昨日、このブログが初めて1日のPV数が1,000PVを超えました〜〜!!\( ˆoˆ )/!!しかも、1,000PVをかなり超えての1,693PV。
今までは900PV/日がベストだったのに、いきなり1,700近くも行って驚きました。
そのうち、41%が、9/15に書いたこの記事。
「エイリアン:コヴェナント」について書いた映画評でした。
この記事の推移
9/15に公開されたこの映画、僕は当日に観に行くことができました。が、書くのにかなり手間取り、ブログにアップできたのは19時過ぎ。
15日のPV数に占めるこの記事の割合はわずか1.53%。
16日は7.09%。
17日は6.08%に下がって、
18日にいきなり41.23%になりました!!
おそらく、
「エイリアン:コヴェナント ネタバレあり」
でググった際、検索の上位に上がってきたためと思いますが…
なぜこの記事がけっこう好かれたのか考えてみました。
ブログに映画評を書くということ
ブログに映画評を書くにあたって、困ってしまうことがあります。それは、
ネタバレを書くか、書かないか
ということです。
ネタバレを書いてしまうと、これからその映画を観に行こうと思っている人にとっては迷惑な話になってしまいます。
しかしながら書かなければ、当該作品に対して深く突っ込んだ話ができず、不完全燃焼な評になってしまいます。
今までの僕のスタンスはものすごくぐらつきがあり、
「ネタバレなしで書ける映画→なしで書き、
ネタバレなしでは書けない映画→ネタバレも書く」
といった、一貫性のないものでした。
「古い映画は観た人も多いのでネタバレはありで、最新映画はなるべくネタバレなしで」
という、漠然としたスタンスであったことは事実です。
鑑賞後感想の意見交換
しかし今回の件で思ったのが、映画評をブログで読むということは、鑑賞前の行為というよりも、むしろ鑑賞後の自分の感想と他人の感想との意見交換、といった意味合いが強いのかな、ということでした。
おそらく連休中にご覧になられた方が、自分の意見と他者の意見をすり合わせしたくてググるというパターンが多いのではないか、と思いました。
不明な部分の確認
「エイリアン:コヴェナント」は前作「プロメテウス」を観ていないとサッパリわからない点が数多くあります。
また、「プロメテウス」を観ていたとしても、あの映画の公開は2012年。もう5年も前のこと。
ロードショーで見にいっただけなら、細部はもう忘れている人も多かったかもしれません。
また、そのほかでも、良く分からなかった部分などを確認したいということもあると思います。
受動的情報収集時代の映画評
少なくともタイトルにネタバレありと掲げると、鑑賞前でネタバレNGな人はそれを読まなければいいだけの話。
ブログやインターネットがなかった時代の映画評は、映画雑誌やテレビ、ラジオが主流で、それらは受動的な情報収集の形でした。
そこにネタバレが書かれているかどうか、情報を受け取る側には分からない。
だから基本姿勢として、ネタバレを書くことはNGとする、という暗黙の了解が、当時の映画評にはあったと思います。
情報を取捨選択できる今
しかしネット社会の今、ネタバレありと書かれているブログを読む/読まないは読み手次第であり、書き手は古いしきたりに従う必要はないのです。
「ネタバレなし」で映画評を描きたい人はそうすればいいし、ネタバレありで深く掘り下げて考えを進めたい人はそうすれば良い。
タイトルにネタバレの有無を掲げることを忘れさえしなければ、書く側のスタンスはどちらでも良いはずです。
しかも、どちらかといえば、鑑賞後の感想を意見交換したい人たちにとっては、ネタバレが書かれている方がありがたいのでしょう。今回のこの記事が多く読まれていることがそれを証明しているように重ます。
「映画評」=「ネタバレを書いてはいけない」という、古くからある固定概念に縛られていたのだ、ということに気づきました。