iPhoneの標準アプリ・「ボイスメモ」は、日常生活のあらゆる場面で役立ってくれる、いわゆる「神アプリ」です。
にもかかわらず、意外に使っている人が少ないようなので、今回、スポットライトを当ててみようと思います。
医療機関での受診内容
あなた自身が、あるいは、あなたのご家族が、病気になった時、もちろんお医者さんに行きます。心の動揺を抑えながら、お医者さんの仰ることをよく聞きますが、その内容を、詳細に記憶しておくことができますか?
動揺しながら聞いた内容は、記憶にとどめておくことがとても難しいもの。でも、「忘れた」なんてもってのほか。
診察室に入ったら、必ず、ボイスメモのタップを忘れないようにしましょう。録音データがあるのとないのとでは、その後の安心感が全然違います。
録音したデータを、iMessageで妻に飛ばすと、妻もその場にいたのと同じように情報が共有できますし、薬の飲み方や注意事項などを間違うことなく実践できます。
携帯電話会社の契約時
mineo(マイネオ)さんとの契約時も、これで録音することで後々、聞き返すことができ、記事が書きやすいなどは言うに及ばず、今後、契約を見直す際の指標にもなります。
例えば、「5分かけ放題800円(税込918円)/月」に加入していますが、加入していない場合は30秒で20円の通話料がかかります。
つまり、月間の通話時間が20分に満たない場合は、5分かけ放題サービスは不要ということになるので、数ヶ月の間、様子を見て判断しようと思っています。
こういうことも、契約時の音声データがあれば、時間が経って記憶が薄らいでいても、安心して判断の根拠ができます。
ビジネス
ビジネスの場面でも、後から「言った/言わない」の、「仕事あるある」を避けるためには、録音があったほうがいいでしょう。でも、ICレコーダーを取り出し、スイッチを入れ、などとしている時間がなかったりする場面て、往々にしてありますね。
また、特にビジネスの場面では、先方との関係が微妙な場合ほど、おおっぴらに「録音します!」って姿勢を見せると、取引そのものにも影響が出かねず、二の足を踏んでしまうことも多くあります。
iPhoneを取り出し、マナーモードにする際に、ボイスメモをタップしさえすれば、そんな心配は無用。
いわゆる「秘密録音」という状態ではあります。相手に録音している旨、告げるのが礼儀ではありますが、告げなくても法的には問題ないとのこと。敵対状態にある場面など、「ビジネスマナー」なんて言っていたら社会的に殺されてしまう場面もあります。さらにメモも取っておけば、「言った/言わない」論争はかなり防げます。
音声データ送信による共有
iMessage
医療機関での受診のやりとりなどは、昨日ご紹介した「メッセージ」で送信すれば、家族間で共有できます。
①送りたい音声データをタップし、ココをタップ。
②「メッセージ」をタップ。
③「宛先」欄に先方のiPhoneの電話番号を入れて送信。
録音時間が長ければメールで送信
iMessageでは、10分程度の会話は飛ばすことができますが、1時間の会話は飛ばすことができません。
それらはメールで送りましょう。
④ 上の②で「メールで送信」をタップして、宛先アドレスを入れて送信
以上で簡単に、違う場所でなされた会話がシェアできます。
容量
気になる容量ですが
1GBで37時間の録音が可能
とのことです。
あまり気にせず使用できますね!!
iPhoneユーザーの皆さん、日常生活にボイスメモをフル活用してください!!