しほちゃん
しほちゃんは仙台から来てくれたランナーさんです。
彼女と直接会うのは3回目。
1度目は、2015年のサロマ湖100kmウルトラマラソン。ここで僕たちは、共通のマブダチである「オスカルくん」を介して初めて会いました。
結果は、僕もオスカルくんも、サロマの100kmを走破できなかったのに、しほちゃんはサクッと完走。
この時が、初めてウルトラマラソンに挑戦したしほちゃんですが、この完走により、明らかに才能を開花させ…。
このあとは、100kmを何度も完走し、最近は200km、いわゆる「超ウルトラ」と呼ばれる距離さえ完走する、超ウルトラランナーに変身してしまいました!!
この細い体のどこに200km走るパワーと筋力があるのだ…。
彼女には、どうしてもお返ししたい恩があって。
2度目にお会いしたのが、2016年。僕はオスカルくんに会いに、日帰りで山形に向かいました。人生の岐路に立っていた時でした。
仙台空港に降り立ったとき、オスカルくんと一緒に、しほちゃんが手を振っていました。
彼女が来てくれるとは知らなかったので驚きました。
しほちゃんはすぐ後に仕事が入っていたので時間がなかったにもかかわらず、僕が来ると聞いてわざわざ仙台空港に顔を出してくれたのでした。
そのときくれた牛タンジャーキーがとても美味しかったなあ!!
実はしほちゃん、神戸マラソンは今回で連続3度目だそう!!
僕はずっと神戸マラソンを応援していましたが、一昨年と昨年は、どうしても事情があって応援に行けていません。よりによって、その2回に走っているなんて!!
だから今回こそは、何としてもしほちゃんを応援したい、と思っていました!!
直前までスケジュールが微妙でしたが、なんとかやりくりしてしほちゃんにも会えました!!
4時間30分で完走する、と事前に宣言し、その通りのタイムでゴールしていましたが、200kmを走る彼女にはそのペースは余裕があるのか、35kmで会った時も息一つきれていない余裕ぶりが印象的でした。
しほちゃん、仙台からわざわざありがとう〜〜!!
アンディ
神戸在住のアンディは、走ることも好きだけど、マラソンの応援にもよく行く人です。
去年の水都大阪ウルトラマラソンでは、東京から来た彼女の友人を応援するために淀川までやって来て、その友人と一緒に約5kmを並走して走っていました。
今年の篠山ABCマラソン、われわれ夫婦は初めて応援に行ったのですが、アンディはなんと3回目の応援。
どこにクルマを停めるべきか、どこで応援すべきか、を熟知している彼女について行ったおかげで、まったくノーストレスで篠山の応援ができました。
また、つい先日、われわれ夫婦が走った淀川市民マラソンにも応援に来てくれたアンディご夫婦。
彼女の応援は本当にパワフル。篠山では36km関門のすぐ横で応援していたのですが、関門閉鎖ギリギリの時間になると、アンディは両腕を振り回し、
「あそこ!!あそこが関門!!あと2分!!あそこまで頑張って!!あそこを越えて!!」
と叫びながら、腕をずっとグルグル、グルグル、と振り回していました。
腕を回すことで「念」、あるいは「フォース」が生まれ、そのパワーでランナーを少しでも後押しできると本気で考えているかのような、鬼気迫る応援風景でした。
そうやって、いつも他人を応援しているアンディ。
その彼女が神戸マラソンを走るというので、今度はこちらが応援しないわけにはいきません!!
しほちゃんとアンディ。彼女の表情に、気合いを感じます。
この日の神戸は寒くなるとの予報がある中で、気合い十分のアンディは短パン1枚だけ。
寒さ対策に、太ももとふくらはぎにホッカイロを直張りする、という荒ワザに出ていました(^_^;)
「低温ヤケドするから!!やめなはれ!!」
という僕の忠告に対し、
「スタート前だけの寒さ対策だから大丈夫!!」
とアンデイはいっていました。
とにかく、このレースにかける意気込みを感じました。
僕は10kmと35km地点で応援していましたが、そのどちらでもアンディが僕を見つけてくれて声をかけてくれました!!
でも、アンディは一瞬たりともスピードを落とすことはせず、疾風の如く走り去りました!!
35km地点のアンディ。みよ、この美しいフォーム!!周りの男どもがみんな素人に見える!!
その甲斐あってか、ネットでもグロスでも4時間を切る素晴らしい走り!!
実はアンデイにとって、今回が5回目となる神戸マラソン。その中でのコースベストを、今回たたき出しました!!
アンディ、いつも応援ありがとう!!ナイスランでした〜〜!!
ドロンジョさま
素晴らしい天気、素晴らしくマナーのいいランナーたち、素晴らしい運営、素晴らしいだらけの神戸マラソンに、もし、不服な点があるとしたら…。
仮装ランナーが少なかったのでは?という点でした。
少なかったものの、仮装ランナーはいました。かなりの完成度の高い仮装ランナーが。
キャプテン・アメリカもいました。
カメラの起動が間に合わず、バックショットのみですが、前から見たらこのキャプテン・アメリカ、ものすごく完成度高かったです!!
この鉄人28号の重量感!!
デビルマン!!
しかし、全員が男性。
今回、女性の仮装ランナーでもっとも輝きを放っていたのは…。
やはりこの方!!ドロンジョさま!!
パーフェクトなプロポーションにドロンジョさまの衣装が映えて、もはや本物よりドロンジョっぽい彼女!!
本格的にダンスをされている彼女なので、ドロンジョ衣装も映えるプロポーションなのです!!
しかも、実は過去に2度もUTMFを走った、超本格的なトレイルランナーでもあります!!ただのおちゃらけランナーとは違います。
(UTMF:Ultra Trail Mt. Fuji=ウルトラ・トレイル・マウント・フジ。富士山の周囲約170km、累積標高差8,000mを制限時間46時間で走破する、国内最高峰のトレイルレース。国際トレイルランニング協会が認定している大会を走破し規定ポイントを獲得しているものしかエントリーできない)
実は彼女には悩みがありました。
このドロンジョ・マスクの「耳」の部分。
走って風の抵抗を受けると、耳が曲がってしまうのです。
そこで、この耳に厚紙で芯を入れることで、アニメばりのピンッと立った耳を再現!!
走ってても耳が折れることのない、完璧なドロンジョ仮装が完成したのでした!!
35km地点で会ったドロンジョさま。「耳、完璧ですね!!」という僕に対して、
「風の抵抗がすごくて…。マスクが脱げそうになるんです!!マントもあるし!!」
と、新たな問題点を指摘されていました。
ドロンジョさま、爽やかなセクシーと美しさを神戸の地に見せていただき、ありがとうございました!!
間違いなく仮装ナンバーワンでしたよ!!
特別付録:ドロンジョさまのオフショット(笑)。