大阪マラソンや神戸マラソンは、応援ポイントへの移動は、縦横無尽に走っている電車や地下鉄を利用すれば思いのままに移動できます。
ところが奈良マラソンは、電車が走っている部分がコースになっていないため、電車による移動が難しい。
僕が初めて奈良マラソンを走った2012年、お方さまはレンタル自転車で応援してくれました。
しかしレンタル自転車は返却時間などの関係もあり、なかなか思うように使えません。
電車で移動し、しかも絶好の応援ポイントで応援できる方法がありますので、それをご紹介しますね!!
①鴻池(こうのいけ)陸上競技場からJR奈良駅まで(徒歩orタクシー)
奈良マラソンのスタート地点である鴻池陸上競技場にランナーは集合しているので、朝の7時半ごろ、そこに集合し、ランナーの皆さんを激励するのがいいと思います。
ランナーの皆さんは、例年、とても寒いことが多いので、スタート前の寒さ対策として、100円均一のレインコートの2枚重ね着や、このホットクリームの塗布などをして、寒さ対策をすることをお勧めします。
さて、応援者は鴻池陸上競技場から、JRの奈良駅まで移動します。
タクシーによる移動でも構いませんが、徒歩でも可能です。2.5kmちょっとです。
この時に注意すべきことが、国道369号線です。
ここを渡らないとJR奈良駅に行くことはできませんが、この道は同時にマラソンコースでもあるので、8:30に通行止になります。
歩行者といえ、渡ることができなくなります。
ここは8時半から通行止になるので、それまでに渡っておかねばなりません。
万一、8時半にここを渡れない時は、やや遠回りになりますが、鴻池陸上競技場からまっすぐ南に近鉄奈良駅方面へ行って、高天(たかま)の交差点まで行くと地下道があるのでそれで渡ることができます。
②JR奈良駅→帯解(おびとけ)駅(約7分)
JR桜井線で、奈良→京終(きょうばて)→帯解(おびとけ)とわずかふた駅。
「きょうばて」や「おびとけ」など、関西人でも滅多に読めない地名です!!
③第1応援ポイント:15km地点 帯解駅から南東方向、169号線にかかる歩道橋(徒歩約10分)
帯解駅から南東に歩くと、マラソンコースである169号線に出ます。「下山町」という交差点の、一つ南にある交差点に歩道橋がかかっているのでコースの向こうに渡ることができます。
(この後、第2応援ポイントに向かう際、この歩道橋が重要になってきます)
ここはちょうど15km地点です。
サブ3ランナーならここをちょうど10時に通過します。
サブ4ランナーなら、10時25分ごろ通過します。
帯解からの移動に10分かかるとして、サブ3ランナーを応援したいなら、
JR奈良9:41発→帯解9:47着
に乗らないといけません。
しかも、この次の電車は、
JR奈良10:15発→帯解10:21着
しかありません。
10:21に帯解着なら、そこから10分かけて移動すると、サブ4ランナーの通過時間10時25分を過ぎてしまいます。
ですので、応援者はなるべく
JR桜井線和歌山行き 奈良駅9時41分発
の電車に乗ることが望まれます。
④第2応援ポイント:34.5km地点 かきうち菜果園前
第1応援ポイントで歩道橋を渡った地点から、北に数百メートル行くと「下山町」という交差点があります。
ここを東に、農道のような道を数百メートル歩くと、34.5km地点に出ます。
この徒歩移動も約10分かかります。
サブ3ギリギリのランナーならこの地点は11時25分ごろ、
サブ4ランナーなら12時15分ごろ
この地点を通過します。
ですので、第1応援ポイントの離脱時間は、余裕を持って15分前くらいに離脱されるのが良いと思います。
応援終了:13時54分
実は第2応援ポイントのすぐ前に、第7関門があります。
この関門の閉鎖時間が13時54分。
最後のランナーはその時間にやってきます!!
補足:防寒着及び食料は事前に入手のこと!!
特に第2応援ポイントは、完全に田んぼの真ん中で、360度、風を遮るものがありません。
そのため、かなり寒いです。
くれぐれも防寒準備をお勧めします。
また、周囲にはコンビニや自動販売機もあまりありませんので、食料や飲料などは、JR奈良駅にたどり着くまでに入手しておくことをお勧めいたします!!