どうもこの記事にアクセスが集中してるな?と思っていたのですが。
昨日の「激レアさんを連れて来た。」において、この番組が2月度のギャラクシー賞を受賞した、とのことだったんですが。
受賞した回がこの2/5放送回だったようです。
おめでとうございます!!
紺野美沙子似の美人が激レアさん!!
さて、今回の激レアさんは、
「普通の主婦だったのに、気がついたら荒くれ漁師軍団のボスになっていた人」
ことツボウチさん。
今夜11:15〜の #激レアさん は
— 激レアさんを連れてきた。 (@geki_rare) 2018年4月16日
普通の主婦だったのに、気がついたら荒くれ漁師軍団のボスになっていた美女🤔
話を聞いてた研究員達が思わず「カッコイイ〜」と言っちゃったその理由とは!?✨💕
おしとやかでパワフルな美女の話、皆んな観てくれよな〜😘#若林正恭 #剛力彩芽 #濱口優 #弘中綾香 pic.twitter.com/kkFA9lU28z
この方がまた、ビックリするほどの美人!!
女優の紺野美沙子似の、美貌とスタイルの良さ!!
破れた夢
小二で
「CAになりたい」
と願い。
高校・大学と留学を経験、大学時代はJALの客員教授の講義を履修、その教授の口利きで、すぐにでもJALに入社できるのでは、と言うところまで話が進むも…。
大病を患い、CAの夢を断たれることに。
在学中に結婚、しかし…
名古屋の大学を中退し、夫の勤務先・山口県萩市に移住。21歳で男の子を出産します。
しかし結婚生活は長くは続かず、2年で離婚。
山口県萩市でシングルマザーになってしまいます。
英語力を生かした翻訳の仕事や、コンサルティングといった仕事をスタートさせます。
運命の出会い
ある旅館で仲居さんの手伝いをしていたツボウチさんは、そこで宴会をしていた人物と知り合います。
その人物が…。
荒くれ漁師たちのボス・ナガオカ。
白髪をオールバックにし、メガネの奥から鋭い眼光を飛ばす、意志の強そうな一文字の唇。
いかにも頑固オヤジ!!といった風貌。
萩の大島と言う島で生まれ育ち、20人の漁師たちを束ねる不器用な頑固者。
弘中アナ:まさに、イカツさ溢れるTHE・海の男です!
イカツイけど、オヤジギャグを飛ばす、面倒臭いヤツ。でも決して悪い人ではない。
ナガオカさんはそんな人。
大島
人口:700人
コンビニ、交番なし。
人口の半数以上が漁業関係者。
社交辞令
この宴会の席でツボウチさん、社交辞令で名刺を渡します。
数日後…。
ナガオカさんから喫茶店に呼び出されたツボウチさん。
そこにはナガオカさん以外にも2名の漁師の姿が。
この3人、それぞれが20名の漁師を束ねる船団長。
3人はそれぞれ1万円ずつ、計3万円をツボウチさんの前に置き…。
「何か新しいことを考えてや!」
と依頼して来ます。
と言うのも…。
2008年、山口県の漁獲高は最盛期から約半分以下に激減していました。
ツボウチさん:何かしなくてはならないんだけど、(自分たちでは)まったくわからないから。とりあえずヨロシク。みたいな。
若林:けっこう大改革してくれ!って話を3万で?(笑)
こうしてアジとサバの区別もつかなかったツボウチさん、24歳にして漁業の世界に飛び込むことに。
荒くれ者の洗礼
「頼んで来た」クセに「メッチャ怒ってくる」現場
失礼のないように、スーツを着ていったツボウチさんの姿を見た漁師たちは…。
①ずいぶん綺麗なオベベやな。
↓
②(怒)さては、魚に触る気、ねえな??!!
