マラソンの応援をするのに、どこで応援すればいいのか。
もちろん、大前提は、あなたが好きな場所ですればいいのです。スタート前の、晴れやかな笑顔が見たいなら、スタート直後で。
苦難に耐えてゴールする、その恍惚の一瞬が見たいなら、ゴール地点で。
その大前提を踏まえて、ランナー目線で、
「ランナーは、どこで応援されたいか」
という側面から、ベストなマラソン応援ポイントは?という僕の考えを述べさせていただいた記事が、以下の記事です。
さて、19日の開催される京都マラソンにおいては、このパターンに当てはめた場合、どのような応援経路を辿ればベストなのか。
参考までに、以前、僕が立案した応援経路をお教えします。
僕が所属しているチーム「ラン友」は、まずスタート前に西京極の陸上競技場に集合し、応援者とランナーが顔をあわせる、いわゆる
「朝エイ」
と呼ばれる儀式を行います。
儀式といっても、ただ単に、みんなで集合写真を撮り、冗談を言い合って、スタート前の緊張を少しでも緩和させるためだけのもの。馴染みの顔も、初めての人も、垣根なく楽しく、がモットーです。
ランナーは8:30には整列を終えねばなりません。西京極で顔合わせができるのは7:45あたりが限度。
応援者は、まずは嵐山に向かいます。8:30前後の阪急京都線梅田行きの電車に乗り、桂駅で乗り換え、嵐山へ。9時前には嵐山につけるでしょう。
駅から渡月橋を渡り、右折。ランナーは「清滝道三条」の三叉路で北にコースを変えるから、この三叉路を直進(つまり東に歩く)し、数100mの地点で陣取れば、スタートから約6km地点の応援場所になります。
キロ7分くらいで計算し、またスタート時点の混雑も考慮しても、その場所での応援は9:50までが良いでしょう。
そこからの移動が重要です。まず、渡月橋まで戻ります。渡月橋たもとまでくると、渡月橋の延長線上の道を北上します。右手に嵐電嵐山駅を過ぎると、左手に天龍寺が出てきます。やがて右手に、「嵯峨とうふ 稲」という、赤い看板の飲食店が出てきます。そこを右折します。ちなみにこの店は3年前は別名でした。角に、小さな青い看板で、「JR嵯峨嵐山 トロッコ嵯峨駅」と書かれた看板もあります。あわせて目印にして下さい。
右折するとあとは直進。右手にお好み焼き屋さん、左手に嵯峨医院。やがて、ランナーが走っている高架をくぐります。さらに直進すると、行き止まりを左折すると、JR嵯峨嵐山駅が見えます。この前にコンビニがあります。ここで軽食など買っておくのがいいでしょう。
嵯峨嵐山駅を10:20〜30分の嵯峨野線京都行きに乗り、二条駅で下車、地下鉄東西線六地蔵行きに乗り換え。三条京阪駅下車。さらに京阪電車に乗り換え。京阪の三条という駅です。京阪本線出町柳行きに乗ると、次の駅が神宮丸太町駅です。11時前後に着きます。
そこで下車し、必ず3番出口から外に出て下さい。
そこが、すでに応援場所です。35km地点です。
キロ4分で走るサブ3ランナーなら、11:20頃そこを通過します。