靴下を愛するあまり靴下を噛む事でその善し悪しが分かるようになった靴下の神様
ことオチさん。
今夜11:20〜の #激レアさん は
— 激レアさんを連れてきた。 (@geki_rare) 2018年11月12日
靴下を愛するがあまり、靴下を噛む事でその靴下の善し悪しが分かる様になった #靴下屋 の会長さん🧦
高さ120mもある #牛久大仏 を掃除する人✨
衝撃の判別法その匠の技に #秋山竜次 が挑戦‼️スタジオが困惑と笑いに包まれてたぞー😆#若林正恭 #安達祐実 #弘中綾香 pic.twitter.com/7YWeoFE6rV
ロバートの秋山が
どう見ても風呂上がりは間違いないですよね?
というほど、にこやかで肌つやも良い、好々爺と言った人物。
オチさんはあの「靴下屋」タビオの創業者。
ランニング用靴下もあって。頑丈ではきやすい靴下です!!
ところがオチさんの足元に目をやると…。
スリッパだけで、靴下をはいていない!!
弘中アナが言うには、
人生で靴下をはいたのは数えるほどしかない
とのこと。
日に300足ほど試し履きで靴下をはかないといけない。(自分用の)靴下を1時間はいているとその感触が残ってしまう(ので履かない)
とのことでした。
オチ会長の大成功物語・第一足「裸足の少年」
現在79歳というオチさん。
愛媛県に生まれ、11人兄弟の末っ子で、靴下の存在すら知らず、靴さえはかない少年時代でした。
イタズラは秀才だった、という彼の少年時代とは…。
FILE.01 村の土手掃除事件
小学五年生の時。
村の土手が草でボーボーになり。
この状況、村では土手を焼くことで処理していました。
それも、子どもの役目。
お兄さんに代わり初めて土手焼きを担当したオチさんは、火加減が分からず…。
周囲の松林を燃やしかけてしまいました!!
オチさん:むちゃくちゃ怒られましたわ
FILE.02 おやつタイム腹ペコ事件
ワラ細工などに使用するワラを田畑に積み上げて貯蔵する「ワラぐろ」というものがあり。
当時、おやつとしてオチさんはスズメを捕まえ、頭や足を手でもぎ取り、胸肉を焼いて食べる、という習慣があったようです(グロい!!)
ご近所さんのワラぐろの近くでスズメを燃やしていると、その火がワラぐろに燃え移り…。
オチさん:むちゃくちゃ怒られましたわ
FILE.03 ハチの巣駆除事件
ご近所の牛小屋でハチの巣を見つけたオチさん。
ハチの巣にはハチノコがいます。
優しい牛小屋の持ち主のおばあちゃんが、オチ少年のために火をたいて、その煙でハチを撃退してあげよう、と考え、牛小屋の横で火を燃やすと…。
牛小屋、全焼。
なんとこれが、無実のオチ少年のせいになります。
オチさん:おばあちゃん、(火をつけたのがオチ少年ではない事を)黙っとるねん。腹立つ!
これらの事件のせいで
中学卒業と同時に、丁稚奉公に出される事になりました…。
オチ会長の大成功物語・第二足「地獄の靴下修行」
1955年、高度成長期時代。
大阪・鶴橋の靴下屋さんで働く事になったオチさん。
ここでの仕事内容が地獄だった、との事。
超長時間労働&低賃金
賃金
大卒の初任給が1万1千円の時代
住居、3食付きではあるものの、オチさんの手取りは…。
1500円。うち、1000円は自動的に貯金されるので、
使えるお金は500円。今のお金で3000円程度だったとの事でした。
労働時間
1日の労働時間は
繁忙時は朝6時〜深夜2時まで(20時間)
食事は直立不動(繁忙時)
6畳6人4時間睡眠
先輩からのイジメ
愛媛弁のオチさん、「大阪弁を喋れ!」、と言われますが、死んでも喋らない、と決めたオチさん、
先輩から目の敵にされます。
オチさんばかりが先輩にいじめられるため「防波堤」「サンドバッグ」とあだ名がついたくらいでした。
逃げ出さなかったオチさん
普通なら逃げ出してしまうようなこの状況ですが、オチさんは
もっと靴下を愛そう
と心に誓います。
靴下しか自分を助けてくれるものがいなかった
という理由で。
オチ会長の大成功物語・第三足「靴下モンスター誕生」
靴下の品質を調べるため、履くどころか
頬ですりすりしたり、全身ですりすりして感触を確かめるようになります。
手のひらは色んなものを触っているので、そこで靴下を触っても感触は分からない。そこで、手の甲で感触を調べ、頬で調べ、身体の色んな部位で調べていくうちに…。
やがてこの行為は行き着くところまで行き着き、
ついに
ハムっ!!
靴下を噛んで、品質を確かめるようになりました!!
良い靴下は、歯形がつかない
のだそうです。
コツとしては、
靴下を赤ちゃんと思い、赤ちゃんが泣く手前まで噛む
のだそうです。
靴下を噛むと靴下の善し悪しが分かる究極の靴下判定法
噛むときは90秒息を留めるのだそうで。
息を吸うと噛む強度が変わってしまうから。
45秒噛み、45秒の押し返す具合を見ているのだそう。
この技術を習得するため、
部屋で洗面器に水を張り、夜な夜な息を留める訓練をした、とのことでした。
自分の店の靴下は言うに及ばず、ついにオチさん、
他店の靴下さえ、店員の目を盗んで噛みまくっていたそうです
実際のところ、「店員の目を盗んで」噛むなんて事はできなかったようで、店員さんに背を向けて噛んでいて、店員にはバレバレだったようです。
オチさん:(店員は)アホかって顔してたよ
13年の修行後
婦人靴下専門の「DAN」を創業。すぐに人気商品になったようです。
そして服のコーナーの一角でしかなかった靴下コーナーを「靴下が可哀想」という理由で、専門的に扱うショップとして
靴下屋
を1984年にオープンさせます。
オチ会長の大成功物語・第四足「そして靴下の神へ…」
この頃、3足1000円の爆安靴下が大ヒット!!
靴下屋の靴下は1足600円程度。値段ではとても勝てません。
しかし
我が子のような靴下を叩き売りはできん
と、安売り競争には参加せず。
数年後、安売り靴下は下火になり…。
時代が高品質のオチさんの靴下に追いつきます。
若林のラベリングは、
靴下の噛様(かみさま)
でした。
11/19までTVerで無料視聴可能です!!