弘中アナ:…。ということで、荒くれ漁師さんたちは、「最短2手」で怒りに達することができるんです。
当たり障りのない会話を心がけたツボウチさん。「今日のお魚はどうですか?」と尋ねたところ…。
①ずいぶんキレイな標準語やな。
↓
②(怒)さては、島、バカにしてんな??!
若林:(爆笑)また2手で??!!
弘中アナ:また2手で怒ってきたんですよ。
若林:喧嘩しようとしちゃってるなあ…。
起死回生
そんな環境の中。大島の漁業を救うため猛勉強したツボウチさん。
ある制度を発見します!それが…。
6次産業化
従来の漁業
漁師→魚を獲ってきたら(漁獲)おしまい。
6次産業化では…。
漁師→漁獲+加工+流通、販売のすべてを行う。
手間は増えるが、収入もアップ!!
生産=1次産業
加工=2次産業
流通、販売=3次産業
=6次産業化
このツボウチさんの提案を聞いたナガオカさんたちは…。
一様に、賛同の意を表します!!
でも、よくわからなかったので…。
ナガオカさん:姉ちゃん、わしらの代表になってもらってもええ?
こうしてツボウチさんは、60名からなる「萩大島船団丸」の代表=ボスの座につくことになってしまいます。
ブチギレ覚醒
地元とバッチバチ問題
漁協を通さず商売するこの6次産業化で地元が反発。
荒くれ漁師たちから不満が噴出します。
ツボウチさん:とにかく終わること(6次産業化をやめたいこと)ばかり皆が言うんですね。それをみんなに言われすぎて。1個1個対応してたんですけど、「もういいわ!」ってなって。
「とにかく黙ってやってくれ!やってダメだったら全部アタシが借金返すから!責任とるから!とりあえずやろう!」
と。(言った)
この日からツボウチさんはスーツを脱ぎ。
ジャージを10着、購入して毎日それを着て。
標準語をやめて漁師流の「島言葉」で話すように。
目についたことはガンガン言う「荒くれ上等スタイル」になります。
ナガオカのウィンドブレーカービリビリ事件
ある会議でツボウチさんと意見が衝突したナガオカさんは、
付き合ってられん!
とばかりに会議の場を出ようとします。
まだ話は終わってない!
と、去ろうとするナガオカさんの上着をツボウチさんがむんずと掴むと…
ビリビリビリ〜〜ッ!!
とばかりにウィンドブレーカーが破れてしまいました。
この、コワモテボスのナガオカの服をビリビリにするツボウチさんを見て…。
他の漁師たちは彼女を
海の悪魔だ…。
と口々につぶやいたそうです…。
衝突は日常茶飯事。
営業スタイル
販路拡大の為、大阪へと営業に出たツボウチさん。
ここでの彼女の営業スタイルがまた、瞠目すべきスタイルで。
①たった1人で大阪の飲食店に飛び込み。
②客としてカウンターに座り、刺身だけを頼む。
③天然ですか?養殖ですか?産地は?などを大将に質問。
④カウンターで刺身のみを食べる、魚に詳しい美女に、大将も興味津々。
⑤「なんでそんなに魚に詳しいの?漁師の娘かなにか?」と向こうから聞いてくる。
ツボウチさん:そこまで行けばもう商談は成立です。名刺をお渡しして、「実は魚屋をやっていまして。始めたばっかりで」と言えば。もう買ってくださります。
若林:勝率はどれくらいですか?
ツボウチさん:半年間、月1の営業で20軒の取引先を作ろう、と(目標を立てて)。でちょうど半年で20件(作りました)。(勝率は)ほぼ100%。
漁師たちの反発
あいつ!港に顔も出さないで何をやってるんじゃあ!
営業の厳しさを知らない漁師たちはツボウチさんが大阪で遊んでいると勘違い。
もう我慢ならん!お前なんかやめちまえ!
この一言にブチギレたツボウチさん。
ではやってもらおうじゃないの、とばかりに営業で獲得した名簿と営業ノウハウを残し…。
フェリーに乗って、別の漁師さんグループの視察に行きます。
その道中のフェリーの写真をSNSにアップしたところ、
全てのスタッフから電話が!!
