今日、エヴァ新劇場版:「序」、明日「破」、明後日「Q」
Qはちょっと…。だけど、「序」と「破」はめちゃくちゃ面白いです‼︎
未見の方は是非!!
2018年12月9日奈良マラソン
2019年12月1日大阪マラソン
2019年12月8日奈良マラソン
ガンバフンバくんとはいろんなマラソン大会の会場で一緒になります。
特に奈良マラソンでは応援場所がかぶっていて、ほとんどガンバフンバくんの真横で僕たちも応援しています。
写真3は去年の奈良マラソン。この年は確か、本職の方でこの日、昼から予定があるとかで、ガンバフンバくんはいつもの場所まで来ることができず、スタートして2kmくらいの地点で応援して、本職の方に戻ったらしいと聞きました。
関西ランナーで「ラン・ウォークスタイル」というお店を知らない人はほとんどいないのではないでしょうか。
『ユレニクイ』というランニング用ポーチを作ってくれているお店といえば、日本中のランナーもわかってくれるのではないでしょうか。
ガンバフンバくんはラン・ウォークスタイルのキャラクターで、いつもエネルギッシュな応援を沿道から繰り広げてくれています。
まだ精力的に大阪城を走っていた頃、よく小柄な男性が後ろから猛スピードで走り抜けて行かれました。
とてつもないランナーさんであることはよくわかっていました。
僕のユレニクイもお方さまのユレニクイも、ランニング用のボトルも、僕とお方さまのトレランシューズも、マラソン用のジェルも、
とにかく何から何まであの店で揃えました。
あの店に飾ってたトレランリュックは憧れで、いつかあれを買える日が来ればな、と思っていました。
ユレニクイという商品はたぶん日本中のランナーに
「自分でも長距離が走れる」
という希望を与えて来れたのではないでしょうか。
残念ながら交流はありませんでしたが、
ランナーとしても、応援者としても、ラングッズの商売人としても、
一流でいらした方だと思います。
ご冥福をお祈りします。
私はお笑いが大好きで、子供の頃からよく見ています。
関西人なのでやはりよしもと芸人さんたちが大好きです。
テレビなどでもお笑い番組におけるよしもと芸人の専有率は大きく、少し前まで日本中で
お笑い≒よしもと、
という空気感があったことは否めないと思います。
ところが最近はそのあたりが微妙に変質しているように感じます。
例の件以来、特に東京でのよしもと芸人さんたちの立ち位置は微妙に変化しているように思います。
例の件以前からも、関西人以外でよしもと芸人さんたちの(関東の皆さんから見れば)粗野な言動を不快に感じていた視聴者の意見を汲んで、
よしもと芸人が少ない(あるいはゼロ)のお笑い番組なども目立つようになってきて。
「有吉の壁」なんかでも、よしもと芸人を決してスポイルしてはいないものの、他の事務所の芸人さんとバランスよく配置している結果、
よくある、よしもと芸人たちが固まって世界観を作って強引に笑わせる、という図式はなく、
他の事務所の人たちの間にポツンとよしもと芸人が1組いるという図式は…。
特に関西から来たよしもと芸人なら、それまでは圧倒的多数で周りを占めていた事務所の魔力が解けてしまって、
裸で、他の事務所の人たちの間に放り出されて、
彼らの底力が試されていて。
他の事務所の芸人さんたちが爆笑をとっている中、よしもと芸人がスベっている、という、関西では絶対に見ない光景をよく見ます。
「ミスター壁」の安村はよしもと所属だと思いますが。
よしもと芸人さんたちの間では完全に「終わった芸人」という扱いだったのではないでしょうか。
それが有吉に見出され、根気よく使ってもらったおかげで、今あの番組で彼は爆笑をかっさらっているばかりか、
彼が「有吉の壁」でやっている、
「毎回、髪をバリカンで剃る」
だとか、
「自宅を水浸しにする」
