走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

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名古屋の謎が、解けなかった日。

最近、ランニングで知り合った友人たちと「謎解き部」を結成し、謎を解きまくっています(笑)

 

realdgame.jp

 

↑↑こういうヤツのことです。

 

(ちなみに上で紹介した大阪の「謎解きメトロ旅」はムチャクチャ難しく、また面白かったです。10/1から2ヶ月限定でリバイバルするようなので、まだの方はぜひ!!)

 

 

ご存知ない方のために簡単に説明します。謎解きに必要なキットを手に入れます(有料、無料、いろいろ有ります)

 

キットの中には、有料のものは、全ての地下鉄を巡ることができる一日乗車券や、メインとなる謎解き用の冊子の他にも、謎のシールや、謎の封筒が入っていて、指示あるまで開けてはいけません。

 

謎を解くと、次に向かう場所がわかり、その場所に移動して次の謎を解きます。

 

その街では有名だけど、そこに住んでないとぜんぜん知らないような名所・旧跡など巡りながら謎を解いていきます。

 

謎は四角四面に考えていたらわからないものも多く、また、今、自分が手に持っているもの、例えば、

 

キットを購入したら、そのキットが入っていた容器、なども絶対に捨ててはいけません。謎の答えが、そのキットの容器に書かれていたりするからです。

 

使い終わった、と思ったシールも、用が済んだはずの封筒でさえ、絶対に捨ててはいけません。謎を解くのに、別の機会に必ず必要になるからです。

 

と、いうわけで、この謎解きゲーム、1人で行うこともできますが、何人かで巡った方が楽しく、多くの頭脳で謎解きにアプローチできるので、チームで行う方がいいと思います。

 

さて、この謎解き部。今まで関西の各地の謎解きをいくつか行ってきて。

 

先日、ついに…。

 

「名古屋」の謎を解きに、遠征してまいりました!!

 

realdgame.jp

 

 

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関西人の我々だけでは、1日で名古屋の謎が解けない可能性もあるので、心強い助っ人として、ランナー知人の名古屋ガールも助っ人として参戦してくることになりました。

 

「ひのとり」で名古屋へ!! 

 

さて、どうせ大阪から名古屋に行くのであれば、特急ひのとりで、しかも、ひのとりのプレミアムシートで行こう!!ということになりました。

 

プレミアムシート

 

「ひのとり」は先頭車両と最後尾車両が「プレミアムシート」になっていて、色々メリットがあるのですが、とにかく、見晴らしが素晴らしい!!

 

座席が操縦席より一段高くなっていて、前方はほとんどガラスなので、前の景色が丸見え。

 

座席のゆったり感や質感もゴージャスなので、ぜひプレミアムシートに乗りたい、と意見の一致を見たのでした。

 

が…。

 

4日前に予約に行くと、すでに同一車両で5席は確保できず、われわれ夫婦が先頭車両の2席に乗り、あとの3名は最後尾車両で確保した3席に乗る、という段取りに。

 

「てへぺろジジイ」との戦い

 

当日。打ち合わせ通り、われわれ夫婦は指定の席に向かいました。革張りソファのようなシート、後ろに倒しても、背後の席に気を使わなくていい設計など、さすがのプレミアムシートです。

 

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が…。

 

われわれの後ろの席には、大きな声で喋る子供が2人いて、ちょっとうるさかったです。

 

ですが、その子供さえ上回る迷惑だったのが、前に座っていたおじいさん2人組。

 

共に推定年齢80歳。めっちゃ元気。すでにほろ酔い状態。

 

のちにわれわれが「てへぺろジジイ」と呼ぶジジイと、その友人ジジイは、およそ2時間半の旅の間中、

 

ほとんど黙っている時間がなかった

 

と言っていいほど、ひのとりの旅に興奮し、喋りっぱなし。

 

「近鉄が初めてビスタカーを導入した時、もう60年前ですわ、あれもワシ、すぐに乗りに行きましてん」

 

「ほーだっかー」

 

「あれ?あの線路、なんでっか?」

 

「あれは…。狭軌、でンな。JRですわ」

 

「狭軌の特急は、もう限界でンな」

 

「あれ?もう〇〇に入りましたか?」

 

「なんでわかります?」

 

「線路のタッチが、ソフトになりまっしゃろ?」

 

〝てへぺろジジイ〟と友人ジジイはおそらく鉄ヲタとみえ、興奮が止まず、喋ることをやめません。

 

高音なのでいやでも耳に入ってきます。

 

仮眠を考えていた道中でしたがとても叶いそうにあらず。

 

