走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

MENU

まだ結婚できない男#8 英治の結婚式、桑野さんの、絆スピーチに涙。でもそれ以上に良かったのは、阿部寛・尾美としのりが、初めて姪問題で笑顔を交わしたシーン。

f:id:maddiehayes9915544:20191130143920j:plain

s*****************pさんによる写真ACからの写真

 

Facebook風のSNS

 

桑野さんがFacebook風のSNSのアカウントを取得、

 

「映える」写真を撮るべく慣れた手つきでパエリアを作る…(^_^;)

 

英治と桜子、一気に結婚モード

 

かつても沙織ちゃんと交際していた英治なので、結婚は遠いと思っていたら…。

 

英治の結婚を桑野さんがどう処理するか、が今シーズンの一つの見所だったわけですね。

 

桑野:しかしなんでみんな結婚なんて時代遅れの制度に固執するんですかね。

 

まどか:時代遅れ?どこが?

 

桑野:確かに高度成長の時代は、結婚して男が働き、女が家事と子育てを分業することで、世の中はうまく回っていた。

 

まどか:ハイハイハイハイ。でも当人同士が結婚して幸せならそんなこと関係ないでしょ?

 

桑野:…。まあそうですね。でも実際は、周りがどうとか、親がどうとか、そういうことに左右されて、焦って結婚する例が多いんだ。愛し合ってると思っていても、それは一時的なことで。生活してるうちに、お互いの欠点ばかり目についてきたりして。

 

タツオ、恋わずらい

 

 

タツオの思い犬

 

思い人ならぬ、タツオの思い犬。演じているのは「おもち」という名前のワンちゃんのはずですが。

 

劇中ではまだ名前は明かされていません。

 

あと、チーマー風の怖い飼い主の本性も。

 

義弟・中川、初めてのマジ苦悩

 

尾美としのり演じる中川は、本当にイイ!!ですよね!!

 

毎回、浮気できないのに浮気願望だけはある小心者の悲哀を見事に演じていて。

 

彼が出ているシーンはいつもワクワクしてみてしまいます!!

 

コミカルな演技が真骨頂ですが、今回は娘がメイドカフェで働いている問題を真剣に悩んでいて。

 

初めて見せる、中川の真剣な表情。尾美としのり、見事です!!

 

ゆみ問題

 

 

 今日の金田

 

事務所でゆみの働くメイドカフェ「メイドリアン」のホームページを見ていて、英治に話しかけられ。

 

慌てて開くメールに金田の名前があります。

 

f:id:maddiehayes9915544:20191127222612p:plain

 

@メイドカフェ

 

入り口で、入りあぐねていた桑野さんを、押し込むように入っていく大群は、アジア系の外国人。

 

取材の成果でしょうか!!今やメイドカフェも外国人に占領されているのかな??

 

久しぶりの中川総合病院!!

 

かつてはここがメインの舞台のようなものでしたが。

 

ひさしぶりに見ました、中川総合病院!!

 

ちなみにゆみのメイドカフェでのバイトの理由は、アメリカ留学のため。

 

桑野:…。ああ、あれだ。ゆみは…。まあ、いい子だ。

 

中川:…。信介…。ありがとな。

 

このシーン、実にいいシーンでした。

 

今回はこの後、桑野さんの結婚式スピーチという泣かせるシーンがありますが。

 

涙とか、そういうシーンではなく、

 

何気ない日常のひとこまの中でグッとくるシーンって難しいと思います。

 

阿部寛と尾美としのり、お見事でした。

 

就業後の事務所

 

恒例の独り言

 

就業後の事務所に桑野さんが戻ると英治くんがいて。

 

この事務所に戻ったシーンで、例によって桑野さんがほとんど聞こえない声で独り言を言います。

 

イヤホンで、音量を最大にして聞き取れたその独り言は、

 

やることはたくさんある…。

 

でした。

 

普通に聞いてたら聞き取れる声ではありません。

 

あれって台本に書いてあるのかな?

 

英治:桑野さんに主賓挨拶お願いしたいんです。古い考えかもしれないけど…。まあ、けっこう古い人間なんです俺は。

 

桑野:…。(苦々しい顔。英治の言うことがわかる部分と、そう言うことが苦手な自分の本性とで闘っている)

 

英治:なのに、みんな桑野さんに頼んでも断るだろうし、やってもろくなスピーチしないって言うんです。悔しいです、俺は。俺たちの長い付き合いというか…。絆を、どう思ってるんですかねえ。

 

桑野:…。(苦笑)絆?