といった芸は、すでにテレビをつけると他の芸人たちが一斉に真似をし始めていて。
「よしもと芸人」ではなく「チーム有吉」としての安村がリスペクトされ始めているように思われます。
有吉自身、終わった芸人だった頃、内Pでウッチャンに根気よく使ってもらった恩は決して忘れていないようお見受けします。「内さま」に出た時の、ウッチャンとさま〜ずを見る彼の目は、他の番組では見ない恩義に震えているように見えます。
チーム有吉として頑張っている安村には心打たれるものがあります。
そんな中で…。
よしもとイチ推しの芸人がスベっている、という構図。
「有吉の壁」に代表される、新しいお笑い番組におけるよしもと芸人の立ち位置の弱さを感じずに入られません。
そのことを強く感じるのは、芸人さん同士がお互いを呼ぶ際に使う言葉の変化です。
ご存知の通り、よしもと芸人さん同士が呼び合う場合、
1日でも早く事務所に入った人には
〇〇兄さん、〇〇姉さん、
と「兄さん」「姉さん」という呼び方をされます。
これはよしもとさんに限った風習だと思います。お笑い界におけるよしもとの占有率は極めて高いので、あたかもこれがお笑い界における風習なのかと思うほど一般化していました。
そして先輩ではなく、同期か、それ以下、つまり後輩たちに対しては、
「呼び捨て」
というのがよしもとさんの風習であったと思います。
ただ、よしもとさんの名誉のためにいうと、呼び捨てであっても、それが不快に聞こえるということはありませんでした。ただ仲間内の愛のこもった呼び捨てというふうに、少なくとも僕自身はそう思って聞いていました。
しかし前述の通り、「兄さん姉さん」と「呼び捨て」はよしもとだけの風習。
最近の、関東に拠点を置く他の芸人さんたちの、お互いの呼び方は…。
〇〇くん
が一般的だと思われます。同期でも、ほんの少しくらい先輩でも、そして後輩でも。
わけ隔てなく「くん付け」で呼び合う、少しくらいの年代の差など無視し、互いをリスペクトし合っているような呼び方はとてもスマートです。
また、「くん付け」が恐れ多いほどの先輩には
〇〇さん
と呼ぶことで敬意を表しています。
この
〇〇くん
という他人の呼び方、これがテレビを通して聞くととても紳士的でスマートで、クールで。
令和の芸人間の呼び方にぴったりマッチしているように思えます。
そして今この風習が急速に芸人の間で広がっているようにお見受けします。
よしもと芸人も御多分に洩れず、
つい最近、大阪から東京に進出し、東京に見出してもらいたいよしもと芸人さんが、すでにこの
〇〇くん
といった呼び方で他者を呼んでいる場面を時々目にします。
大阪にいた時そんな呼び方してなかったやん!!
と叫ぶ我々の声は聞こえないフリをして(笑)
こうして関西芸人は東京に染まっていきます(笑)
ただよしもとは劇場の数が多いので、所属芸人たちが腕を磨ける場が多いのも事実。
今まで通り、自分たちの世界観がどこでも通用する、という強引なやり方ではなく、
東京に進出したら、他者に合わせるスマートさを持つ者でないと生き残れないのかもしれません。
お方さまはおでんが好きだ。
私も好きなのであるが、お方さまは最近、特におでんへの愛情が強くなっている。
理由としてあげられるのが、「ちくわぶ」を具材として入れ始めたこと。
関西人のわれわれとしては、「ちくわぶ」という具材の存在は知っていたものの、食べた経験は全くなかった。
それが、あるスーパーでたまたま売ってたちくわぶを購入し、おでんに投入したところ…。
ぜんぜん美味しくない(-∀-`; )
その模様をフェイスブックにアップしたところ、
「煮込みがぜんぜん足らない」
と関東の人から指摘を受けた。
パッケージに書かれていた通りの煮込みでは足らないようだ。
そこで次は、たっぷり煮込んでみた。すると…。
