水都大阪ウルトラマラソンでは、「帽子の『つば』部分に洗濯ばさみでマイコップを留める」というスタイルで走るランナーさんを、とても多く見ました。
▼こんな感じです。
▼このランナーさんは、サンバイザーのベルト部分に挟んでらっしゃいました。
主催者の佐田さんが、ランナーへのお願い事項として、
「ミックスジュースを飲んだ紙コップで、水を飲め、とは言いません。でもせめて、水を飲んだ紙コップが、まだ綺麗なら、同じコップでコーラを飲んで欲しい。そうすることで紙コップの使用量が減るし、ゴミも減る」
という趣旨のことを、去年、おっしゃられたように思います。
某マラソン大会、僕は大好きな大会なのに、給水所で狂ったように散乱している紙コップのせいで、明らかにイメージを悪くしてしまっている、そんな大会もあります。
トレイルやウルトラでは、マイコップで給水という考え方って、もうかなり浸透していると思います。
リュックに、金属製のマイカップを金具で留めた、その音が、走りながら「カン、コン、キン」というリズミカルな音をさせてるランナーさんって、なんかそれだけで一流って感じがします。
でもまだまだ、一般の市民ランナーには浸透していないのが実情。
テレビで見た一流ランナーの真似をして、給水後、紙コップをアサッテの方向に投げ捨てる、そんなマナーのないランナーも散見されます。
もちろん、「帽子に紙コップ」パターン、水都に限ったスタイルではないでしょうが、他の方に聞いても、
「他ではあまり見ないけど、今回の水都ではかなり多くのランナーがこのスタイルだった」
との感想の声をよく耳にしました。
このスタイル、「エコ」だし、「粋」だし、めっちゃかっこいいと思います。
一般の大会でも普及して、あの見苦しい給水所のゴミが少しでも減ればいいなあ、と思います!!