【再入院日記 0日目】
2016年9月13日の手術でやっつけたはずの僕の心房細動が
2018年11月25日の大阪マラソンで再発してしまいました。
主治医からの忠告
心房細動と激しい運動の間に因果関係はありません。だから手術で治ればまたマラソンを再開してもいい。
はずでした。
しかし僕の場合、大阪マラソンの最中に再発した、ということは…。
「池田さんは、もうマラソンは控えたほうがいいかもしれない」
主治医の渡部先生が言われました。
葛藤
もし手術をしても、もう走れないなら…。
あの恐ろしい手術を、もう1度やらなければいけない理由なんてあるんだろうか。
心臓の内部に届いたカテーテルからの激しい衝撃で、破裂するほど心臓が膨張/縮小を繰り返し、
自分の体の内部から、焦げ臭い匂いがして
一瞬、心臓が止まって胸が押しつぶされそうになって…。
トラウマ級の恐怖。あれをもう1度、経験しなければならない…。
そこまでしても、もう走れない…。
やる意味はあるのか?
激しい葛藤がありました。
実際、「怖いから」という理由で手術をされない患者さんも、けっこう多くいらっしゃるそうです。
マラソンより大切なもの
しかし、もし、マラソン以上に大切なものがあるとすれば
それはお方さまとの生活です。
心房細動を放置すると、心臓内部に血栓ができて、脳梗塞の恐れが格段と高まる。
それに、2年半の正常な脈を経験した身にとって、このムチャクチャに脈打つ心臓の状態は、とても耐えがたいものでした。
お方さまと、これからも健康で楽しく生活していくために、僕は手術を決断しました。
分けてもらった元気玉
12月27日の外来で、手術日は2月5日と決まりました。
小心者の僕ですが、なんとかしてこの手術を乗り切るため、フェイスブックで友達になっている人たちにお願いして、当日のその時間、お祈りをお願いしたりしました。
手術室に入る前、少なくても何人かの人が僕のために祈ってくれている、と思うと、少しは気が楽になるだろう、と思ったからです。
手術は無事、成功し、僕は2月8日の金曜日には晴れて退院できました。
さて、この極めて非日常な経験を、僕は「再入院日記」としてフェイスブックにアップしました。
ただフェイスブックには、火曜日までの様子しかアップいたしませんでしたが、金曜日の退院の日までの模様は下書きに書いております。
そういうことで、ちょうど1週間目になる明日の月曜日から、順次アップしていきたいと思います。