よく言えば、「もちもち」。
悪く言えば、「ネチャネチャ」。
確かに、唯一無二の歯ごたえというか。
経験したことのない食感であった。
また、出汁を吸い込んだ、新食感の食べ物は、なかなか興味深いものであった。
一方で、2度目のちくわぶチャレンジには、関西風おでんとちくわぶとの問題点も発覚した。
ちくわぶを入れると出汁が濁る。
関西風おでんの出汁は、薄く透明な醤油色。
すじ肉など、この透明さを濁らせる具材は別鍋で煮る、というのが池田家の鉄則である。
よって、次回、おでんにちくわぶを投入するなら、ちくわぶも別鍋で煮る必要がある。
お方さまの中で、ちくわぶを使用したおでんに対する料理計画が、着々と進行していった。
そして昨日。
ちくわぶを使用したおでんの第三弾が料理された。
お方さまキッチンからその模様をお届けしよう。
出汁が濁る具材は別鍋で煮るが、それだけでなく、具材が多すぎるので、濁らせない具材も2つに分けねばならぬのだ(笑)
練り物を中心とした鍋
みんな大好き卵。ホタテに、そこにはタコも眠っている。
これが問題の別鍋。出汁を濁らせる肉と、ちくわぶ用鍋。
すじ肉とシチュー肉
ちくわぶ
ちくわ
梅焼き
きくらげ入り平天
厚揚げ
平天
はんぺん
ホタテ(底にはタコも)
卵
こんにゃく
1のすじ肉とシチュー肉であるが。
本来はすじ肉のみを入れる。
今回、いつものスーパーで、いつものすじ肉が満足いく量、手に入らなかったので(お方さまは北見牛のすじ肉じゃないと自分のおでんに入れない、と決めている。なぜだ?)
ちょうど横に、北見牛のシチュー用の肉があったので、今回、それも併用してみた。
(なかなか美味しかった)
2、これが今回ご紹介したいちくわぶだ。
肉と同じ鍋で煮ているところに注目してほしい。
ちくわぶの長所として、「出汁を吸って美味しくなる」
ちくわぶの短所「出汁を濁らせる」
この長所と短所を見事に融合させた作戦がこの、
「肉の鍋とちくわぶを一緒に煮る」
という作戦である。
いわば共に「出汁を濁らせてしまう」具材なので同時に煮ることは必然とも言えるが、
肉から出た出汁をちくわぶが吸うことによって、ちくわぶの旨味を最大限に引き出す秘策なのであった。
見よ!!この肉の出汁が染み込んだ、旨味溢れるちくわぶの姿をっ!!
4の梅焼きについて、関東の方でご存知ない方もいらっしゃるようなので追加説明。
いわゆる練り物で、梅の形をしているから梅焼き。ふわふわした食感で美味しい。
5のきくらげ入り平天は、今回初めて投入。スーパーでこの種の変わりダネの平天があれば積極的に投入することにしている。
さて、これらを煮込んでいくと…。
練り物の鍋はもはや蓋が閉まる状態ではなくなった(笑)
仕方がないのでタッパに詰め、近くに住んでる親戚におすそ分けをした。
肉の出汁が染み込んだちくわぶはとても美味しい♡
関東人にとってこの具材は飽き飽きした、おでんの中でも2軍的立ち位置の具材である、という話はよく聞くが、
関西人にとっては未知の味であり、
こうやって調理すると、
もはやこれ以上、進化しようがないと思われていたおでんに、
また1つの命が吹き込まれたような気がして。
ちくわぶ、なかなか美味しいです。関西の皆さんも是非、肉と同じ鍋で煮るなりして食べてみてください!!
問題は、関西ではなかなか売っていない、という点です。
われわれは、近所のイトーヨーカドーの練り物コーナーで、セブンアンドアイのプライベートブランド、セブンプレミアムのちくわぶが売っているのを発見しました。
プライベートブランドということで、セブンアンドアイの工場で大量に作って、日本中のイトーヨーカドーに納品していると思われます。
ですので、手に入りにくい地方の皆さんは、是非、最寄りのイトーヨーカドーをお探しになることをオススメします!!
