西心斎橋・スポーツサングラス専門店「眼'Z」のオーナーであり、カリスマスポーツサングラストレーナーでもある井上氏に、2017年のおすすめスポーツサングラスをお伺いしたところ…。
(「眼'Z」については以下の記事を参考にしてください)
以下の3デザインを教えていただいた。
早速ご紹介しよう!
"Zonyk Pro ゾニック・プロ"
リオ・オリンピックで福士加代子選手がかけていたことで日本のランナーにも有名になった、Zonyk Pro。
福士選手だけでなく、世界のトップアスリートたちが、リオではこのゾニックプロを絶賛したと言う。
以下、アディダス公式サイトより引用。
商品の概要広い視界を確保するレンズと、軽量なフルフレーム。
最適なフィッティングを可能にするため、テンプル角度は3段階、ノーズは2段階調整が可能。新たにデザインされた着脱可能なスウェットパッド付き。汗の侵入を防ぐと同時に、風を取り込みレンズの曇りを防ぐ。
存在感のある抜群のスタイリング。 ハードケース&ソフトケース付き
実際に、こめかみの部分とノーズパッド部分は簡単にカチカチと角度を調節することができる。
2017年は、このZonyk Proに代表される、左右一枚ずつのレンズではなく、ゴーグルのように左右がつながっているタイプがトレンドになるとのこと。
ZONYK|アディダス オンラインショップ -adidas 公式サイト-
続いては…
"Do Blade ドゥ・ブレイド"
POC ポック
恥ずかしながら、僕はこのPOCというブランドは聞いたことがなかった。
Zonyk Proと同じく、一枚レンズのゴーグル型のサングラスだ。やはりこの流れが来年は強いのだろう。
以下、POCオフィシャルサイトより引用。
「全力でアスリートを重大事故から守る事」 これがPOCのミッションです。POCはスウェーデンの新鋭ブランドです。素材の組み合わせや構造等の特許を取得し、プロテクション性能の向上に日々努めています。
ストックホルムは安全、医学、保険、性能試験等、多くの分野においてヨーロッパで最高の技術が集まる中心地です。そんなストックホルムの郊外に位置するPOCの研究所では、素材研究者、インダストリアルデザイナー、グラフィックデザイナー、脳神経科医、脊椎損傷の研究者、各分野の専門家がそれぞれの視点から研究を重ね、優れた製品を開発しています。
すべての製品はトップアスリートにより何度もテストされ、プロテクション性能が強化されます。アスリートは常に全力でフィールドに挑みます。そこには擦り傷や打撲、脊椎や脳の損傷等のリスクが潜んでいます。それらのリスクを限りなくゼロにするため研究開発が行われ、優れた製品が生み出されています。
POCは製品開発にベストを尽くします。優れた安全性、品質、性能を実現する為には利益や原価に関わる事でも決して妥協はしません。
アイウエアについて。
POCの高性能アイウェアは、スキー用ゴーグルの開発で得た経験を元に、その知識と技術を最大限に利用し開発されました。全てのサングラスは自然の中での様々なコンディションから目を保護し、最適な視界を保つことができるようデザインされています。
DO Bladeとは。
DO Bladeは軽量性と耐久性に優れるグリルアミドをフレーム素材に使用したロードサイクリング用のアイウェアです。柔軟性もあるためコンディションに合わせてのレンズ交換が容易にでき、ノーズピースは高さを調整可能でフレームのフィット感を最適にします。レンズはベンチレーションホールや曇り止め加工を施したCarl Zeiss社製の球面レンズを採用し、歪みがなくクリアな視界を保ちます。
DO BLADE | フルマークスストア-北欧アウトドア用品,NORRONA,HOUDINI,POC,SAILRACING公式通販-
最後は…
"FOTONYK フォトニック"
RUDY PROJECT ルディ プロジェクト
以下、ルディ プロジェクト公式サイトから引用。
2017年度モデルフォトニック登場。
さらなるパフォーマンスの向上。
世界のトップ・アスリートたちとの共同開発と設計に2年間にもわたる時間を費やし、ルディプロジェクトの最新パフォーマンスモデルとしてフォトニックが誕生しました。数々の最新機能、最高の快適性、息をのむデザインが見事に融合し、一つの傑作となったのです。
まず注目すべきは「バンパー」システムです。バンパーは柔軟性と弾力性を備えたポリマー製で、落車やその他の衝撃から顔を守ります。
また、バンパーのカラーを替えることで、ガラリと印象を替えることもできます。
フレームからの取り外しが簡単にできるため(スマート・ロック・システム)、開放感のあるハーフ・リム状のアイウェアに変身させることが可能です。たくさんのカラーから自分のスタイルに合うものを選んでください。
フォトニックは超軽量でありながら丈夫な設計です。運動中にどうしても熱がこもるレンズ上部にはエア・チャネルを配置。
数々の賞を受賞した「ヴェント・コントローラ」システムを基に、レンズをカチッと上げ下げすることで簡単に内側の空気の流れが調整でき、快適性をより高い次元に向上させることが可能になりました。テンプル内の大きな通気口を通して空気が出入りすることで、空力抵抗を下げ、曇り止め性能を最適化しました。最新のエルゴノーズⅩを採用し、あらゆる顔の形状にフィットし、まるでサングラスが顔の一部になったような一体感を得られます。
光学サイエンスの最先端に位置するルディプロジェクトは、最高度のパフォーマンスを約束します。世界で最も進化した調光レンズテクノロジーを持つインパクトX等の採用により、比類のないレベルで眼の保護を実現したのです。
視力矯正レンズが必要な方は?
新型オプティカルドックは、強い度数のレンズでも交換だけで対応できる丈夫なプラットフォームです。
いかがだろうか?気になるデザインはあっただろうか?
ちなみに、いずれの商品も、眼'Zさんで度付きに対応が可能とのこと。
ADIDASはドイツ、POCはスェーデン、RUDY PROJECTはイタリア、と全てがヨーロッパのブランドとなっている。
オークリーがやや元気がないとのこと。このところの世界情勢を反映しているようだ、と井上氏もおっしゃっていた。