Appleさんに提案です。Siriの件です。
文言(もんごん)
Siriが起動するときの文言ですが、各自で設定できるようにしてください。僕は、
「Siriはん、ちょっとよろしおまっしゃろか?」
と設定したいです。
日本人は「Hey!!誰それ!!」と他人に呼びかける習慣があまりありません。Siriにだけそんな風に呼びかけるのは抵抗があり、他人がそうしている様を見ると滑稽に感じます。
そもそも名前
あと、Siriって名前もどうかと思います。日本語で「Siri」とは「臀部」を意味します。アメリカでも、「オレのケツにキスしろ!!」などと、あまり良い印象のない臀部と同じ音なのです。
想像してみてください。もし、アメリカにおいて、Siriへの呼びかけが、"Hey! Ass!"だったら、iPhoneは今後、普遍的な人気を保っていけるでしょうか?
日本で「Hey!Siri!」と呼びかけるとは、どういうことか?
つまりSiriを起動させる「Hey!Siri!」とは、日本語的に分析した場合、
①「オマエは外国かぶれのチャラ男か?」と誤解される呼びかけ方で、
②人間の恥ずかしい部位を口にする。
ということになります。二つの辱しめをクリアして、初めてSiriは動いてくれるわけです。
これではSiriが日本であまり普及しないこともうなずけますよね。
Siriをどう呼ぶか?
ではSiriをどう呼ぶか?これは、西と東に分けた方が良い、と考えます。
東
まず東ですが、Macが良いのではないでしょうか。御社の基本ソフトの名前でもあります。
東の方々は物事をスマートにスタイリッシュに処理することを好まれます。大手ハンバーガーチェーンの略称を、あたかもアメリカ人の名前であるかのように、スマートにそう呼ばれている、と言う話も伝え聞いております。
くだんのハンバーガーチェーンを西でそう呼ぶ人はいません。「まくど」と呼ぶのが一般的です。
西
では西ではどう呼ぶべきか、ですが、「おっちゃん」か「おばちゃん」が最もスムースに西の皆さんの口に登るのではないでしょうか。西はとにかく、格好をつけた物言いを嫌います。ハンバーガーチェーンを、外国人の名前のように呼ぶなど、西の人々は「きしょく悪ぅてヘソのあたりがムズムズするわ!」と言う言い方で嫌います。
誰かを呼びかけるとき、西の人間が最も呼びやすく口にする文言、それは「おっちゃん」あるいは「おばちゃん」です。
ですので西では、「なあ、おばちゃん」と呼びかけたらSiriが起動するように設計したら、ユーザーの数は増えると思います。
ただし、大阪駅周辺では、本当におばちゃんに呼びかけたのに、たくさんのiPhoneからSiriが絶えず「はーい。何ですか?」と返事をしている、と言う事案が発生する可能性があります。
本当にiPhoneに向けて話しかけたか、あるいは単に道ゆくおばちゃんに道を聞いただけなのかを判別できるチップの開発が待たれます。
Siriを使いたいのに使えない。
オッケーグーグル、に対する敗北感が拭えない。
そんな日本のiPhoneユーザーを代表して、謹んでAppleさんに提言させていただきます。