走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

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八尾市立病院・循環器科。主治医が、ある忠告を、ものすごく言いにくそうに僕に語った理由。

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渡部先生の外来

 

2年前、僕の心臓にカテーテルを挿入し、心房細動を直してくれた、八尾市立病院の渡部先生。1年の通院後、完治を宣言されてから、まさに1年ぶりに渡部先生を受診しました。

 

まず僕は経緯を説明。

 

・終診後、複数のマラソン大会に出場し、いずれも心拍は問題なかったこと。

 

・大阪マラソンのスタート前も、心拍数は60台で問題なかったこと。

 

・20km地点で突然、170に跳ね上がったこと。これは激坂をずっとずっと登り続けた時の心拍数で、キロ7:30で平坦な道を走るときに出るのはおかしいこと。

 

・なんとか140台まで落ち着いたので、レースを続行、170と140の間を行き来しながら、ゴールまで行ったこと。

 

・帰宅して座っても、140を下回らず、ついに心房細動が再発したと確信したこと

 

先生が言いにくそうに語ったこと

 

事前に心電図を取っていたので、先生はもちろんそれを見ながら、

 

アルコールと過労と睡眠不足は不整脈に悪いんですよ。マラソンは、過労の最たるものって言っていい。

 

今回、マラソン中に再発した、ということは…。

 

池田さんにとって…。

 

マラソンは、よくないんじゃないかなあ…。

 

これは医学的には認められたことじゃないですけど…。

 

マラソンランナーに不整脈の人は多いし…。

 

池田さんの楽しみのことなんで…。

 

言いにくいんですが…。

 

マラソンは、もうやめておいたほうがいいんじゃないかなあ…。

 

…。先生が、そうおっしゃるのなら。

 

実は、僕もマラソンやってたんですよ…。

 

えっ?!それは知りませんでした!!

 

いや、大学の時なんで、もうずっと前ですけど。

 

練習をすればするほど、タイムを縮めたいから、より負荷をかけていく、心臓にはかなりキツいものですよね…。

 

だから、週に25kmないし30km程度の…。「週に」ですよ。それくらいのランニングの方が、健康にはいいんじゃないかなあ…。

 

今後の方針 

 

今日の心電図でも心房細動は認められました。

 

僕は直ちに手術という方向が出るのかと覚悟して行ったのですが、

 

1ヶ月、薬で様子を見ましょう。

 

ベラパミルとピルシカイニドという不整脈を整えるお薬を出してきます。

 

1ヶ月飲んで、元に戻ればそれでいいですし。

 

1ヶ月飲んで効果がなければ、もうどれだけ飲んでも効果がないので。

 

その時は、そのあとはどうするか、また決めましょう。まあ、治すならまた手術しかないんですけどね。 

 

意外だったこと

 

渡部先生という方は、とても物静かで冷静で、どんなことにも感情を乱されることがないような、まさに名医という印象の先生です。

 

その先生が、僕に、

 

もうマラソンはやめた方がいい

 

と言うときに、ものすごく言いにくそうにしていたのが印象的でした。

 

僕がそれをどれだけ楽しみとしているかが分かっているだけに、言いにくかったんだろうと思います。

 

そして自分がかつてマラソンランナーだったということをカミングアウトされたことも驚きでした。

 

自分のプライベートを診察時に話されるような人物ではないからです。

 

2年前、ずっと治療していただいていた時はそんな話は一切されませんでした。

 

ですが、週に25kmから30km、なんて言葉がとっさに出てくるなんて、経験者しか考えられず。嘘ではないと思われます。

 

だからこそ、言いにくかったんだなあ、と思います。

 

もちろん、先生に言われなくても、お方さまも、

 

もうフルマラソンはやめてほしいなあ

 

と言っていました。

 

週に3〜4回、5〜8km程度ジョギングができるなら、僕はそれで満足です。

 

そうすることで、今後もお方さまと細々と、仲良く健康に暮らしていけるなら。

 

とりあえず今は…。

 

薬を1ヶ月飲んで、効果があることを祈るばかりです。