昨日、奈良に住む両親から電話がありました。
母からの電話
母:あんた、さっきうちに電話してきた?
オレ:いいや。してないよ。なんで?
母:やっぱりな。
オレ:どうした?
母:電話がかかってきて。「ヒロシやけど。いま事故して警察におる」っていうて。
オレ:ええっ!「ヒロシやけど」って言うたん?でもオレやないでそれは!
母:そうやろ!声が違うかったから!「アンタ、ヒロシやないやん。声がゼンゼン違う」って言うたら。
オレ:ウンウン。
母:「いま、風邪ひいてるから!そんなことより、いま警察におって!」って言うから。
オレ:…。
母:「風邪も何も、声がヒロシとちゃうやん!お父さんにも聞いてもらう!お父さん、ちょっと来て!この声、ヒロシとちゃうよな?!」って言うたら。
オレ:ウンウン。
母:お父さんが来る前に電話、切れた。
オレ:そうなんや!
巧妙なやり口
と言うわけで。
どうやら最近のオレオレ詐欺は、単に「オレオレ」的な、相手に名前を言わせる形から、事前に入手した個人情報を元に、こちらから名前を名乗ることで信用度をアップさせて引っ掛けると言う形式になっているようです。
おそらくとっくに知れ渡っているやり口でしょうが。
自分の両親、と言う最も身近な人間のところにそんな忌まわしい内容の電話がかかってきたと言うことで。
注意喚起の意味も込めて、記事にしておきたいと思います。
その間抜けな犯人が、オレと声質がかなり違うやつでよかった(^_^;)