昨日4/3に放送された「ランスマ」は、50分バージョンになっての第1回目の放送でした。

NHK 「ラン×スマ」 走らなかった人のためのランニングスタートブック (ヨシモトブックス)
- 作者: NHK「ラン×スマ」制作班
- 出版社/メーカー: ワニブックス
- 発売日: 2014/02/27
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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スタジオも新しくなり、、鈴木奈々が新MCになり。
正式には、タイトルも「ラン×スマ〜街の風になれ〜」から「ラン×スマ」と簡略化されたようです。
鈴木奈々はいつもの明るい感じで、同じことを2回言ったり、ワイプで抜かれている時もしゃべり続けたりと、明るくていいです。
ゲスト=茂木健一郎
ゲストは脳科学者の茂木健一郎。
茂木先生がランナーであることは有名な話。雑誌などでもよく見ますが、実際に走られている姿を見るのは初めてでした。
また、旅ランの様子を動画であげてらっしゃるとか、知らないこともたくさんなりましたが。
やはりランニングと脳の関係の話がいちばん興味深かかったです。
ラン×脳 走ると頭は良くなるの?
フルマラソン4時間41分!!
茂木健一郎先生、なんとラン歴45年と紹介されていました。ちなみにウィキペディアによれば56歳とのこと。
フルマラソンの自己ベストは、さが桜マラソン2017で記録した4時間41分16秒。
いいぞ!!ものすごく親近感!!
iPS細胞でおなじみの山中教授なんて、ランナーだと知ったときはまだ4時間切ってらっしゃらなかったのに、いつのまにかサブ4ランナーになられて、今では3時間24分って雲の上的なランナーさんになられて…。
頭も良くってマラソンも速いって嫌い!!
ってなるのに、茂木先生、4時間41分!!大好き!!
かなり走ってらっしゃることは、足を見ればわかりますが、体型はぽっちゃり型だし。超親近感です!!
ランニングで頭が良くなるか?
茂木:ランニングだけじゃなくて、有酸素運動をすると脳が活性化して、脳の働きが高まるという結果報告がたくさんあるんですよ。エビデンス(証拠)があります。
ランニングで成績アップ
・シカゴの高校
1990年から、授業の前にトラック4周を走る。
心拍計をつけて、「ちょっとキツイかな」と思うぐらいのペースで走る。
<結果>
生徒たちが健康になり、さらに成績も向上した
有酸素運動で記憶↑
・ピッツバーグ大学
2010年、55〜80歳の健康な男女120人を対象に実験。
<2つにグループ化>
①1日40分、週3回のややキツイ運動を行うグループ
②ストレッチだけを行うグループ
その後の脳の容量を測定。
<結果>
ややキツイ運動のグループのみ、記憶をつかさどる海馬が大きくなり記憶力も改善された。
年を取っても脳は鍛えられる
軽い運動を継続せよ!!
茂木:脳科学の常識は常に書き換えられていて。年齢が進んでも、新しく細胞ができたり、そんなことがわかってきてるんです。でも、それを生かすことが、有酸素運動。ある程度キツイ運動をしなければいけないってことがわかってきている。
海馬だけじゃないんです。特に重要なのが「前頭前野(ぜんとうぜんや)」ですね。脳の司令塔の役割を果たすんですけど、それも有酸素運動で活性化するので、運動は実は体だけじゃなくて脳にいいってことがわかってきてるんです。
ここで鈴木奈々が、(多分カンペでしょうが)いい質問をします。
鈴木:キツイ運動じゃなきゃダメなんですか?キツイ運動って続かないじゃないですか。
これは、続く/続かないも重要ですが、僕のように心臓にやや問題があるランナーにとっては「キツイ運動はしたくてもできない」という問題があリます。
これについて嬉しい答えが。
茂木:今まではやや息が上がるくらいの“中”強度の運動が脳にいいと言われてきたんですが、最近になって、軽い運動でも同様な効果が得られることがわかってきた。
・2014年 筑波大学
征矢教授の研究グループが、10分間の、息が上がらないペダルを漕ぐ運動で前頭前野の活性化を確認
ランニングで確認
これをランニングで、征矢教授の指導のもと番組スタッフで実験。
・認知機能テスト
上段に色付き文字、下段に書かれた色を表す文字。上段の色と下段の文字があっているかいないかを判断する実験。
例
あか
あお
と書かれていれば、上段で「あか」と書かれた色は青色なので、これは◯。
みどり
みどり
となっていれば×。「みどり」と書かれた色は黄色なので、下の文字は「きいろ」が正解だから。
