昨日3月31日に、BS朝日で「世界の絶景をマラソンする!-バルセロナ大会を走ってみた-」という番組が放送されていたのですが。
愚かな僕はこの番組の存在を知りませんでした(¯―¯٥)
福島和可菜のツイッター、フォローしていたはずなのに見落としていて…。
チャンネルをザッピング中たまたま見つけたのでした!!
しかしながら、21時から23時までの2時間番組なのに、気づいたのはほぼほぼ1時間が過ぎてから。
福島和可菜は30km地点に差し掛かっていたときでした…。
そこから慌てて録画。
内容は…。
福島和可菜がバルセロナマラソンを走りながら沿道をレポートする、という番組です。
そこに、バルセロナオリンピックで銀メダルを取った有森裕子が所々で見どころをコメントする、という形式をとっていました。
たっぷりの放送時間!!
マラソン大会を、実際に芸能人が走り、それをリポートするという形式の番組は、NHKのランスマでもありますが…。
わずか30分の尺の中にフルマラソンの魅力を全部伝えられているかといえば、正直な所首をかしげざるを得ず。
優ちゃんが100kmマラソンを走った時でさえ、前後編の2回、わずか1時間でまとめられていて、とても勿体無い気がしていました。
それに対して「世界の絶景をマラソンする!-バルセロナ大会を走ってみた-」はなんと2時間枠。
スタートからゴールまでの見どころを、実際に走りながらの丁寧なレポートは、まるで自分が並走しているかのような臨場感がありました!!
福島和可菜がイイ!!
そしてなんといってもよかったのが福島和可菜です!!
↓↓↓全てのランナーのゼッケンに名前が印字されていました!!
バルセロナマラソン行って来ます🥰https://t.co/X2CzMQA9qS pic.twitter.com/1FUC6Z4qnu
— 福島和可菜 (@fukushimawakana) 2019年3月10日
バルセロナマラソン無事にゴールしました😆スタッフさん・カメラさんと共に走った
— 福島和可菜 (@fukushimawakana) 2019年3月10日
✨42.195km✨
スタートからゴールまで、終始喋ってた大会は今回が始めてです🤣(笑)まずは取り急ぎ✋
また改めて更新しますね🌈
最高過ぎる旅でした🥰本当にありがとう🎉https://t.co/TZ36FmQxK8 pic.twitter.com/xatIk3b2m0
いうまでもなく芸能界最速女子と言われている彼女、サブ3ランナーです。
フォームが絵として保つか
体型は完全に強いランナーのそれですし、昨日のウエア、半袖にランパンから見える筋肉の美しいこと。
もちろんサブ3ランナーなので走るフォームも美しい。惚れ惚れするようなフォームです。
彼女のランニング姿を見ているだけで満足できそうなほど、ランナーとしての姿が美しかったです。
とにかく2時間、彼女が走りながらレポートしているだけの番組なので、彼女のランニングフォームが絵として保たないと、すぐに飽きてしまっていたと思います。
それはそれは美しい、ずっと見ていて飽きないほど美しいフォームでした。
レポート力
それに加えて、彼女のレポート力の上手さも光りました!!
スペインのマラソン大会です。日本の大会ではありません。周囲のランナーはほぼ全員が外国人、日本語による意思の疎通はできません。
福島さんは、おそらく英会話はほぼできないのではないか、という程度の英語力とお見受けしました。
つまり福島さんは、会話によるレポートという手段がほぼ封じられています。
ですので、彼女は目についた印象的な建物や風景、街並みなどを大きな声でレポートしながら走り続けます!!
最終的に5時間30分で完走されていたので、1kmを7分50秒くらいのペースで走られていたと推測されます。サブ3ランナーの彼女にとっては散歩程度の走りでしょうが、だからこそできる大声レポート!!
確かにサグラダファミリアや凱旋門、地中海の美しい風景など、誰の目にも明らかな絶景ポイントが随所にある、名コースではありますが、
42kmの全てがそうであるはずはありませんので、
そんな、絶景ポイントがないような箇所でも、彼女は見どころを探しながら大きな声でレポートしてくれます。
それも、走るのが大好き、というオーラが全身からヒシヒシと溢れ出てきている彼女が、楽しそうにレポートしてくれるので、聞いているこちらも楽しくなる、そんな内容でした!!
日本の大会との違いが面白い!!
コースを通行人が平気で渡る
日本の大会では、沿道とコースの間にはロープやテープが貼ってあり、明確に区別されている場合がほとんどですが。
このバルセロナマラソンを見る限り、堅苦しいロープなどはあまりなく。
ですのでランナーの間を、平気で通行人が行き来したり、無関係の自転車が通ったりしています。
日本のマラソンではありえない光景です。
バルセロナマラソンという限り、多分スペインで一番大きな大会ではないかな、と思われますが、その大会ですらこんな感じのおおらかな雰囲気の中で行われているのか、とちょっとしたカルチャーショックでした。
全てのゼッケンに名前が印字
また、応援しやすい演出として、ゼッケンには番号とともに全員の名前が書かれていました!!
バルセロナマラソン行って来ます🥰https://t.co/X2CzMQA9qS pic.twitter.com/1FUC6Z4qnu
— 福島和可菜 (@fukushimawakana) 2019年3月10日
コース保持はいい加減なのに、大会を面白く演出させたいという気持ちは日本の大会を上回っているようです!!
そんな海外マラソンの特徴を教えてくれる番組は他にはありませんでした!!
次回作もぜひ!!
2時間のマラソン番組というと、NHKのグレートレースくらいしか思い浮かびません。
何百キロと走るウルトラトレイルなどを中心とした超人的なレースのトップ集団をメインに追うあの番組は、とても面白いですが、非日常な世界です。
この番組は、フルマラソンという、「日常」というカテゴリーに入れていい範囲内のスポーツを、やや非日常的なバルセロナという街で走る様子をレポートしてくれました。
しかもスタッフがずっと並走し、丁寧に2時間にまとめて。
それを可能にしたのが、福島和可菜というサブ3ランナーをメインに据えたことです。
彼女の美しいフォームが、2時間の長丁場を見続けることを可能にしましたし、
サブ3ランナーという強い肉体が、ずっとしゃべりながらレポートし続けることを可能にしました。
周囲のランナーと話すという切り札を封じられても、明るい調子で風景や建物をレポートし続けたのは、きっと彼女の明るい性格のおかげではないでしょうか。
番組のラストで、次回作があるような含みを残していたので…。
ぜひ!!福島さんメインで、世界の他のマラソンもレポートしてください!!