第9のメニュー:4時間ハイキングで山道を歩け!
僕はこの4時間ハイキングについてはやや懐疑的で、直前でさえ、
じつは、4時間ハイキングではなく、やはり30km走をやろうかな、と思っています。
妻は、自分が走破した距離を自信にするところがあります
とドクに探りを入れていた。
すると、あまり強く押さないドクが、この時だけは強硬に反対をした。
時期的にはリスクあります。
4時間ハイキングでも十分自信につながります
問題は回復度合いですから、ハイキングのほうが筋肉に良い刺激です
30キロ走は筋肉に与える刺激が弱い上に、靭帯や腱に当たる疲労が大きいです。
そしてさらに、
筋肉は周辺の衛星細胞に助けられ再生していきますが、靭帯は単なるゴムみたいなもので再性機能がありません。
往復1発で距離は20-30キロのコースを探してください
登りと下りがあり、できれば舗装路が望ましいです。
そうか…靭帯を損傷したらそんなに怖いのか…
ドクがなぜ、30km走を危険視しているのかが、とてもよく理解できた。
われわれが選んだのは、恩智越・信貴山朝護孫子寺コース、と呼ばれるコースだった。
なるべく山道、という指示だったので、家から近い、山道を歩くハイキングコースを探して見つけたのがこれだった。
2016年3月21日。さが桜マラソンちょうど2週間前。
よく晴れた空の下、われわれはスタートした。
10:10 恩智駅前スタート。
10:36 約20分で山道になった。
10:54 気持ちの良い山道が続く。
11:38 信貴山到着。
寅年、寅の日、寅の刻に聖徳太子の祈りが届き、寅が祀られています。
朝護孫子寺に到着したのがスタートから1時間半後。ここで引き返しても3時間ハイキングとなり、予定時間に届かない。
そこでここから下って行き、さらに向こうの信貴山下駅へと向かった。
かなりの急な下り坂を降り、信貴山下駅にたどり着いたのが、スタート後2時間。ここから戻る。
急な下り坂は、今度は急な上り坂。お方さま、かなり苦しむ。
14:08 ついに4時間、歩き続け…
14:46 ついに恩智駅に戻ってきた!
第10のメニュー:4時間ハイキングの疲労を抜け!
とにかく尻筋が痛いです(^^;;お方さまも、さすがに疲れたを連発していました。
かなりの山道を歩き、僕もお方さまも尻の筋肉が痛かった。
大変お疲れ様でした。狙い通りのことができました。これで疲労を抜いて動きを整えば安泰だと思います。
おしりのハリは正しく30キロからの疲労そのもので脳神経に刻まれることとなり30キロ過ぎても足を止める指令を出さずゴールまで導いてくれます。
では、次の練習までの疲労の抜き方を説明いたします。
バスソルトがあれば使います。なければ市販の炭酸系入浴剤で結構です。
まずは膝下だけ温めます。温まったら冷たい水道水で冷えるまで太ももから流します。
冷えたら再び膝下だけ温めます。
これを3回繰り返して、全身入浴です。
入浴前は積極的にフォームローラーを使いますがフォームローラーはやり過ぎると逆効果です。
お尻の筋肉も同じくフォームローラーとテニスボールでほぐしておいてください。
第10のメニュー:持久係数2.3を維持せよ!
フルはハーフの2倍ではないんですよ。
大体ハーフレースタイムかける2.2から2.3がフルマラソンタイムです
ハーフ2時間43分を軸に持久系数を掛けてみました。
2.5をかけると6時間47分アウトです
2.4をかけると6時間31分アウトです
2.3をかけると6時間15分セーフです
ですから今の現状ですと6時間20分辺りかなと予測していますけどテーパリング次第では6時間切る可能性が出てきます。しかし、初というのは予測が困難です
さが桜マラソンは6時間半の制限時間のレースだ。お方さまの完走予想をするドクのこの予言…
ドクのこの予言、さが桜マラソン当日、われわれは驚愕することとなる…
(続く)