6月4日、埼玉県で開催された「奥武蔵ウルトラマラソン」。
いつかは訪れてみたい、魅力溢れる大会。
恩師も久しぶりに大会に出る、ということで、完走祈願に行くことにしました。
お方さまの連休を利用して、和歌山の親戚のところに来ていたので、世界遺産・熊野古道を参詣するトレイルに出よう、ということになりました。
熊野古道とは
さて、そもそも熊野古道とはなんでしょうか。
熊野古道(くまのこどう)は、熊野三山(熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社)へと通じる参詣道の総称。熊野参詣道ともよばれる。紀伊半島に位置し、道は三重県、奈良県、和歌山県、大阪府に跨る。
wikipediaより
古代から中世にかけて、身分の上下に関わらず、熊野三山への信仰が高まったので、その参詣道が熊野古道と呼ばれるようになりました。
熊野古道は複数ある
そのうち、
・田辺から熊野本宮に向かう道を「中辺路」(なかへち)、
・田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう道を「大辺路」(おおへち)、
・高野山から熊野本宮へ向かう「小辺路」(こへち)
この三つが、世界遺産に登録された「熊野古道」です。
しかしながら、この三つ以外にも熊野古道と呼ばれる道は存在します。
・淀川河口から田辺に至る「紀伊路」(きいじ)、
・伊勢神宮から熊野本宮に至る「伊勢路」(いせじ)。
以上の5本の道を総称して熊野古道と呼ぶことも多いようです。
このうち、今回われわれは、初心者に人気、と言われる道を歩くことにしました。
すなわち、「中辺路」ルート内にある、「発心門王子〜熊野本宮大社」間です。
ただし、クルマで熊野本宮大社に入り駐車したのち、通常とは逆のルートで熊野本宮大社から発心門王子(ほっしんもんおうじ)を目指し、そこでUターンをして熊野本宮大社に戻る、という道を行くことにしました。
往復16km、ガイドブックでは4時間〜4時間半で歩くことができるはずです。
「王子」とは?
熊野古道には、「発心門王子」もそうですが、「祓殿王子」(はらいどおうじ)や「伏拝王子」(ふしおがみおうじ)など、「王子」とつく中継ポイントが頻繁に出てまいります。
「王子」とはどうやら「童子」のことのようで、熊野参詣をする人たちを守護する神々が、子供の形をして現れたことでついた地名のようです。
参拝者へは無料駐車場
白浜にある親戚のマンションを7:30に出て、8:40に熊野本宮大社に到着。ここには無料駐車場があるので便利です。
▼駐車場に集結する、謎の山伏軍団を発見し、おのずとテンションも上がる!!!
昼食用に買っためはり寿司が大正解!!!
昼食用に何かお弁当でも…と思ったのですが、コンビニが空いていません。駐車場の前にあるお土産屋さんも9時開店。
ただ1店、空いていたのが、「八咫烏長屋」(やたがらすながや)の看板がある、お店の複合体のような長屋の、「三軒茶屋」さんというお店。「めはり寿司」のノボリがお方さまの目を引きました。お方さまはめはり寿司が大好物なのです。
中に入ってみると…
小ぶりなお店ですが、イートインも可能で、おそばもありました。
▼「ランスマ」でお馴染みのリサっちこと高樹リサのサインもありました。ただし、これは「おはよう朝日です」の土曜日版・「おは土」で来た時のサインのようです。
お弁当としては、めはり寿司の他にもサンマ寿司というのがありましたが、今回はめはり寿司を2個と、おかずを一つ購入。
このめはり寿司、3時間後に食べるのですが、とても美味しかったです!高菜の味付けが濃厚で、かつ、中のかやくご飯の味付けも濃厚。おかず類もとても美味しかったです。お弁当を買うなら、絶対ここがオススメです!!
3時間後、発心門王子で開封しためはり寿司。
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お弁当も購入して、準備は完了!!!
では、いざ、熊野本宮大社でお参り後、熊野古道へ!!!