最近のマラソン大会では、いわゆるマイコップ運動が推奨されています。
紙コップのゴミを軽減するため、なるべく自分が持ってきたコップで水をもらおう、という趣旨です。
こちらの記事でも紹介しましたが。
洗濯バサミで紙コップを帽子のつばにつければ、もう立派なマイコップの出来上がりです。
この水都スタイルは、これはこれで完成形ですが。
カープキティちゃん
今回、新たなる知恵を授けてくれたランナーさんがいらっしゃいました。
それが、このかた。
ご存知、カープキティちゃんです。
「最 交尾 後尾」
のタスキも晴れやかに、しまなみを全走してくれた、驚異のランナーです!!
「交尾」
と
「後尾」
を引っ掛けたシャレなんですが。(分かってるわ!)
そもそも彼はずっと最後尾ではなかったし…。
ツッコミどころ満載のいでたちで走っていたキティちゃん。
来島海峡大橋にて。
われわれの第2エイド、来島海峡大橋の下にたどり着いた彼は、いつものように元気いっぱいで。
「凍ったレモンもありますから、レモンチューハイも作れますよ!」
というと、
「あ、レモンを、直接ください!!」
と言って、レモンをダイレクトにかぶりつきました!
たぶん、今回のしまなみで撮ったベストショットがこれ。
キティちゃんの知恵
そんなキティちゃんが出発まぎわになって、
「水、もらえませんか?」
というので、紙コップに注ごうとすると、
「あ、マイコップがありますんで」
と言って、キティの衣装のポケットから取り出したマイコップ。
それがこれでした。
これにすぐ反応したのが…。
お酒大好き・お方さま。
「ああっ!!これはっ!!」
これ!!
「宝焼酎の220ミリリットル、青キャップ=アルコール度数20度や!」
私のような下戸にとっては、ラベルの中央の文字が
「宝」の旧字なのか
「魔物」の「魔」なのか
よくわからない飲み物ですが。
このシリーズ、20度が青キャップ、25度が赤キャップだそうです。
マイコップとして優れている理由
この空き容器がマイカップとして適している理由は…。
①普通のペットボトルより口が大きいので、氷を入れることができる。
②大きさがちょうどポケットに収まる。
③フタ付きなので、コップとしても、ペットボトルとしても使える。
ということです。
特に①は、直射日光を浴びながら何時間も走らなければならない大会では是非とも欲しい要素です。
なぜか池田家にもあった同様の容器で氷を入れる実験。(なぜこの容器があったのか、は聞かないでください!お方さまの名誉のためにも!)
しかし普通のペットボトルの口には、氷は入らないので、エイドに氷があったとしても持ち運ぶことができません。
セクハラだけじゃない
キティちゃんはこの容器の存在を、萩往還で他のウルトラランナーから教えてもらって知り。
アルコールが飲めないキティちゃんは、中身だけ他の酒飲みのランナーに飲ませて、容器だけをマイコップとして使用しているらしいです。
さすが!百戦錬磨のウルトラランナー!!
セクハラ問題だけでなく、マイコップ問題にも詳しいのでした!!