もうすぐ初フルマラソン!でも当日って、何を持っていけばいいの?どう振る舞えばいいの?
など、いろんな不安が頭をよぎっていることでしょう。
僕自身、「当たって砕けろ」式で臨んだ初フルは、知識不足による準備不足などで、なかなかの失敗でした。
その経験をもとに、最低限、この程度は持参した方が良い、というものを考えてみました。
補給関係
無知とは怖いもので、僕は初フルマラソンに、補給関係を一切持たずに臨みました。そういう知識がなかったからです。
僕はアホなんで、知らなかったんですが、僕の悲劇を繰り返さないためにも。
マラソンには、「補給食」が絶対に必要です。
だいたい、どんな大会でも5kmごとにエイドステーションがありますが、給食は最初からはありません。ハーフを過ぎてやっと出てくるくらいでしょう。
しかも、大会にもよりますが、あまり量を用意していない大会もあり、遅いランナーなら、たどり着いた頃には何も残っていない、なんてこともしばしばです。
空腹になり、エネルギーが切れると、もう走ることができません。最悪の場合、「ハンガーノック」と言って、体が動かなくなってしまいます。
一般道を走るマラソン大会なら、滅多なことはないでしょうが、山道を走るトレイルランニングで万一、ハンガーノックに陥ると、死の危険さえ出てくる、大変こわい状態。
「マラソンで補給食なんて取らない」という意見も散見されますが、それは訓練を重ねた、一流ランナーのセリフです。
初フルマラソンなら、自分のポケットに、絶対に必要です!
エネルギージェル
マラソンランナーが携帯している補給食といえば、たいていがこれです。携帯しやすいように小さく、高カロリー。
僕はこれが好きです。ハニースティンガーと言います。味がほとんどハチミツの味なんで摂取しやすいです。
このほかにも、メダリスト、ショッツ、パワーバー、ザバスピットインなどいろいろあります。
ただ、どれも、携帯性が重要なので、少量で多くのエネルギーが摂取できるよう、味が極めて高濃度です。
必ず、事前に試してみて、自分に合うものを選びましょう。
アミノ酸サプリ
筋肉の疲労を軽減させるアミノ酸サプリも、忘れずに持参したいものの一つです。初心者の僕はこれを使っています。
アミノ酸サプリ携帯時の裏技
補給食でポケットがいっぱいになり、どこに何があるかわからず、摂取に時間がかかってしまっては不本意。
そこで裏技伝授。
アミノ酸サプリは、顆粒状で、小指大の小袋に包装されているので、
こうやってゼッケンの裏にホッチキスで止める、という手があります。
ジェルはポケット、アミノはゼッケン、と頭に入れておけば混乱することはなくなります。
塩系サプリ
汗で失われた塩分も、補給しなければいけないものの一つ。補給を忘れると、頭痛がしたり、足が攣ったりします。炎天下だと、熱中症にもなりかねません。
たいていはこの二種類のうちどちらか一つを使われてる方が多いように思います。
補給食摂取のタイミング
多くのマラソン大会では、5kmごとを目安にエイドステーションがあります。そこで、
・最初のエイドでアミノ酸サプリ
・次のエイドでエネルギージェル&塩系サプリ
これを繰り返すのが良いと思います。簡単にいうと、
・アミノ酸サプリ→5km、15km、25km、35km
・エネルギージェル&塩系サプリ→10km、20km、30km、40km
で摂取、と言ったイメージで良いと思います。
もちろん、このほかにも、いろいろありますが、初フルマラソンなら、上気分は最低限、持っておきたいものです。
いずれも、日常生活ではあまり口にしないものですので、必ず練習で摂取してみて、ご自分に合う/合わない、を体験されることをお勧めします。
「空腹の方が、体が軽いから走りやすい」なんて考えているのであれば、とんでもない間違いです。前述の通り、ハンガーノックに陥り、悪くすると命の危険があるのですから。
補給無くして完走なし!
初フルマラソン、頑張って〜!!