バイきんぐ西村の「いいね!アース・モンゴル編」がついに完結しました!
こんなに間が空いたのは、おそらく、道中で西村が撮影に参加した映画の問題だと思われ。
本国で公開後、一定に期間を経ないと、本編の一部であろうが、日本で放送する許可が下りなかったのだと思われます。
モンゴルの映画撮影裏話
日中でもマイナス30度という極寒のモンゴルでは、撮影前の台本チェックなどはなく。
カメラを回す前にスタッフ、俳優たちが打ち合わせて、そのまま撮影になだれ込む、というパターンが一般的だそうで。
モンゴル語がわからない西村は、何のシーンなのかも全くわかっていないけど…。
とにかく、アイスホッケー的な衣装を着て、周りの俳優が喜んだ演技をしているので喜んで…。
「何のシーンか全くわからない」
と言いながら撮影に臨んでいました(^_^;)
出演シーン
で、日本初解禁となったそのシーンは…。
わずか、8秒だけの出演…。
でもバッチリ顔が写っていました。
有名俳優たちとのインスタ
いいね!稼ぎのために、モンゴルの有名俳優たちと写真を撮影、彼らの名前をキリル文字でハッシュタグ付きで記入。
日本だけでなく、モンゴルからのいいね!獲得を目指しますが…。
86,038のいいね!しかつきませんでした。
この旅での最高のいいね!数は、2日目の9万いいね!だったので…。
有名俳優たちとの写真は10万いいね!を目指していたのですが。
モンゴルでは、スマホが一人一台になっているものの、SNSはフェイスブックが主流で、インスタはあまり浸透していなくて…。
ハッシュタグ作戦は不発に終わっていたのでした。
一気にゴールまで!
18070Tg(トゥグルグ)=860円を追加し、前日までの残りと合わせて所持金は
41340Tg、日本円で約1968円。
ゴールの街・ザミンウードまではまだ660kmもあるのですが…。
何と!ザミンウードまでの切符代は、一人1万2千Tg!!
2人でも2万4千Tg!!
所持金は4万1千Tgあるので、余裕で買える!!
首都ウランバートルから中国国境ザミンウードまでをつなぐモンゴル縦貫鉄道は、実は、超格安の料金設定。
乗客に対し、とにかく車両にギュウギュウに乗ってもらい、660kmに及ぶ区間を、およそ580円という驚きの低価格で運行。
これは東京から北海道・函館とほぼ同じ距離。
中国へ向かう人はもちろん、国内移動の際も、
クルマのガソリン代より安い
と重要な交通機関となっている。
とのことでした。
しかし!この後、西村に最大のピンチが!!
のナレーションの後、
「歩けないんですか?」
と小倉Dのコメントがあって…。
この直後、どうやらモンゴル相撲を体験するらしい流れになるので…。
モンゴル相撲をして、無茶な動きをしてどこか肉離れでも起こすのでは…。
と思ったら…。
その通りでした(^_^;)
負傷までの道筋
鉄道の出発までまだ7時間以上あったので、モンゴル相撲の道場を探すと…。
高校の体育館と思しき場所で、稽古をしている高校生たちと遭遇。
モンゴル相撲を体験させてもらえることになります。
10人いたので、
「モンゴル相撲10番勝負だ!!」
などと意気込みますが…。
もちろん全敗。
しかも、どうやら最初の一番で、左のケツのあたりを痛めていたようで。
あの痛がりようは、もしかしたら、ハムストリングスを痛めていたのかも。
足を引きずり、ゆっくり歩いて駅まで行き。
そのまま、14時間に及ぶ列車旅。
歴代最高いいね!
インスタの投稿は…。
何とこの写真が、歴代最高いいね!数の、143357いいね!を獲得します!!
こうして7日目の朝6:50、14時間の列車移動が終わり。
ゴールの街
ザミンウードに到着。
14万いいね!がついたので、所持金は4万7千TG。
この駅からゴール地点までの距離がわからないので、後1日かけていいね!を稼ぎ、確実にゴールする作戦を取る西村。
西村の人間力
寝床を探しに警察署へ行きますが。
警察署内部での宿泊はNGながら、
日本人好きのおばあちゃんがいる、という情報をゲット。
そのおばあちゃんの家に泊まらせてもらうことに。
このおばあちゃんが西村を溺愛してくださいます。
この、他人の懐に入り込む西村の人間力の強さ …。
最終日のインスタ写真は、足が痛くて野良犬の写真しか撮れなかったのですが。
モンゴルへの思いを真面目に綴った文章が人々の心に届き…。
90627いいね!がつきます。
所持金は6万6千Tg(約3千円)。
前代未聞のゴールコメント
目指すゴールは中国国境付近にあるモニュメント。
足が痛いので、タクシーに乗ることを強硬に主張する西村に対し、頑なに拒絶する小倉D。
小倉D:俺、肩貸すんで、二人で歩いてゴールしましょう!爆風スランプかけて!
西村:古いよ!
小倉D:ダメっすか?!爆風スランプ…。
西村:何でそんなにやりたいの?
小倉D:いやぁ…。爆風スランプかけ…。
西村:古い!!
自分たちの足で、感動的にゴールにたどり着きたい小倉Dの強い思いをまったく慮ることのない西村は、勝手にタクシーを止め、
勝手に荷物を放り込んで、タクシーに乗り込みます。
仕方なく、
「前代未聞だなあ…」
と言いつつ乗り込む小倉D。
そして…。
タクシーが走り始めてわずか2分。
目的地に着いてしまいます(^_^;)
痛めた足で歩いても、多分20分もかからなかったのでは…(^_^;)
さらにゴールのモニュメントは塔のようになっていて。
20〜30段程度の階段があるのですが、それすら西村は登りたくないとゴネだし。
小倉Dがなだめすかして何とか登らせ。
小倉Dがかけたかった爆風スランプとはこれ。
電波少年で猿岩石がユーラシア大陸を横断した時に、爆風スランプが作った応援歌「旅人よ」。
うっすらとこの、西村のゴールシーンでも流れていましたが。
感慨にふけっている小倉Dをよそに、勝手に階段を降りている西村。
西村:ゴールじゃないんですね、いいね!アースって。ゴールしたらダメなんじゃないですか?あ〜、ゴールしなけりゃよかった!!
小倉D:マジで言ってんのかなあ…。
台湾編、タイ編、共にゴールしなかったいいね!アースがモンゴル編でついにゴールを迎えたのですが、
感動もへったくれもないコメントに戸惑う小倉が面白く。
この二人のコンビ旅が、また見たくなりました!!