リスペクトすべきランナーたち
大阪国際女子マラソンはいうまでもなく、誰でも走れる市民マラソンではありません。
ホームページを見てみましょう。
参加資格
2018年度日本陸上競技連盟登録者で、2017年1月1日以降、申込期日までに国内外の公認競技会で登録者として下記の記録を出した大会当日満19歳以上の女性競技者
イ. マラソン: 3時間10分以内 ロ. 30km: 2時間11分以内 ハ. ハーフマラソン: 1時間28分以内 ニ. 10000m、10km 37分以内 ホ. 日本陸上競技連盟が推薦する女性競技者
(大阪国際女子マラソンホームページより)
男性でも、ここまで速く走れるランナーはまれ。
とんでもないランナーでないと、こんなスピードで走ることはできません。
いわんや女子ですので、あのレースを走れる女性ランナーは、本当に尊敬すべき、エリートランナーたちです。
リスペクトの秘策
そんな、真にリスペクトすべき彼女たちを応援するために編み出した秘策!!
昨日書いた記事の最後にそのことを予告として差し込んだところ、けっこう反響がありました。
あえて焦らして申しますが、
この秘策は、
大阪国際女子マラソンでしか、使うことができません!!
つまり、年に1度しか引き抜くことのできない、まさに伝家の宝刀なのです!!
ご覧いただけますでしょうか。この伝家の宝刀で応援したランナーたちは、ほぼ100%の確率で、笑顔を返してくれるか、最低でもうなずいたり、手を振ってくれます!!
35kmの地獄の苦しみの中で、ほんの一瞬でも、その痛みを忘れることができる、この伝家の宝刀。
全ランナーには与えられない…
残念ながら、全ての国際女子ランナーに満遍なく分け与えることができないワザなのです。
しかし、ある理由を満たせば、引き抜けるこのワザ。
引き抜かれたランナーを100%、笑顔にできるこのワザ。
それではその秘密をお教えしましょう!
そして、それがわかることによって、
なぜ、大阪国際女子でしか使えないワザなのか、
なぜ、全てのランナーに適用できないのか、
がお分かりになると思います!!
秘策公開!!
その秘策の方法とは!!
下の名前で呼ぶ!!
ということです!!
なぜ呼べるか
僕の知る限り、年に1度開催されるマラソン大会で、
ゼッケンにフルネームが記されている大会は、大阪国際女子マラソンだけです。
招待選手レベルの選手なら別ですが、すべてのランナーのフルネームが書かれているマラソン大会を、他に知りません。
もし、他の大会で、フルネーム記入の大会があれば、その大会でも適用できます!!
男性に通用するか?
ただし…。
それが男性ならどうでしょう?男性が下の名前で呼ばれて嬉しいかと言われれば、ちょっと首を傾げたくなるのも事実。
女性が下の名前を愛する理由
女性は結婚し、姓が変わる可能性があるので。
姓よりも下の名前に愛着を持たれているのかもしれません。
下の名前を叫んでいた!!
こうして、大阪国際女子マラソンの35kmすぎ、ガチャピン&ムック&友人たちの応援ポイントでは…。
よしこさん、よしこさん!!頑張ってぇぇ!!
まゆみさん、まゆみさん!!いいよ!!フォーム、キレてるよ!!
ゆかりさん、ゆかりさん!!ナイス笑顔!!素敵やでその笑顔!!
といった掛け声が飛び交っていました!!
その声が耳に届いたランナーたちはすべからく笑顔になっていました!!
なぜすべてのランナーに適用できないか
一瞬で判読できない名前の場合、下の名前で呼ぶことができません。
例えばゼッケンに
◯◯杏衣
と書かれていた場合…。
なんとお読みすればいいのか、一瞬で判断することはできません。
そのため、スルーしてしまうことになります。
また、
友美
と書かれていたので、
ともみさーん!!
と呼ぼうとしてよく見ると…。
麻友美
だったので、すんでのところで声を引っ込めた、なんてこともありました。
キラキラネームには…
そのうち、
輝石
と書いて
じゅえる
と読ませるキラキラネーム世代がやってきたら、もうこの手は通用しないな、と応援者の間で笑っていました。
2通りの読みが存在する場合の対処法
〇〇佳子
さんだった場合。
けいこさん
なのか
よしこさん
なのかわかりません。
しかし、そのどちらかであることは確実です。
そのため、この場合の対処法は、
けいこさん!!あるいはよしこさん!!頑張って!!
でした。思いは完全に、佳子さんに伝わっていました。
素敵だった「文」さん
こちらの女性、下の名前は
文
となっていました。
名前を呼ぶ前・苦痛に歪んだ表情が確認できます。
フミさん!!あるいはアヤさん!!頑張って!!
と呼んだら、
嬉しそうに微笑んでくれて、
アヤです!!
と返してくれました!!
来年、ぜひ皆さんも!!
もっとも苦しい場面で、ほんの一瞬でも苦痛を忘れさせてくれる魔法の秘策です!!
来年、大阪国際女子の応援に行かれるなら、是非覚えておいてください!!