったそうです。
・仲間との調和を無視して叩きまくる
↓
指揮者から「しーっ!」と言われるほどに。
・シンバルを土の中で寝かせる
↓
何かの本に、シンバルは土の中に2週間ほど寝かせると音が良くなると書いてあったので、学校の菜園の一角を借りて埋める
↓
朝、埋めたにもかかわらず、我慢できずに放課後には取り出してしまう
・自転車に、ベルの代わりにシンバルを取り付けた
↓
自転車のベルの音が気に入らなかったキタヤマさん。自転車にシンバルを取り付けてしまいました。
↓
鳴らす時はドラムのスティックのようなものでバァ〜ン!!と叩いていました。
若林:キタヤマさん、街で有名だったでしょう?(笑)
キタヤマ:全然ですよ。もっと有名な人がいて。全身真っ赤で、ママチャリ真っ赤で、サダルをめちゃくちゃ高くした変態がいたんですよ。交差点で止まるとき、こうやって(足を木に高くあげて支える)止まるんですよ。青になると(左右を睨んで)走っていく。
若林:キタヤマさん。
キタヤマ:はい?
若林:シンバルの方が(ヤバさは)上。その人より。
第2章伝説のトライアングルとの出会い
高校卒業後、オーケストラに所属したキタヤマさん。
ある日、「伝説のトライアングル」の噂を耳にします。
なんでも、そのトライアングルを1打、叩くと…。
会場中がきらびやかな音に包まれ、椅子の隅々にまでその音が染み込んでいくような、ものすごくいい音がする
と言われているほどの素晴らしい音色がするというのです。
絶対にこのトライアングルの音が聞きたいキタヤマさん。ドイツのメーカーだと判明するや、ドイツ行きまで計画しますが…。
新大久保の管楽器店で販売されていることが判明。
そこのお店で、音を聞かせてもらったところ…。
…ん?
となりました。
キタヤマさん:イメージが膨らみすぎていて、想像を超えてこなかった
その瞬間、キタヤマさんは思いました。
伝説を超えてみたい!!
トライアングル製作
こうして自分でトライアングル製作に乗り出したキタヤマさん。
ホームセンターで買った金属ではとてもいい音が出なかったので、最高の素材を求め、町工場へ。
しかし、個人でトライアングルを作るという人物と取引をしてくれる工場などあるわけもなく。
何社も何社も訪ね歩いた結果、
ついに、個人と取引してくれる工場と巡り会い。
その工場で最高の素材と巡り合ったこともあり、
2ヶ月で200本のトライアングルを製作。
できのいいものを音楽仲間に聞かせると…。
伝説のやつよりもいい音に聞こえる!!
と高評価。
さらに2ヶ月かけて200本製作。
キタヤマトライアングルの秘密
①通常のトライアングルは鉄でできていますが、キタヤマトライアングルは様々な素材を組み合わせて作られている特注品。
②その金属の棒を熱で曲げたあと、表面をハンマーで叩きボコボコにします。
通常のトライアングルの表面はツルツル。
これをボコボコにすることで音が乱反射を起こし、何重にも鳴っているように聞こえるとのこと。
販売方法
こうしてトライアングルは完成したものの、世に出す方法がわからずにいました。
残った素材で小型のトライアングルを作り、ネックレスとして首からかけ、オーケストラの練習に参加していると…。
1人の男性から声をかけられました。
その方が、海外の一流楽団御用達の老舗打楽器店「JPC」のヒラタさん。
小さなネックレス状のトライアングルから出た音色にヒラタさんが感激された様子を見て、キタヤマさんも興奮し。
JPCで売ってもらおう!
と思い立ち、アポも取らずに、JPCにたくさんのトライアングルを持って赴きます。
JPCの皆さんは、アポもなかったのに即席でオーディションを開催してくださり。
その音色を聞いた4人のプロの皆さんは…。
JPCで専売した方がいいと思いました
これまでにない商品として扱えるかもしれない
など、一様に高評価。それほどキタムラトライアングルの完成度は、最初から高かったようでした。
ということで、置かせてもらうことが決定。
第3章キタヤマ世界へ…。
そして商品がお店に置かれるように鳴った数日後…。
キタヤマトライアングルの音色に惚れ込んだ、フランス国立ロワール管弦楽団の楽団員・ハンスさんがパリから日本に飛んでこられたのでした。
その過程は…。
「JPC」にトライアングルを置く
↓
パリの楽団が日本公演の際、「JPC」に寄る
↓
「なんじゃこのトライアングル!!」と驚く人続出
↓
パリの楽団員の中でトライアングルフィーバーが起こる
↓
ハンス来日でキタヤマが呼ばれる
世界で絶賛の音色
その後、キタヤマトライアングルは、パリの名だたる楽団から
「オーケストラの演奏が変わった」
と賞賛を受けることになります。
今や世界中から注文が殺到しているそうです。
音色
その世界が注目する音が
僕は音楽のことはよくはわかりませんが、音が震えて染み渡るような音色は今までに聞いたことがないようなものでした。
若林のラベリングは、
ハンスにシンバル自転車のことはバレないで欲しい人
でした。
3/11までTVerで視聴可能です!!