餃子の餡って本当に美味しい。でも餃子は皮で巻いちゃうから、糖質が心配。
っていうか、餃子の餡だけ取り出して食べてみたい!!
そんな私の願いを聞き入れ、お方さまが作ってくれたのが「餃子ハンバーグ」です!!
これはその名の通り、餃子の餡を皮で巻かず、そのままハンバーグにしちゃった食べ物。
ニンニクを入れないので、小さくするとお弁当にも持っていける優れもの。
また、大きい状態で、お好み焼き風に食べることもできます。
作り方を見ていきましょう。
白菜を切り刻みます。約半玉ぶん。
ボウル満杯の白菜。
1の白菜に醤油を加えます。大さじ3杯くらい。
かき混ぜます。混ぜたら水分が出るまで15分、置きます。
次は生姜です。生姜は写真のように、水に浸けておくとみずみずしく保管することが可能だそうです。
写真ぶん、3片ぶん」ほどすりおろしてください。
次はお肉。豚肉がいいんでしょうが、ここでは安くてヘルシーな鶏胸ミンチを使います。ニンニクを使わないので、、豚より鶏が合ってる、とはお方さまの弁。500gを2パック、1kgの鶏胸ミンチ!!
ちなみに、使用するのはこれだけです。
卵×3、お味噌(適量)、塩(適量)、コショウ(適量)、下ろした生姜のしぼり汁(しぼり汁のみ)、を投入。
まぜまぜ。冷たいそうです。
2で切った白菜。15分程度で水分が出ています。
手で絞り、水気を取り除きます。
水気を取り除くと、大量だった白菜も一回り小さくなります。
白菜を、5に投入します。
よく混ぜましょう。
ネギを切ります。約10本くらいのネギ。
切ったネギを7に投入しましょう。
そしてよくまぜまぜ。
こんな感じ。
ごま油を入れましょう。適量です(-∀-`; )
これでタネは完成です。あとは焼くだけ。
熱したフライパンに油を敷いて、タネを焼きます。フライパンいっぱいに広げましょう。ひっくり返す余地は残しておきましょうね。
焼き目がつけばひっくり返し、
フタをします。このまま3〜4分程度。
完成です(๑•̀ㅂ•́)و✧
これはちょっとしたお好み焼きの大きさになっています。小判くらいの大きさに切って冷凍しておけば、お弁当のおかずにもなります。
また、この大きさのまま、「お好み焼き風ハンバーグ」として、お好み焼きソースとマヨネーズをかけて食べると、低糖質お好み焼きになります!!
お腹も満腹、お弁当にも使えて、ハンバーグとしてもお好み焼きとしても食べられるこの料理、オススメです!!
現在、長居植物園は「あじさいウィーク」。
大阪市内最大級 約10,000株のアジサイ
が咲き誇っています!!
花しょうぶ園も美しく!!
コロナで荒んだ心が洗われるような時間が流れます。
しかも、「あじさいウィーク」の間は、「雨の日キャンペーン」と言って、200円の入場料が150円に割引になります!!
【雨の日キャンペーン対象】
前日17時大阪管区気象台発表の天気予報で06-12時または12-18時の降水確率が70%以上の場合。もしくは当日が雨の場合(当日の雨の判断は当園がいたします)。
※自然史博物館への入館料の割引はございません。
お近くの方は是非!!
お方さまは若い頃から視力がたいへん良く。メガネのお世話になったことなどなかったのですが、
数年前から手元の字が見えにくくなり、緊急避難的に、某格安メガネチェーンで老眼鏡を購入しました。
ところが、これがそれほど役立っていなかったようで。仕事でやむなく使用する際も、ストックの中の細かい文字などをスムースに判別したいのに、
かけて、外して、を繰り返さなければならない老眼鏡は、スムースに仕事を進めるにはあまり効率のいいアイテムではないようで。
「遠近両用」が必要かも、とお方さまは常々、思っていたのでした。
さて、メガネ問題になれば、相談する場所は、関西では一択です。
そう、当ブログでも何度も紹介させていただいている「眼'Z」さん。
とにかく関西ナンバーワンのメガネ屋さんです!!
