走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

MENU

ガーミン Garmin リストウォッチ型ランナー用GPS時計への思い。

▼左から。初代・フォーアスリート205、2代目・フォーランナー410、3代目・フォーアスリート910XTJ

f:id:maddiehayes9915544:20170117192249j:plain

 

学生の頃は、とてもよく走っていました。

 

同志社大学で、小劇場という劇団に所属していた僕は、芝居ばかりしていました。激しい動きの中でセリフを言う際に息が切れないよう、全員が稽古前はストイックに走っていました。

 

BOX(部室のこと)がある同志社の新町別館を出て、上立売通りを相国寺で折れ、今出川御門から京都御所に入り、いわゆる「内御所」と呼ばれるルートを一周して、同じ道で新町別館に帰る。約4kmのコースを毎日、走っていました。

 

f:id:maddiehayes9915544:20170117193130p:plain

 

当時は単なる体力づくりのために走っていたので、タイムを計ったりはしていませんでしたが、なんとなく、20分程度で走っていたと思います。キロ5分で走ってたんだなあ…

 

当時の体重が50kg程度、そして時は流れ…

 

2010年、僕の体重は101kgに膨れ上がりました。

 

走りたい、でもモチベーションがない…

 

走ることが好きだった記憶はずっとありました。だから一念発起、走ってみようと走り出しましたが…

 

学生の頃は、走って、体力をつけて、芝居を頑張る、と言う順番でしたが、

 

今はただ走るだけ。

 

久宝寺緑地1.5kmの周回コースさえ走れなかった記憶があります。

 

それでも続けたい。

 

続けたいけど、モチベーションが湧かない。

 

なぜなら、きょうは何キロ、何分で走った、と言う記録が残らないから。

 

これは勝手な言い分でしょう。きっとこれまでも、例えば陸上部の人たちは、ストップウォッチだけを頼りに、何キロのコースを何周走った、などの情報を髪に記録してきたのですから。

 

しかし、慣れない運動で朦朧とする意識の中、走っていると、何周走ったといった情報がうやむやになり、はっきりと記録できない。

 

それをきっちりと記録できたらモチベーションも上がるのに…

 

そんなことを思っていたら…

 

ガーミンとの出会い

 

ふとつけたテレビ番組、KBS京都で放送していた「走る男」の中で、森脇さんが腕に巻いている、見慣れぬ時計に目が止まりました。

 

なんだ、あれは…?

 

ランニングで日本を縦断していた森脇さん。いつも、スタート地点でスイッチを入れ、今日のゴール地点で再びスイッチを押すと…

 

その日走った距離

その日走っていた時間

1kmを走るペース

 

が表示されていた。

 

しかも、そのデータをパソコンに覚えさせることや、走ったルートをパソコン上で描き出すことが可能である、と言うことが分かった。

 

これは欲しい!

 

これがあれば、ランニングへのモチベーションは格段に上がるだろう!

 

ただ…

 

4万円を超えるお値段。

 

おそるおそる、お方さまに申し出たところ…

 

やんわりと…

 

NO!

 

の返事だった…

 

しかし、何度もお願いして、やっとOK をもらって購入!!

 

初代・フォーアスリート205

 

それが、伝説の名機・ガーミンフォーアスリート205でした。

 

▼2011年3月27日、2度目の、ハーフマラソンの距離を走った。

f:id:maddiehayes9915544:20170117175130j:plain

 

とにかく、このガジェットを手に入れてからは、走ることが楽しくて楽しくて、もう毎日のように走っていました。

 

そのためよく怪我もしていたけれど。

 

このころのガーミンの同期は、今のような無線の形ではなく、有線で繋いで行なっていました。

 

だから、同期ができないと言うトラブルはなかったように思います。

 

しかし、いちばんのウリであるはずの、ランニングルートの地図上へのアップが、かなりアバウトでしたね。

 

和歌山の海沿いを走った時は、ガーミンの地図では、僕は太平洋の真ん中を足で走ったことになっていました。

 

2010年末に購入したこのガジェット。2年半くらい経つことから、電源が入らなかったりするトラブルが発生するようになり…

 

2013年末、とうとう、電源が完全に入らなくなりました。悲しかった…

 

2代目・フォーランナー410

 

