福知山マラソン2017に応援に行ってまいりました。
一生懸命なランナーたち、一生懸命な応援者たち、一生懸命な運営、ボランテイアたち。
2014年に走った思い出通りの、素晴らしい大会でした。
と同時に…。
マラソンの恐ろしさを痛感した大会でもありました。
今日の福知山の天候は過酷でした。
冷たく激しい雨が打ち付けたかと思うと…。
氷雨
スマホのカメラにも映り込む大粒の雨。12時26分撮影。
陽光
あっという間に太陽が現れ、燦々と陽光が降り注ぎます。
その9分後、12時35分。僕はカッパを脱いでいる。足元にはくっきりと影が見えるほどの日が差している。
虹
美しい虹は、福知山の美しい自然を象徴しているようでした。が…。
12時49分。美しい虹がかかり、このまま天気は回復するか、と思った。
気温上昇
一気に上昇した気温で、喉の渇きを訴え、足のけいれんを訴えるランナーが続出。
14時01分。綺麗な青空が見えるが…。
コールドスプレーに長蛇の列ができる。
冷風
しかし、あっという間に天候は激変。太陽は隠れ、氷のように冷たい風が吹き荒れました。
その9分後、14時10分。急速に曇り始めるとともに気温も低下。
マラソン大会は時として、こんな過酷な環境の中を走らなければなりません。
事前の天気予報などを十分にチェックし、寒さ対策、雨対策などを注意深く行わなければならないことを痛感いたしました。
「寒い…」と自分の肩を抱きながら震えているランナーがいらっしゃいました。
と思えば、大粒の汗を流しながら、炭酸水を3杯もがぶ飲みしたランナーさんもいました。
めまぐるしく変わる天候の中を4時間も5時間も走り続けるマラソンは、注意深い準備を怠ると、時として命の危険さえ生じかねないスポーツです。
冷静に自分の体調を分析し、DNFも選択肢として持って置かなければいけない、と痛感しました。
今日、何台もの救急車が行き交っていました。
全ランナーさんが、無事に走り終えられたことを祈ります。