(このビルの3階。なんの看板もありません!!)
13日木曜日、予約を取って。
久しぶりに眼'Zさんに向かいました。
緊急事態宣言が解除され、初めて出向いた心斎橋の変わりように圧倒されながら…。
井上氏から、遠近両用メガネについて、とてもためになるお話を聞かせていただいたのでご紹介します。
不勉強ながら知りませんでした!!「中近両用メガネ」の存在を。
お客様を接客する、という、3メートルから30センチ程度の距離なら、「遠近」というより
「中近」が良いかもしれません。
<メリット>
遠くは見えないけど歪みが少ない。そして手元の視野が広い。
<デメリット>
クルマの運転とかマラソンの応援とか、遠くを見ることができない。あくまで「3メートルから30センチ」です。
遠近は
<メリット>
「エンドレスから30センチまで」。要は、ずっと遠くが見える。
<デメリット>
何枚もレンズを重ねるのでどうしても歪みが出るので、視野に歪みができる。使ってて気持ちが悪くなる。手元の視野が狭い。
最近は「近近」もあります。「パソコンから手元」を見るのに便利なメガネ。
「遠近」「中近」「近近」。最近はこの3種類があると思っていてください。
こういう説明がなされたあと…。
井上氏の視力検査が始まりました。
眼'Zさんの、お仕事上の極秘ノウハウに触れてしまうと思われるので、詳細を記すことはできませんが。
一般のメガネ屋さんでは、およそ経験したことのないような、詳細な視力検査が、30分ほど時間をかけて行われます。
と言っても、被験者の負担になるようなことは一切なく。ただ椅子に座り、何種類かのメガネをかけて、井上氏の質問に答えるだけなんですが。
利き腕、と同じ「利き目」がどちらかを判定する検査に始まって。
それこそ、自分の目について知らなかった、いろんな検査をしていただきます。
こうして、利き目がわかり、さらにものを見るときの、お方さまのクセなど、いろんなことが検査によってわかってきました。
こうしてわかったことは、
①
視力は1.2あるので、普通、そんな人はメガネは必要ない。でも目は筋肉で動いているので、午前中はいいけど夕方以降はピントが衰えてくる可能性がある。それに備えた弱いメガネを作る程度かな、と思います。
②
ものを見る際に、何種類かの「悪い癖」を持っている人もいますが、奥さんの場合はそんな癖も見当たらない。
③
よって、
A)弱い乱視用のメガネで輪郭をはっきりさせて、
B)手元を見る力の衰えを、ご年齢に沿った度数で改善して見ましょう。
井上氏は手元のボックスに無数にあるレンズの中から一瞬の躊躇も見せず1組のレンズを取り出し、メガネにはめ込み
これで手元のスマホを見てください。
うわっ!!すごくはっきり見える!!
でも遠くは?…。見えないですよね。これは中近、近くを見るものだから。
では今度、遠近にしてみますね。このレンズを入れて…。はい、ちょっとアゴを引いた感じで。遠くを見てください。
あっ…。これだと遠くが見える…。
で、今度はアゴを上げて、手元を見てください。
見えます。
アゴをさげると…。
見えない。
この首の上下運動が、遠近の場合、最初は難しい。練習しないといけない。首を左右に振って見てください…。グラングランって揺れる感覚、ないですか?
あります。
ちょっと歩いて見ましょう。
かなり歩くの難しいですね。思った以上に、近くが見える範囲が狭い。
ではもう一度、中近のレンズに代えましょう。これで手元を見てください。広くないですか?
すごく広いです!!
