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淀川市民マラソン外伝:さすが21回開催のノウハウ!!遅ランナーにも分け隔てないホスピタリティとは?!

6,000円の河川敷マラソン。高い?安い?

 

淀川市民マラソンの参加費は6,000円です。

 

マラソン大会の参加費はたいてい10,000円程度。

 

その料金で、大都市・大阪や東京などを縦横無尽に走り回るのと比較したら、普段でもタダで走れる淀川河川敷、大した景色の変化もない…。

 

河川敷なので大掛かりな交通規制もまったく不要。

 

都市型マラソン大会の6割でも高いんじゃない?

 

とお思いかもしれませんが。

 

淀川市民マラソンは、カメ足ランナーの視線から見ると、速いランナーさんは気づかないだろう、素晴らしい点があります!!

 

それは、

 

「遅いランナーにも給食がたっぷり残っている」

 

という点です!!

 

遅ランナーは、エネルギー補給の点で見殺しにされている

 

サブ3クラスのランナーさんなら補給食はほとんど摂らないかと思いますが、それ以降になると補給食に手が伸びるはずです。

 

速いランナーさんは知らないかもしれませんが、都市型マラソン大会って、後半になると給食はほとんど残っていないって状況が多いです。

 

残っていても、速いランナーさんの食べ残し。「あ、これ、人気なかったんだろうなぁ〜」って食べ物しか残っていません。

 

ですので、遅いランナーほど、エネルギー補給のためのジェル等はしっかり自分で持っていかなければならないんです。

 

初参加の淀川市民マラソン、補給食に関してはまったく期待していませんでした。ハニースティンガーを4本、スポーツようかんを1本、ポケットに詰め込み、ポケットはパンパンでした。

 

このほかにも、・アミノ酸4包、・芍薬甘草湯(足攣りの薬)4包、・塩飴、などを詰め込んでいました。

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給食は3種類のみ、ただし、大量に

 

ところが!!

 

期待は良い方に裏切られました!!

 

補給食は、最後尾のランナーにも届くようにたくさんありました!!

 

ただし!!

 

・バナナ

・みかん

・きゅうり

 

この3種類のみ!!

 

「さすが21回開催の知恵だ!!」

 

と僕は思いました。

 

地元の名産などを給食に入れ込むと、嬉しいんですが、量がない。

 

ありつけたとしても、小さな紙コップに半分程度の味噌汁とか。

 

ありがたく、嬉しいけど、食べた気がしない。

 

遅ランナーには給食がないってことも往々にしてあります。それどころか、後方ランナーには水がないって大会さえありました!!

 

それに対し、淀川市民マラソンは、ランナーに必要な給食だけを

 

・徹底的に3種類に絞り込み、

・それを大量に

 

用意してくれているのです!!

 

バナナ、みかん、きゅうり。

 

このエイドにはみかんはありませんでしたが、みかんも大量にありました。とても甘く、食べやすいみかんでした。

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どんなに疲れていても、この3種類なら食べることができます。逆に、これらも食べられない状態に陥ったら、もう棄権するしかないでしょう。

 

しかもこれらを、前半に走り抜ける俊足ランナーたちだけではなく、最後尾のランナーでさえたっぷりと食べれる量を確保してくれている、という姿勢はとても嬉しいものでした!!

 

そもそも、遅いランナーほどエネルギーが欲しいのに、エイドにたどり着いた時に

 

「給食は無くなりました〜」

 

ってどうなのよ??!!

 

そりゃ主催者も無限に量を確保できるわけはないけど、何度も開催してるなら足りた/足りなかったの判断はつくでしょうに。多く開催しているマラソン大会でさえ、この「後半給食ありません状態」はよくあることなんです。

 

そういうわけで、淀川市民マラソンは、過去の20回の経験を生かして、すべてのランナーに分け隔てないホスピタリティを提供してくれていました!!