鯛焼きロゲイニングとは?
鯛焼きウルトラマラソンにスタッフとして裏方に徹していた人たちにも光が当たって欲しいと願うタモンさんが、「第三回鯛焼きウルトラinしまなみ」のあとに、「ミニ鯛焼きウルトラ」という形で実現させたい、と企画した、本来なら小さなはずの大会。
それがフタを開けてみたら、大阪市内全域を舞台に、制限時間6時間で、80ヶ所ものチェックポイントを巡るべく、総勢180名が走り回った、大規模なロゲイニングの大会になりました。
ロゲイニングとは?
チーム制で、地図と写真だけを頼りに、設定されたポイントをめぐり、得点を競い合うゲームです。
ポイントは何ヶ所回ろうが、どの順番で回ろうが自由です。最終的に合計ポイントで順位が決まります。
例えば下の写真。地図の38番と写真の38番は連動しています。つまり、難波駅横のなんばパークスに行って、写真のホームベースを発見しなければなりません。
広いなんばパークスから、この箇所を探さなければなりません。
撮影した写真でポイント通過の証拠とするのですが、「フォト・ロゲイニング」という言葉は登録商標らしく、勝手に使うことができないようです。
鯛ロゲの絶妙なアイデアその1:「マストポイント」
ロゲイニングは初めてなんで、他の大会を全く知りませんが、鯛ロゲには「マストポイント」、つまり絶対に回らなければならないポイントが4ヶ所、設定されていました。このマストポイントの縛りが、けっこうランナーを苦しめました!!
鯛ロゲの絶妙なアイデアその2:マストポイントの営業時間
マストポイントの一つはスタート地点のすぐ横の立ち飲み屋さん。スタート直後に回ればいい、と思うのですが…。
ここはエイドも兼ねていただいていて、12:30〜14:59までのエイド営業。鯛ロゲの制限時間は9:30〜15:30。(15時を過ぎると1分につき50ポイントのマイナス)つまり、スタート直後は開いていないんです。どんなタイムマネジメントでここに立ち寄るかが難しい。
ちなみに、われわれ「チームお方さま」、マストポイント4ヶ所なのに3ヶ所だと勘違い。それに気づいたのが13時、大阪城公園内。
14時クローズのマストポイント「ぎょうざのチャンピオン」さんと、同じく14時クローズの「ミナミカワ酒店」さんの2ポイントを、たった1時間以内に回らなければいけないことに気づきました。
しかもどちらも、大阪城からまったくの反対方向。
チームお方さま、最大のピンチは、このマストポイントの営業時間問題によって発生しました!!
この辺りの詳細は、また別の記事に書きたいと思います!!
鯛ロゲの絶妙なアイデアその3:「ダークとら」と「タモン母」の存在
写真を撮影する際に、「ダークとら」なる人物が写り込んでしまうとマイナス30ポイント。
そのため、有名なグリコの看板で写真を撮るときなど、看板の下に「ダークとら」が息を潜めていないか、など、注意深く確認しながら撮影しなければならず、思いの外ゲーム性がアップしました!!
恐怖のダークとら…(スタート前)
ちなみに、最後のマストポイントでは「ダークとら」が動かない(^◇^;)撮らないと失格のマストポイントのため、マイナス30点を覚悟で撮らざるを得ない、というパラドックスな事態!!
まったく逆に、タモンさんのお母さんと出会うと、プラス20ポイントになります。お母さんと会いたかったなあ〜!!
鯛ロゲの素晴らしい点:マストポイント=エイドポイント
難波神社さんでは冷たいお水やコーラ、スポーツドリンクに甘いお菓子など多数!!
ミナミカワ酒店さんでは、美味しい細うどん!!これサイコーでした!!が、とても焦っていたため写真を忘れた…(^◇^;)FBで他の方がアップされていた写真を使わせてもらいます(^◇^;)
ぎょうざのチャンピオンさんではお店自慢のぎょうざをこれでもかっ!とエイドで提供してくださいました。知人からここのぎょうざの美味しさはなんども聞かされていましたが、聞きしに勝る美味しさ!!
いうまでもなく、飲み物、アルコール類まで提供していただきました!!
そして喜多酒店さん!!ビールも飲み放題、食べ物は焼き鳥(ネギま、皮、レバー)、だし巻き卵、とうもろこし、唐揚げ、が食べ放題!!
ランニング大会のエイド風景には見えないですが、これがエイドなんです!!
どのエイドにも言えることは、信じられない豪華なメニューでもてなしてくださいました!!
また、大阪城近くの「雅整骨院」さんも、院内のガイコツと写真を撮れば15ポイントアップなんですが、そこでも冷たい飲み物を飲ませていただきました!!
キュートなゼッケン、ステッカー、缶バッヂ
今回、ゼッケンは短冊状になって、ウエアとリュックにそれぞれつけて走る、という形でした。あと、手のひらほどの大きさの鯛焼きステッカー、ミサンガ、缶バッヂ。
鯛焼きウルトラのゼッケン類ってどれも可愛いから、つけているのがちょっと嬉しいんですよね。
昔、ウインドウズのパソコンがどれもベージュで同じダサい形ばかりの中で、アップルコンピューターが、カラフルで半透明でティアドロップ型の初代iMacを出してばか売れしたけど、つけてて可愛い、『ランナーがつけたくなるゼッケン』って、ジョブズが考えそうなアイデアなんじゃないかなって思います!!
ちなみに、エントリー代金が3,000円…
たぶん、 一つのエイドでの飲み食い料金だけで、飛んで行ってしまいそうな低料金…(^◇^;)
エイドのみなさんも、ゼッケンの印刷関係の皆さんも、スタッフを担当してくれた皆さんも、全て、タモンさんの人柄に惹かれて、利益なんか度外視で手伝ってくださっているみなさん。
こんな善意のみで開催されている大会が、面白くないわけがなく!!
昨日は本当に、人生の中でも五本の指に入るほど、楽しい日になったって参加者も多いのではないでしょうか!!