昨日、大阪では「大阪ステーションシティシネマ」でしか上映していない映画「フリー・ファイヤー」を観に行った。
映画そのものはたいへん面白く、楽しめたのだが…
問題は映画館の場所。超絶方向音痴の僕には、たどり着くのが大変なのだ。
が、「大阪ステーションシティシネマ」は、「ルクアの真上の最上階」ってわかっているので、ルクアに辿り着けさえすれば大丈夫なはずだ。
JRが大阪駅に到着。エスカレータで3階に上がり、「連絡橋口改札」で出る。
大阪伊勢丹がなくなり、「ルクア1100(イーレ)」になっている、と言うトリッキーなワナはあったものの、「伊勢丹の方ではない」と言う認識はあったので、正解の「ルクア」側へと向かうことができた。
11階の映画館には、エレベーターを使っていたのを覚えていたので、そいつに乗ろう、と歩を進めると…
この看板が目に入った。
別に急いでいるわけではないが、「こっちの方が便利やで!」とわざわざエレベーターの前に看板を置いている以上、その「便利ぐあい」を体感してみよう、と思った。
「エスカレーター」=「各階通過」と言うイメージがある。今この場所は3階。11階の映画館まで8階分をエスカレーターに乗って、本当に5分で11階につくのか?だとしたらけっこう高速なエスカレーターではないか?子供とかには危険なのではないか?!
など、様々な妄想が脳裏を蠢き、「早く乗ってみたい!!」と言う期待感すら高まった。
(看板をよく見たら、複数階をブチ抜いたエスカレーターであることが明記されているんですが、そんな詳細は読まないところがオッチョコチョイの良いところ)
理由その1:各停エスカレータではないので時短。待ち時間がなく、窮屈感もない
振り返ると、今まで、存在は知ってはいたが、乗ったことはなかったエスカレーターがある。そいつに乗って見た。
▼な…長いっ!!
「そうか!このエスカレーターは、3階から4階へのエスカレーターではなく、複数の階をまたがって繋がっているのだ!
と言う単純な事実に気づき、
「それでこっちの方が便利、って書いてあったんだ!エレベーターのように、待つ時間も不要だし!!」
と、新発見に興奮するのだった。
「今日なんか、混んでるからエレベーター内はギュウギュウ詰めのはず。あの窮屈感、閉塞感、到着までの視線に困る気まずさ、全ての悩みから解放されるエスカレーターは素晴らしい!」
と感動すら覚えた。
理由その2:5階の目の前が公園になっている
しかも、である。
このエスカレーターは、3階→5階へとつながっているのだが、のぼった5階は、目の前が公園になっている。
▼エスカレータを登りきると、緑あふれる公園が出現。
▼緑の部分は、本物の芝か?と思ってしまったほど精巧な人工芝でした。
これは3月15日から5月31日まで、「グリーンステーションパーク」と言って、期間限定での公園のようだ。
公園は大好きなのでちょっと散策。
▼「花壇」が随所にあったり…
▼ICOCAのキャラクターのオブジェもある。ちなみにこいつの名前は、「カモノハシのイコちゃん」だそうだ。
▼イコちゃんのクチバシ越しに、公園入り口を振り返る。
▼この場所の本来の名称は「時空(とき)の広場」。
▼上層階からみた公園。太陽の光が降り注ぎ、駅の中に自然美が醸し出されている。
理由その3:10階の目の前は、屋外公園になっている
エスカレーターはこのあと、5階→7階に向かい、7階から10階にダイレクトで繋がる。
10階は屋外で、庭園といった雰囲気だ。「和(やわ)らぎの庭」と言う。
▼エスカレータで10階に到着。目の前が庭園。
▼こちらには本物の花が咲いている。
▼あれ?水が流れる感じなんだけど、流れてないな…(^◇^;)
▼壮大な開放感。
10階から11階へは、この屋外庭園を眺めながら、ゆっくりと階段を上るのもオツなものだ。
まとめ
エレベーターを待つ時間のイライラがなく、
エレベーター内の窮屈な空気感もなく、
5階では公園で癒やされ、
10階では庭園に癒される。
11階の映画館へ行くには、絶対にエスカレータがオススメです!