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1/6「いだてん 東京オリムピック噺」 54年8ヶ月6日5時間32分20秒3、オリンピック市場最遅でマラソンをゴールした人の物語。

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いだてん第1話見ました!!おもしろかったです〜。

 

ミッシングジャパニーズ

 

マラソン好きなら、金栗四三という人物に触れたことはあるはずで。

 

最も有名な出来事としては、ストックホルムで行われた第5階オリンピックで日本代表として走りながら…。

 

途中で行方不明となる、という事件。

 

いわゆる「ミッシングジャパニーズ」。

 

真相は、慣れない渡航のあと、気温40度という灼熱の状況下で、長距離を走らされ、さすがに限界に達した金栗氏が、コース近辺にあった民家に助けを求め。

 

しばらくの間、そこのお宅で厄介になっていたということなのでした。

 

ただ、この状況が大会本部には伝わっておらず。

 

金栗氏は行方不明、という状態でオリンピックは終了。

 

ゴールタイム:54年8ヶ月6日5時間32分

 

さらにこの話には続きがあり。

 

ストックホルムオリンピック開催55年を記念した、現地での式典に招かれた金栗氏は…。

 

競技状を走ってゴールテープを切って。

 

この時、

 

「日本の金栗、ただいまゴールイン。タイム、54年と8ヶ月6日5時間32分20秒3、これをもって第5回ストックホルムオリンピック大会の全日程を終了します」

 

とアナウンスされた。

 

54年8か月6日5時間32分20秒3という記録はオリンピック史上最も遅いマラソン記録であり、今後もこの記録が破られる事は無いだろうと言われている

 

ウィキペディアより

 

豪華絢爛

 

この金栗氏を中村勘九郎が演じ。

 

嘉納治五郎を役所広司、

 

古今亭志ん生の若い頃を森山未來、老年をビートたけし、

 

脚本は宮藤官九郎、

 

美術には横尾忠則の名前も見え、

 

大我ならではの豪華絢爛な名前の数々。

 

期待しないで入られません。

 

物語は、明治42年と昭和35年を行き来する物語になるようです。

 

明治のパートでは、金栗四三が嘉納治五郎と出会い、多くの反対勢力と戦いながらストックホルムオリンピックを目指す物語で。

 

昭和のパートでは、東京オリンピック誘致に奔走する人々を描く物語になるようです。

 

第1話では、主人公の金栗四三は最後の最後でチラッと出ますが。

 

大半は、嘉納治五郎が反対勢力と戦いながら、

 

時には強気に攻勢に打って出て。

 

時には病に伏せ、弱気になりながら。

 

ストックホルムへの予選会を開くまでの物語で。

 

ラストで豪雨の中、頭から血を流しながら現れる金栗四三のシーンへと導かれます。

 

あのシーンは良かったですね!明らかに歌舞伎の隈取りをイメージした流血の具合、(途中で「あれは雨で帽子の紅の染料が流れ出た」とのセリフもあったがどっちなんだ?)中村勘九郎の初登場にふさわしいインパクトと歌舞伎へのリスペクトが感じられる絵でした。

 

ただ、金栗氏はオリンピックで大きな記録を残された訳ではないので。

 

今後、どのような流れになって行くのか楽しみです!!