これを、運動をする前とあとで行う。
<運動の内容>
心拍数120以下の“低”強度のランニングを10分間実施
<結果>
運動後の方がテストの解答時間が短縮されていた
征矢教授:大事なことは、運動に慣れていない方でも軽い運動なら運動を楽しめる、運動ができる、そして効果が得られる。これがポイントです。
ただし…。
茂木:続けないと脳への効果が出ないんですよ。継続することがすごく大事。長期的に続けたときに初めて効果が出る。
茂木先生のランニング
できる限り毎日、10kmランを目標にしているとのことですが、
茂木:続けるためには楽しむこと・喜びを感じることが肝心。「こうじゃなくちゃいけない」とか、型にはめようとするとストレスが溜まっちゃう。できるだけ楽な、好きな走り方で続けると脳が喜びを感じて、喜びを感じると脳の中でそれを続けようという回路ができてくる
茂木さんのランニングの様子
常にランニンググッズは持ち歩く
<シューズ>
靴袋の中に、ビニール袋に入れたナイキのシューズ。前半分がイエローで後ろ半分がピンクという、かなり派手なカラーリングのシューズ。
ちなみに、シューズは汚れると「洗濯機で洗う」のだそうです。
<ウエア>
ナイキの長袖のTシャツ(グレー)
メーカー不明のジョギングパンツ(グレー/青)
どちらも使い込んだ感がかなりありました。ランニング雑誌にあるようなスタイリッシュ感はあまり感じず。
スタイリッシュに走らないと!という考えがランニングをストレス化してしまうとの考えだと思われます。
<持ち物>
・スマホ
・数枚の紙幣
程度でした。夏場でも水を持って走らないようです。(上の、大阪城ランの動画は夏のようですが、水を持たれていません)
準備に時間をかけず、持ち物も最低限にして、可能な限りランニングに取り掛かる時間を短縮させようというスタイルのようにお見受けしました。
準備運動ゼロ!!
スマホのランニングアプリを起動すると、いきなりスタート!!
最初ゆっくり走り始めて、それをウォーミングアップを兼ねる感じですかね。
丁寧なストレッチなど、怪我予防のためのハウツーを教わる機会も多いですが、逆にそれが面倒となってランニングがストレスになる、という側面もあると思います。
茂木さんの、徹底的にランニングをストレスとしない考え方の表れだと思われます。
それで怪我する/しないはあくまで自己責任。
いいカッコしすぎ(^_^;)
このロケの時は最初の1キロを5分22秒。
フルマラソンのベストが4時間41分の人にとって、1km5分22秒なんてゼッタイ速すぎ!!
しかも最初は準備運動がわりにゆっくり走るって言ってたから。
カメラが来てるからハリキリ過ぎてる!!
脳科学者でも、テレビだといつもよりカッコつけちゃうんや…。
瞑想ラン
茂木さんがオススメされてたのが瞑想ラン。
瞑想ラン=よく知ったコースや周回ランなどで、何も考えずに走る状態
これで情報を遮断し、頭を空っぽにして走ると、脳はデフォルト・モード・ネットワークという状態になっていきます。
デフォルト・モード・ネットワーク
茂木:デフォルト=元々の、ベースラインのって意味。そのモードのネットワーク。(瞑想ランをすると)脳が何もしないで休んでいるときの回路に活動が戻っていく。
デフォルト・モード・ネットワークは脳の複数の領域で構成されていて、混乱した感情や、様々な情報を整理。脳のメンテナンスをすると考えられています。
デフォルト・モード・ネットワークになることで…。
・ストレス解消
・前向きな気持ち
・アイデアのひらめき
という恩恵が受けられるとのこと。
ランニングをしたらスカッとした!!って誰もが経験あると思いますが、まさにそのことでしょうね!!
瞑想ランに適した時間
30分から1時間走ると良いとのことでした。
茂木:じっとしていられないタイプなんで本当の座禅は無理だと思うんですけど僕なりに編み出した瞑想する方法がランニング。
解決しないこととか、判断がつかなくてモヤモヤってしてることとかあるじゃないですか。気持ちも含めて、記憶とか感情を整理するためにランニングが有効
いちばん肝心なのは、ストレスが解消されるってことです。
茂木先生の、ランニングと脳の関係のお話はとても面白く、また徹底的に無駄を省いたランニング準備の様子も興味深かったです!!
ラン×スマへのお願い!!
ちなみに、今現在(4/4)の、「次回放送予定」は…。
サブ4!!の第1シーズンは再放送とか総集編だらけで、「ふざけるな!!」の声が多数ありましたけど、少なくても「来週は総集編です」といったアナウンスは毎回されていました。
ぜったい、次の放送日とか、決まってるはずなのに、アナウンスしてくれればいいのになあ…。