▲採血。9本ぶん取られました (^◇^;)
僕は今年の9月13日に、心房細動のため心臓カテーテルアブレーションの手術を行った。
経過は一応、順調だ。毎日、ランニングログをアップしながら、血圧も計測している。この血圧計は、不整脈が出るとそれも感知する。
手術前は、必ず不整脈マークが出た。出なかったことはない。
術後、血圧計測しても、不整脈マークが出たことはない。これが嬉しい。
でも、実は毎回、血圧計測時は、
「今度は不整脈マークが出るんじゃないかな…」
と、ドキドキしながら図っていることはヒミツだ。
▼手術前。血圧177の106。脈拍97。安静時でこの状態。しかも脈がバラバラの不整脈。
▼手術後。115の72、脈拍46。
さて、今日は退院後、2回目の外来。前回から2ヶ月、間が空いている。
血液検査と心電図を図り、主治医の渡部先生の元へ。
先生:血液検査も心電図も、特に問題ないですね。
オレ:そうですか、ありがとうございます。
先生:この様子なら、もうサンリズム(不整脈の薬)は飲まなくていいです。
オレ:えっ…(ちょっと不安になる)
先生:どうかしました?
オレ:たまに、薬を飲むのを忘れてしまうことがあって、そういう時は、脈が早いような気がするんですが…
先生:それはそうでしょう。ビソプロロールという、脈を遅くする薬、これを飲み忘れたらそうなります。池田さんの場合、基本的に脈が早いんです。
オレ:じゃあサンリズムは関係ないんですね?
先生:はい。残ってるサンリズムは、万一、脈が乱れるようなことがあったら、とんぷく的に使うようにしてください。
オレ:わかりました。…あのー…
先生:はい?
オレ:ほぼ毎日、30分だけ、走ってるんですが…
先生:ほうほう。
オレ:心拍数は118bpmを超えないよう心がけて。
先生:118ってどこから出てきたの?
オレ:「マフェトン理論」という理論で、最も脂肪をエネルギーにしやすい走り方なんです。普通は220から年齢を引きますが、マフェトン理論では180から年齢をひき、さらに心臓病経験者はさらに10を引くんです。
先生:それで118?
オレ:そうです。心拍数が低い走り方の方が僕も安心ですし。
先生:なるほど。
オレ:来年の2月19日に京都マラソンがありまして…
先生:(苦笑)
オレ:出たいんですが…
先生:すごいですね。
オレ:完走できる/できないはどうでもいいです。心臓に無理なく走るので…
先生:大丈夫ですよ。この心臓の数値で練習続けているなら、それで大丈夫です。
その他、股関節の痛みがまだあることなどを質問したが、やがて治るとのこと。股関節の動脈から心臓に向けて、5本の管を挿入したので、術後半年は、股関節近辺にゴリゴリした違和感を訴える患者は多く、次第に違和感は消えるとのことだった。
そういうわけで、晴れて主治医からも京都マラソンOKが出た。この練習方法も心臓へ悪影響もないことがわかった。
これからも焦らずにやっていこう。