これが中近です。
その代わり遠くは3メートル先までを見るためのもの。でも揺れが少ないし、何より近くの視野がたいへん広い。
ただクルマの運転、スポーツ観戦、などには不向きです。
私も仕事で使いたいだけだし。こっちがいいかな。
「遠近」を買いに来ましたが「中近」の存在を知り、こちらにしました。
この後、乱視用のレンズのある/なしをテストしたり、遠近のメリット/デメリット、中近のメリット/デメリット、の詳細な説明をしてくださいました。
やはりどんなに「揺れない」を標榜している遠近でも、かけて見ると最初は揺れて見えるのは仕方がないようで。
そういう意味でも、最近は中近がよく売れている、
とのことでした。
ここで私は1つの疑問が湧きました。
しかし、中近、というレンズの存在を、わたくしども夫婦は不勉強ながら知りませんでした。そんなに便利なレンズなら、なぜもっと、メガネ業界さんは、その存在をアピールしないのでしょう。
すると井上氏は、苦笑いをしながら…。
本音を吐露してくれました。
それはやっぱり、メガネを売りたいからでしょう。
と、言いますと?
まずは遠近を売るんです。みなさん、遠近しか知らないから。遠近をください、ってくるから。そしてお客さんから、
「遠近を買って持ってるけど、揺れて見にくいなあ」
というお声が返ってきたら、
「実は中近ってレンズもあって…。」
とセールストークにつなげる。
「遠い時用はもう持ってらっしゃる。じゃあ今度は、もう少し近い時用、でこっちも作られたらどうですか?」
ってアプローチで中近のレンズを紹介する。そうするとお客さんは、
「あ、見やすい!!」
ってなって中近も買う、って流れになるんでしょう。これで2本目も売れる。
なるほど!!
私はそんなあこぎなマネはしたくないから、最初からこうやって中近の存在をお客様にお知らせして、お好きな方を選んでもらっています。
次はどんなフレームにするか?
井上氏はお方さまと面識があります。10本以上、候補を選んでくれていましたが、結局、決めたのは第一候補のデザインでした。
こちら。
井上氏の知り合いの工場で作っているMADE IN JAPAN のフレームだそうで、他の候補の外国製フレームに比べ、掛け心地が安定している、とお方さまの弁でした。
また樹脂の技術向上でフレームがかなり細く、軽量化にも成功し、MADE IN JAPANの面目躍如と行ったフレームです。
井上氏は以前から「レンズは高級すぎるものを選ぶな」とユーザーにアドバイスしてくれています。度数が変わる可能性もある、傷がつく恐れもある、etc.etc。いろんな理由でレンズは途中で買い換える可能性がるから。
その中で、今回、井上氏が選んだレンズがこちら。
東海光学さんはレンズ業界第4位のメーカー。
業界3大メーカー、ニコン、ホヤ、セイコーはいずれも外国で作っているレンズがほとんどですが、東海光学さんはMADE IN JAPANです。
やはり表面コーティングは日本製の方が強力。仕事用だと傷がつきやすいことを考慮すると、日本製レンズにこだわりたいですね
こだわった視力検査。
こだわった日本製フレーム。
こだわった日本製レンズ。
購入計画の段階で我々夫婦は5万円程度だろう、と腹をくくっておりました。
遠近(結果的に中近にしましたが)というレンズの特殊性などを考えるとこれくらいが相場か、と。
ところが…。
フレーム、レンズ合わせて26000円の消費税28,080になります。
半分、とまでは言いませんが、想定外の嬉しい価格で収まりました。
遠近のメガネが欲しいな…。と思っているあなたにこの記事が参考になれば幸いです。
井上さんがお一人で運営されているお店です。必ず事前に電話でアポを取ってからお店に行くようにしてください(╹◡╹)
「眼'Z(ガンズ)」
所在地: 〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場4丁目10−20 グランドメゾン西心斎橋308号
電話: 06-6251-5504