 

英治:そうです。

 

桑野:そんな…。目に見えないもののことを言われてもなあ。

 

英治:(この言葉にショックを受け)…。そうですか…。

 

まどかの説得

 

まどか:英治君にとって桑野さんは恩人なんです、その気持ちを汲み取ってあげられないんですか?

 

桑野:いや。スピーチするのは簡単なことですよ。でも、結婚をいいと思ってないのに、綺麗事言えますか?まあ言ったとしてもうわべだけで。そんなスピーチだったら、しないほうがいいでしょう。

 

まどか:(桑野の言い分も理解できるだけに…)うーん、頑固なんだからぁ。

 

三つの袋

 

スピーチ原稿の進捗状況をまどかの事務所まで確認に来る桑野さん。

 

桑野:『今日はお二人に三つの袋を送りたいと思います』…。三つの袋?

 

まどか:結婚式のスピーチの定番じゃないですか。胃袋、お袋、堪忍袋を大切にしなさいって…。

 

桑野:却下。

 

まどか:えっ?!

 

桑野:こういう手垢のついた、月並みな言葉じゃなくて。もっと新鮮なのはないんですか?!

 

まどか:だったら自分で書けばいいでしょう?!

 

桑野:一旦引き受けたんだから最後までやってくださいよ!!

 

(中略)

 

桑野:とにかく、新鮮軽さもありつつ、ときおり笑いも取りながら、最後は感動するやつでお願いしますよ!!

 

映さないブーケキャッチ

 

花嫁が投げたブーケを受け取ると、次にその人が結婚できると言われるブーケトス。

 

誰がそれを受け取るか、はコメディものの真骨頂なのに…。

 

あえてそれを見せない(笑)

 

ラストシーンへの布石。

 

スピーチ

 

(直前まで必死に書いてた原稿を、登壇の際に落とす、という喜劇鉄則のアレ)

 

人生っていうのは、全く何が起きるのかわかりませんね。その時々で、対応していかなければならない…。

 

ああ、つい、結婚する羽目になった時もそうです…。

 

(新婦、露骨に顔をしかめる)

 

まあ結婚して後悔しても、それは自己責任だし。まあ万が一、離婚する時になっても、いい弁護士さんが、そこにいますから。

 

(桑野席周辺のメンバーは頭をかかえる…)

 

まあそれはそうとして…。

 

15年前、僕のところに初めてやってきて。なんにもできなかった英治が。(笑)本当に何もできなくて。何をやっても、ダメダメで。

 

そんなダメな男ですが、ただひとつ、彼は、どんなつらいことも…。

 

逃げなかった。

 

逃げずに、僕と一緒にここまで…。まあ僕も、どっちかというと、ダメな人間ですけど。そんな彼の力もあって。なんとか、ここまでやってこれたわけです。

 

そんな英治のことだから、結婚生活でつらいことがあっても。(笑)桜子さんに責められても、絶対に逃げないでしょう。

 

桜子さん、それは、僕が保証しますよ。

 

僕との間にができたんですから。

 

桜子さんとの間には、もっと…。ね?

 

(もう新郎新婦は、感極まってこの話を聞いている)

 

まあそういうわけで。

 

桜子さん。

 

英治を…。お願いします。

 

…。英治。

 

…。おめでとう!!

 

キーワード・絆。

 

英治が大事にしていたこの言葉を、不用意に踏みにじってしまった自分の過去の言動を反省し。あえてこの言葉を中心に据えたと思われ。

 

英治役塚本高史の感極まった表情が印象的な名シーンでした。

 

と、泣かせておいて…。

 

そんな2人に、今日は、3つの袋を送りたいと思います…。

 

と、きっちりオトす、脚本の妙!!

 

ブーケのオチ

 

最後は桑野さんが、FacebookなのかInstagramなのか、SNSに投稿した写真は、

 

桜子が投げたブーケをつかむべく、有希江の顔さえ踏み台に手を伸ばすまどか先生、という名写真。

 

ちなみにあの時点でついてたいいね!は35でした。

 

英治の結婚式なのに…。

 

早坂先生か、みちるちゃんか、沢崎さんか、誰か、出席してくれても良かったのに!!

 

昔はあんなに一緒に、飲み屋とか、言ってたのに〜

 

と思いました。