僕という人間は、悪く言えばメンタルが弱い人間です。
良く言えば(良く言ってることになるかな?)迷信深い人間です。
昨日のハーフマラソン。心拍数に注意しながら走りました。110bpmでは15kmまでは走れましたし、110bpmを極端に越えることをしなければ大丈夫とは思っていましたが、やはり慎重になりました。
家からランニングウエアを着て行きました。その上にダウンジャケットを羽織って。
現地ではダウンを脱いだら準備完了。
昨日もアップした、この写真。河内清純兄さん(左)と福島さん(右)とで、スタート前に撮った写真です。
良く見ると左肩に…
白い羽根がついています。
ダウンジャケットの羽根だと思います。
この羽根。スタート前には気づかなかったのですが、スタートしてすぐに気づきました。
走りながらふと視線を下にやると、左肩にこの羽根が見えました。反射的に右手で払おうとしましたが…
なんとなく、そのままにしておきました。
ずっと、枚方キングこと福島さんが、僕の横で見守りながら走ってくれたのですが、
この羽根もまた、僕と一緒に旅をしました。
きっと僕を応援してくれているであろう、
沖縄のあの人、
中国地方のあの人やあの人、
関西の、あの人や、あの人や、あの人、
東海地方のあの人やあの人、
埼玉のあの人、
東京の、あの人やあの人やあの人、
そのほかの関東地方のあの人やあの人、
東北のあの人やあの人、
特に山形のあのご夫婦、
北海道のあの人やあの人、
なんかのお気持ちが、この羽根になって、僕の肩に留まっているような気になりました。
こいつが肩に乗っている限り、必ずや、完走できる、そんな気持ちになりました。
▼残り2km。福島さんが撮ってくれた写真です。
▼拡大して見ると…
いったいなぜ、この羽根が肩から飛んで行かなかったのかはわかりません。一陣の風が吹いた時、僕は反射的に左肩を見ました。でも羽根はずっとそこにありました。
貴重な休日を、なぜか僕なんかのために伴走してくれた福島さんと同じく、
日本中の友の、アホな強い思いが、この左の肩に乗っているかのようでした。
そしてゴールの時も。
▼完走証を手に、記念撮影。
▼この時も。
羽根は、最後まで僕の左肩に止まっていました。
汗だくのTシャツを脱いでも、まだそこにありました。
昨日、僕が完走できたのは、きっと、この羽根と一緒に僕と21.0975kmを共に走ってくれた、
たくさんの友の思いがあったからだと思います。
本当にありがとう。