たぶん、フェリーに乗って島を去るつもりだ、と勘違いしたと思われ。
ナガオカさんに至っては、彼女が苦労して獲得した名簿の多さを見て、涙を流していたそうです。
こうして、漁師たちとツボウチさんとの絆は強固なものになりました。
嵐を呼ぶ男・コニシの登場。
ここでコニシが登場します。
現代っ子の理屈屋で、大学卒業後、6次産業を実践するツボウチさんに賛同し、自ら加わってきた、のはいいんですが…。
先輩漁師の前で、「漁師になるには」といった本を堂々と読む、空気の読めない人物で。
皆をイラつかせる天才なのでした。
そんな中、船団の絆を揺るがす大事件が勃発します!!
大手町地下鉄ホーム事件
東京・大手町で開かれた漁業関係者の集まり。
ツボウチさんは講演し、
生態系を壊すような養殖はしてはならない!!
と言う趣旨の内容を話しました。
その後、酔った席で、とある養殖業者がコワモテのナガオカさんに、
「試しに養殖、して見ませんか〜?」
と提案したところ、酒も入っていたナガオカさん、二つ返事で
「いいっすよ〜〜」
と快諾してしまいます。
自分の講演内容を聞いていなかったかのようなナガオカさんの発言にツボウチさんは激怒。
(怒)それは無いけぇ!勝手に決めんといてぇや!
とナガオカさんにブチギレ。
メンツが潰されたナガオカさんも一歩も引かず。
大手町のホームで大喧嘩が勃発!!
わめきたてるナガオカさんを無視し、ICカードで冷静に地下鉄の改札を通るツボウチさん。
改札が通れず、わめきたてるナガオカさん。
ワシはもう大島に帰る!!
まだ東京の仕事があるにも関わらず、そう叫ぶナガオカさんは、続けて…。
コニシ!!お前はどっちにつくんじゃあ??!!
と無関係のコニシさんに問いかけます。
コニシはこう答えました。
「ツボウチさんです」
ツボウチさん:私がここで1人で行ってしまったら、この事業(6次産業化)はここで終わってしまうんじゃないか、と(コニシは)思ったらしいんです。で船団長(ナガオカさん)は島の人間なんで、こっちは大丈夫だろうと思って(私に)付いてきたらしいんです。
思惑はずれのナガオカ
ナガオカさんは、他の漁師は自分につくだろうと思っていたのに…。
誰1人、ナガオカさん側につくものはなく。
引っ込みがつかなくなったナガオカさん、漁師仲間に戻れなくなって…。
半年間、音信不通状態になってしまいます…。
NHKからの取材依頼
福島の漁業の復興支援を目的とした番組で、復興サポーターとしての出演依頼がNHKから舞い込みます。
そこでツボウチさんはナガオカさんとコンタクトを取り。
ツボウチさん:「この番組は私が出演するより、あなた(ナガオカさん)が『大丈夫』って(福島の)漁師さんに言ってあげな」、って言ったら。戻ってきてくれて。
『ちょっとこじれかかった人間関係も、自分よりあなたの方がテレビ出演にはふさわしい、と彼を立てる形にして、彼の自尊心に訴えて復帰しやすくする』
ツボウチさんの人心掌握術、さすがだな!と感心しました!!
驚異の売上拡大
こうして2013年には、萩大島船団丸は、立ち上げ当初から5倍の売り上げを達成。
さらに今ではツボウチさん、株式会社を設立。禁漁期の間も漁師さんを雇用する働き方改革に挑み。
禁漁期の間も雇用できる体制を整えてらっしゃるのだそうです。
この後、実に興味深い、船団丸の会議風景がVTRで流れて…。
この回は終わります。
ちなみに若林の最終的なラベリングは
ナガオカのお母さんの人
でした。
4/23まで、TVerで無料視聴できます!!