ランニングの際に帽子をかぶっているランナーもいれば、サンバイザーで走っているランナーもお見かけします。
僕は100%帽子派です。
子供の頃から、「外に行くときは帽子をかぶるように!!日射病になるから」と言われて育って来たので、外出時に帽子を手放したことはありません。
ところがお方さまは完全にサンバイザー派。われわれ夫婦はどこまでも交わることのない性格のようです…(^◇^;)
ということで、帽子派とサンバイザー派の主張をまとめて見ました。
帽子派
屋外で長時間、直射日光のもとをランニングする際に、頭頂部を直射日光から守るためには、帽子は必需品。
また、真夏を走る北海道マラソンなどの際には、帽子を冷水に浸し、それをかぶることで急速にクールダウンできるし、帽子が水を吸収しているので乾くまでクールダウン効果が長持ちする。
▼2015北海道マラソンゴール地点。ほとんどが帽子派
サンバイザー派
帽子の最大の欠点は、頭頂部に熱がこもるという点である。走れば走るほど頭頂部が熱せられるので、脳が暑くなってくると運動機能も低下し、それこそ危険な状態になりかねない。
サンバイザーは頭頂部が解放されているので涼しく、脳が熱せられている感がゼロである。
両者の主張はこんな感じではないでしょうか。
両者の違いは、サンバイザー派が言う、「帽子は熱がこもる」と言う点に尽きるようです。
帽子派は帽子に熱がこもらないのか?
これはあくまで、汗かきの僕の見解ですが、僕の場合、帽子に熱はまったくこもりません。
それどころか、帽子があることで逆に頭頂部がよく冷えます。
それはなぜかと言うと…
頭頂部から激しく汗が噴出し、帽子の濡らし続けるからです。
走っているとすぐに帽子が濡れて来ます。やがて、帽子全体の水分吸収量が飽和点を超えると、吸収できない汗が帽子のつばの部分から垂れて来ます。特に暑い日など、この垂れてくる汗の量が多くて、走りながら延々と顔に汗を浴び続けるようになり、鬱陶しいので、つばから汗が飛ばないように帽子を後ろ前にかぶったりするほどです。
ただ、これは汗かきの僕の特異な例かもしれません。稀に、帽子を手に持って走っているランナーを見かけますが。あれはおそらく帽子に熱がこもったから暑くて脱いで走っているランナーでしょう。
帽子派でも熱がこもる方も多くいらっしゃるんでしょうね…
サンバイザー派の共通点
サンバイザー派の有名ランナーといえば、僕の頭に真っ先に思い浮かぶのが鏑木毅さんです。鏑木さんはいつもサンバイザーをしていらっしゃるイメージがあります。
そしてうちの妻もサンバイザー派。
その他、いろんなマラソン大会で撮影した写真を眺め、サンバイザーをしているランナーさんの共通点を探して見たところ…。
毛量が多い
と言う点が挙げられると思います。鏑木さんもフサフサですもんね。
毛量が多い人は、毛髪そのものが直射日光をカットする役割を果たすため、帽子の頭を覆うと言う機能が必要ないのではないでしょうか。
もちろん、帽子をかぶっている人にも毛量の多い人は多いはずです。
しかし、少なくとも、
毛量が少ない人はサンバイザー派ではない
と言う仮説は成り立つのではないか、と思いますがいかがでしょうか!!
▼毛量が少ない人
▼毛量が多い人