あとを継いだのは、並行輸入で購入した、ガーミンフォーランナー410。

 

「フォーアスリート」と「フォーランナー」の違いは、日本で発売したか、アメリカで発売したか、の違いのようです。

 

そのためフォーアスリートは日本語で表記されていますが、フォーランナーは英語表記。取扱説明書も英語なのでなかなかわかりませんでした。

 

この410シリーズはけっきょく、日本では発売されなかったようです。つまりフォーアスリート410ってのは発売されなかった。

 

それでも、フォーアスリート205で行っていた、距離、時間、ペースははっきりと計測できるし、パソコンへの同期も、無線で行うよになりましたが、転送ミスなどはなかったように思います。

 

2013年年末に購入した、フォーランナー410。こいつもなかなかの名機でした。

 

ウルトラへの挑戦。3代目・フォーアスリート910XTJ

 

その2年後、サロマ湖100kmウルトラマラソンを目指していた僕は、まだ410が使えるにもかかわらず、バッテリーが13時間も持たないと言う理由から、ウルトラ用ガーミンの最上位機種、フォーアスリート910を購入します。

 

実は、910を購入する際、一瞬ですが、「スント」と言う選択肢が頭をよぎったのも事実です。

 

スントは何と言ってもデザインがカッコいい。普段使いで腕にはめていても遜色ない。

 

映画「イコライザー」でデンゼル・ワシントンもはめていて、とてもCOOLな使われ方をしていました。バッテリーの寿命も、ウルトラマラソンをゆうに走れるタイプも数多くありました。

f:id:maddiehayes9915544:20170117194014j:plain

 

しかし…

 

2010年。101kgの百貫デブだった僕が、初めてガーミン205をはめた時のあの感激を思い出しました。

 

初めて10kmという距離を走った。

 

f:id:maddiehayes9915544:20170117185057j:plain

 

初めて、ハーフマラソンの距離を走った。

f:id:maddiehayes9915544:20170117174807j:plain

 

初めてのフルマラソン。神戸2011。死ぬかと思った。もう二度と走るかと思った。

f:id:maddiehayes9915544:20170117185408j:plain

 

いつも、左腕のガーミンを見ながら走ってきました。

 

デザインは不恰好だが、ガーミンがあったから走って来られたと思います。

 

だから、僕はスントに浮気せず、フォーアスリート910XTJに決めました。

 

しかも、それまで使っていた、フォーランナー410は、今、お方さまの右腕に収まっています。

 

お方さまの初ハーフも、2回目のハーフも、初めてのフルマラソンの時も。

 

もちろんそれに向けての練習の時も。

 

フォーランナー410はいまだに、しっかりとペース、距離、タイムを刻んでくれています。

 

そういう意味では、購入後、3年を超えて、故障も一度もなく、現役であり続けてくれているフォーランナー410くんこそ、池田家の中では最高の名機なのかもしれません。

 

満を持して購入したフォーアスリート910XTJが、購入後、トラブルが多く、一回は現物交換になりました。

 

最近もよく、データのパソコンへの同期に失敗します。

 

これを元にブログを書いている僕としては、データ転送エラーが本当に辛い(T . T)

 

なるべく、そういうことのないように願っています。

 

僕が910XTJを購入した直後に、920XTJが発売されました。画面がカラーだったり、データの同期がブルートゥーススマホに直接、転送できたり、と、いいことずくめの920。

 

でも、ある有名な超ウルトラランナーのCさんに聞いたところでは、超ウルトラランナーは910でないとダメだということです。

 

なぜなら…

 

910は、走りながらも充電ができるからです。

 

バッテリーの稼働時間、910は20時間、920は38時間だそうですが…

 

超ウルトラの世界になると、それを超えて走り続けることもしばしば。

 

その時、910は、ご存知の通り、モバイルバッテリーさえあれば、あのクリップ式の充電器を本体に挟むと、走りながら充電が可能なんです。

 

そのためCさんは、上位機種920が発売済みだったにもかかわらず、910を購入されたとのことでした。

 

最近のガーミンは、手首で心拍数が測れたり、スマートウォッチ的な機能があったり、と、 どんどん進化しているようですね。

 

これからも、ガーミンと一緒に走り続けていきたいと思います。