こちらの記事でご紹介した、今年の8月に放送された「ザ・世界仰天ニュース "走る民族 ララムリ"」に登場した、タラウマラ族のロレーナさん。
なんと、先ごろ行われた「ハセツネ」こと「長谷川恒男カップ 日本山岳耐久レース」に出場していた、とのこと!!
ハセツネ(長谷川恒男)カップ 日本山岳耐久レース オフィシャルサイト
「ハセツネ」は総距離71km、累積標高差4,500mの山道を、ほとんどエイドなしで、食料、水、その他全てを自分で背負って、24時間以内で走らなければならない、極めて難度の高い山岳レースと聞いています。
ロレーナさんはメキシコのチワワ州の山奥から、お父さんとお兄さんとで来日していました。おそらく日本のテレビ局が3人を招待したんだと思います。
彼女の実力がどれだけのものなのかは、誰もが知りたいところ!!
結果は…。
彼女がゴールした瞬間の映像に、時計がチラッと映っていて、「14時間」の部分だけ読み取れます。
少なくとも彼女は14時間中にはゴールしていたようです。
順位は、女子309人中58位…。
と思いきや、なんと、途中で水をもらってしまったということで失格になってしまったらしいです。残念!!
しかし、映像でもありましたが、他の選手たちが歩いている階段を、彼女はガンガン走って登っていました!!
おそらく選手たちは何度も試走を重ねている人たちも多いと思います。この登りは体力温存のため歩こう、など、念密に作戦を立てて挑むランナーも多くいると思います。
それに対し、メキシコの奥地の彼女は全くのノープラン。
しかも今年のハセツネは湿度が高く、例年よりリタイア者が多かったらしいです。
その証拠に、お兄さんとお父さんは、選手としてではなく、彼女を撮影するためのスタッフとしてレースに参加していたにもかかわらず、お兄さんは30km地点でリタイアしていたとのこと!!
山には彼女以上に慣れているはずのお兄さんさえリタイアするほどの過酷さ。
そんな過酷な条件の中で、失格になったとはいえ、サクッと14〜15時間で完走している彼女はやはり只者ではないでしょう!!
「来年、リベンジしたい」と彼女は口にしていました。
日テレさん、来年も呼んであげてください!!