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マラソンスタート直前のトイレ問題 超・初心者ランナーの皆さんへ 初マラソンで揃えておきたいもの

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スタート直前のトイレ問題。

 

これはあなたの想像以上に大きな問題です。

 

マラソン大会のスタート前というのは、9時スタートとすると、8時からブロックごとの整列が開始され、8時40分ごろには整列を終了します。

 

もし、それまでに自分のブロックに整列できなければ、原則として、最後尾からのスタートになります。

 

 誰もがスタート前にはトイレを済ませておきたいもの。スタート会場にはたくさんの仮設トイレが設置されいますが、整列前になればなるほど混雑してきます。

 

しかし、これについては並ぶ他はありません。

 

参考・おすすめできない裏技

 

裏技として、

 

「スタート地点がある駅の、ひとつ前の駅で降りて、その駅のトイレで用を足す」

 

と言う方法を伝授している方がいました。スタート地点がある駅のトイレは、すでに大混雑だからです。

 

そこで僕は2013年の奈良マラソンでこの裏技を試してみました。

 

奈良マラソンは近鉄奈良駅が目的地です。奈良駅のトイレは、確かに大混雑。

 

近鉄奈良駅の一つ前の駅は、近鉄新大宮駅

 

新大宮駅で、ランナーでいっぱいの電車から一人降りて、トイレに行こうとすると…

 

なんと!ホームにトイレがないのです!

 

トイレは、改札を出ないとないのでした!

 

しかも早朝、そちら側の改札には駅員もいなくて…

 

自動改札で出るしかないと言う状況!

 

なんとか、インターフォンで駅員に事情を説明し、自動改札を開けてもらい、トイレへとたどり着きました。

 

しかし、トイレが外にあることが判明し、駅員と話をつけるには20分近い時間をロスしました。

 

また、この方法でトイレに行けたとしても、それはスタートまでまだかなり時間がある時点でのトイレ。

 

実際、スタートまでまだ1時間半はあるでしょう。

 

真冬の早朝、緊張もしている、水分補給も気をつけなくては行けない状況で、スタート直前まで、もう一度くらいトイレに行きたくなるのは必然。

 

この、

 

①ひとつ前の駅のトイレ事情などわからないことが多い

 

②その後、またトイレに行きたくなる可能性大

 

と言う理由で、この「1つ前の駅のトイレ」作戦はあまり有効ではないと考えます。

 

やはり、整列の直前にトイレを終わらせる、と言う姿勢が望ましいです。

 

スタート前トイレのタイミング

 

たとえあなたがAブロックでもEブロックでも、整列が開始したらそのブロックのなるべく先頭近くで整列し、有利な位置からスタートしたい、と思うのは人情。

 

そのため、ブロック整列が開始されれば我先に、と整列するでしょう。

 

しかし…

 

そこからが長いのです。

 

ランナーの整列は1時間前から始まります。たとえその前にトイレを済ませても、その1時間、寒空の下で待っていると、再びトイレに行きたくなる…

 

しかし、せっかくキープした良い場所、ここから動きたくない…

 

どんどん後ろが詰まってくる…今更トイレに行き、このブロック最後尾に並び直すなんてイヤなこった…

 

でも、気にし始めると、どんどん膀胱が満タンになってくる…

 

こんな経験を、みんながしています。

 

そのため、スタート直前になって、意を決したように列から飛び出し、トイレに走る人もいます。

 

また、ずっとガマンして、スタートして、最初のトイレに飛び込む人も多いです。だから最初のトイレはだいたいが大混雑しています。

 

そこでのタイムロスは、ブロックの最後尾から走り出した時よりももっと時間がかかってしまっていることでしょう。

 

ですので、スタート前のトイレは、なるべく落ち着いて、スタート30分前くらいに整列できるくらいのタイミングが望ましいと思います。

 

どのトイレを使うべきか?

 

なんども同じ大会に出場していたら、けっこう穴場的なトイレもわかるかもしれませんが、超・初心者のあなたにはわかるはずもありません。

 

僕の経験から言えるのは、やはり、大会が用意した、仮設トイレを使うのがベストです。

 

よく、更衣室がわりの競技場のトイレがあって、そこは屋内だし寒さも凌げるから、この行列に並ぼうと思うかもしれません。

 

しかし、競技場のトイレは、便器そのものが多くても数台しかなく、回転が悪く、ともすれば順番が来るのにものすごい時間がかかることがあります。

 

大会が用意したトイレは、屋外で寒いですが、何十台も設置され、さいきんはそこにボランティアスタッフさんも配置され、効率よく行列をさばいてくれます。

 

そのため、一見すると混雑しているように見えて、意外に早く順番が回ってきます。

 

いずれにせよ、スタート前のトイレは最低でも20分は並ぶ、と覚悟して時間割を決めた方が良いと思います。

 

ランション

 

ランション、という言葉があります。走りながらオシッコをすることです。某有名マラソントレーナーさんもこの手段について言及していました。ランナーのオシッコはすでに汗と同じだ、とのことでした。

 

大阪国際女子マラソンの応援で、この手段をしながら走っているランナーを目撃したこともあります。

 

ただ、現状では、日本でこの行為が市民権を得ているかと言えば、答えはNoでしょう。

 

大阪国際女子に出場するくらいのランナーなら、1秒を削りたいのもわかる気がします。

 

しかしわれわれ初心者には関係のない手段だ、と思っておく方が無難でしょう。

 

最後に

 

トイレ問題がスッキリすると、身も心も軽くなり、スタート前の緊張がほぐれます。

 

どうか皆さん!スタート前のトイレ問題をスムースに解決し、気持ちよく走り出しましょう!

 

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