4/14に放送された「陸海空」ですが、嬉しいことに「部族アース」が復活してくれました!!
部族アースとは
「部族アース」とはこの番組の看板コーナーで、世界のテレビ局が入ったことのないアマゾンの原住民と触れ合う、という趣旨のコーナーで。
U字工事がレポーター的な立場なんですが。
実際には、現地の食べ物を躊躇なく口にするばかりか、現地の人でさえ引くくらい、生で魚を食べたりする破天荒なナスDこと友寄ディレクターの方が有名になってしまいました。
再会な人たち
U字工事に「今度の川は安全ですか?」と聞かれて言葉を濁していた西河さんは…。
確か、あの「アワフン族」との恐怖のファーストコンタクト、銃弾まで飛び交い、演者スタッフ全員が身柄を拘束され、なんとか解放されるも、最後まで、人質として拘束され続けていた人のはず。
「この人がいるなら大丈夫」ってつい思ってしまいました。
また、U字工事とは別行動のナスDは、あのホルヘさんと再会!!(三枚目の写真ね)
年末の無人島対決は、最初は「よゐこ」組と「ナスD&ホルヘ」組の対決、という内容のはずが、ホルヘの来日が何かの事情で不可能になり、ナスD1人で行うことになっていました。
つまりあの旅を通じて、ナスDとホルヘさんは固い絆で結ばれたようで。
ホルヘ、いつも陽気で笑ってて頼もしいけど。
アワフン族で身柄が拘束されてた時、確か
「もう殺される…」
的な発言をしていて。
ホルヘの口からそんな言葉が漏れたので、あの時は本当にギリギリの状態なんだ…。って緊迫感が増しました。
聞き捨てならない言葉をそのまま放送する自信
僕らが今までジャングルのロケっていうのは、全部作ってきたんです。
今まではシャツ着たらあかんかったんですよ。脱いでもらえ、と。
これはありのままをやってるんで。
というスタッフさんのコメントがあります。ちょっと分かりづらいコメントですが。
つまり、ジャングルのロケで出会った原住民の人たちが上半身にシャツを着ていた場合、今までは交渉してそのシャツを脱いでもらい、
アマゾンの原住民=上半身は裸
という虚像を日本の視聴者に提供していたが。
これ(=部族アース)はそんな小細工はしない、という、テレビマンの告白というか、懺悔というか。
正直なところ、聞き捨てならない言葉だな、と思いました。
この番組以外でアマゾンの原住民が出てきたら、その絵は嘘かもしれない…。
あのセリフをそのまま流したこの番組。
絶対に小細工はしない、そんなもの必要としない真実を命がけで撮る、という決意の表れのようにも見え。
この番組は信用して良さそうですよね!
道中すでに緊張の連続!!
U字工事の一行は、その道中がすでに苦難の連続で。
国道を走っていたら急に前に進めない事態。
5km先で何者かが交通を遮断し、経済を麻痺させるという行動に出ているらしく。
道には車が帯のように連なり、人々が車列の周囲を不安げに歩き回り。
あるものは自衛のためかバットを手に持ちながら。
「ここから先はクルマに乗ってると何をされるかわからないから徒歩で」
という言葉で、徒歩で進むことに。
舗装された道の上なのに、日本ではおよそありえない事態。
パイナップルを満載したトラックの運転手は2日間動けないでいて。
ガソリンスタンドに駐めてただけでタイヤにクギを打ち付けられた人もいて。
高まる緊張感の中。
道路を封鎖する黒いテントに接近し、話を聞いてみると…。
大学の授業の再開を要求するグループによる封鎖であることがわかります。
国から補助金があるのに、教授の給料が支払われていないため、講義が行われていないことを不服としたグループが、政府との話し合いを求めて行っているデモなのでした。
U字工事とナスDがペルーに再上陸「部族アース」新章が今夜スタート https://t.co/UU1cig6AgL pic.twitter.com/dqTxwlZLzQ
— お笑いナタリー (@owarai_natalie) 2018年4月14日
他の番組では知りえない非日常感。
これから広がっていくであろう未知の世界への入り口にたどり着いたようで、不謹慎ながらワクワクしました!!
部族の権力の象徴とは
11時間かけて川を移動し、さらにチャーター船に乗り換え。
ここで、部族への案内人アヴィアスさんという方と合流。
彼の口から、興味深い話が聞けます。
アヴィウスさんによる、権力の話
この周囲に住む部族間では50年前までは激しい抗争があり。
部族間の抗争とは、領土の奪い合いよりも重大なこととは、女性の強奪だった、とのことでした。
女性とは、子供を産み育てるという存在なので…。
女性の人数こそがアマゾンで暮らす部族の権力の象徴
とのことでした。
移動4日後…。
4日かけてU字工事が移動したどり着いた部族の方々は、いったん撮影スタッフを集会所のような小屋に招き入れ。
そこで会議を開きます。彼らを受け入れるべきかどうか。
ある村人は、
未だ電気も水道もない自分たちの暮らしを彼らがテレビで伝えれば、援助を受けるきっかけになるかも
と賛成意見を口にしますが…。逆の意見としては、
外国人には「人食い」や、「人を殺し油を搾り取る輩」がいるそうだが、お前たちはそうじゃないのか?
と質問を投げかける村人もいて。
U字工事が「僕たちは人を食べません」と言う説明を、真顔で聞く部族の人たち。
のちにわかったことでは、ジャングル奥地で住む人たちには「Pishtaco(ピスタコ)」と呼ばれる存在が未だに信じられているとのことでした。
Pishtaco(ピスタコ)
人をさらい、採取した油で石鹸を作る人々(と信じられている)
会議の結果
U字工事を中心とした取材班の真摯な対応を部族の皆さんが納得したと見え、取材班は受け入れてもらうことができました!
ナスD班は…。
一方、U字工事とは別行動のナスDはホルヘと再開、ナウンのいる村を目指して行動を開始する、というところで終わっていました!
多く使われていたU字工事班
約30分くらいの放送時間の中で、U字工事の占める部分が2/3ほどあったと思われ。
前回の部族アース時において、ナスDの人気が出てからはほとんど出番がなくなって今っていたU字工事。
まだナスD側の撮れ高が少ないからなのか、出演時間が長かったですが…
これからもナスD共々、部族アースを引っ張ってね!
新章、超楽しみです!!