われわれは、最後尾の友人の様子を見に行くと…。

 

最後尾のプレミアムシートは、「シーン」と静まり返っていて。

 

友人たちが、

 

おせんべいを食べるボリボリ音が車両中に響き渡って恥ずかしい、

 

というくらい静かでした。

 

で、自席に戻ると…。

 

〝てへぺろジジイ〟のシートが、静かになっています。

 

どうやら前の駅で乗客が降り、自分たちより前方の席が1つ空いたようで、

 

〝てへぺろジジイ〟は勝手にその席に移動していたのでした。

 

1人、残された友人ジジイは、ついさっきまで〝てへぺろジジイ〟が座っていた席に座り、

 

「ウィ〜ン。」

 

意味もなく電動リクライニングを倒し、

 

「ウィ〜ン。」

 

すぐに電動リクライニングを元に戻し、

 

すぐまた自分の席に戻る、という。

 

「今の、なんの時間でしたん?!」

 

とツッコミたくなる謎の行動。

 

でも静かになったし、やっと寝れるか…。と思っていたら。

 

車掌さんが、他人の席に座ってる〝てへぺろジジイ〟の元に歩いてきて、

 

「お客さま、そちらは別のお客さまのお席でして、本来のお客さまが困ってらっしゃいます。ご自分の席にお戻りください」

 

80のジジイが、自分の孫くらいの車掌に注意されて…。

 

満面の、「てへぺろフェイス」を浮かべて、

 

自席に戻ってきました…。

 

そして〝てへぺろジジイ〟は、戻ると同時に、車掌に怒られたことなどなかったかのように、

 

「南海電車のオーナーは、電車業界の発言力が低いそうですわ」

 

「ほーだっかー」

 

と再び「鉄道豆知識」の応酬が始まり、それは、名古屋駅に着くまで終わることはなかったのでした…。

 

名古屋謎解き、開始

 

〝てへぺろジジイ〟との戦いでお腹がいっぱいになったものの、われわれの本当の目的は名古屋謎解き。

 

名古屋の助っ人ガールとも合流、キットを購入して、いざ、謎解きスタート!!

 

購入したキットの1部。この他にも謎のシールなどが入っている。

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最初の1ページ。

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最初の問題は、こんな感じ。

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モザイクをかけていますが、謎解きをやったことがある人は、モザイクの中がどんな感じか予想はつくと思います。

 

第一問はとても簡単で。

 

次の問題も、そう難しくなくて。

 

シールを使う次の問題も、関西の謎解きをやってきたわれわれからすると、

 

「ん?」

 

と言いたくなるような、骨のない問題。

 

あれ?名古屋の謎解きって、この程度?

 

せっかく高いお金出してキットまで買ってるのに、もうすぐ終わるの?

 

と、正直なところ、お昼ご飯を食べ終わるまでは、この名古屋の謎解きをナメていました。

 

驚くべき仕掛け

 

ところが!!!!

 

謎解きが中盤に差し掛かったころ、

 

関西の謎解きでは、ただの1度もお目にかからなかった、驚くべき仕掛けが発動して!!!!

 

後半の謎が、一気に難しくなりました!!!!

 

というか、ここまでの流れでナメてかかっていたわれわれには、ハンマーで殴られたようなショックを受ける、予想もしなかった仕掛けでした!!

 

予想外の仕掛けにショックを受ける一堂。

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ここから俄然、謎解きが面白くなってきて、

 

気がつけばわれわれは、11時20分から謎解きをスタートさせ、

 

お昼休憩に1時間、カレー専門店で大量のカレーと格闘したものの、

 

これに巨大なナンが付いてきて。食べきれませんでした(¯―¯٥)

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帰りのひのとりに乗り込む18時まで、

 

まったく休憩を取らず(カレー休憩は除く)、ただひたすら名古屋の街を、答えを求めて、地下鉄と徒歩で、移動し続けていたのでした!!

 

たぶん、助っ人名古屋ガールの彼女は、僕たちを「あの店にも連れて行こう」「あの店のデザートを食べてもらおう」といろいろプランを練ってくれてたと思うのですが、

 

どこにも寄ることができないほど、名古屋の謎解きは難しくて充実していて。

 

一日があっという間に終わってしまいました。

 

唯一、移動の途中で立ち寄った「梅花堂」さん。ここの名物「鬼まんじゅう」が美味しいから、と、名古屋ガールは事前にお土産を予約してくれていたのでした。ありがとう!!名古屋ガール!!

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名古屋ガールも、特急券売り場まで来てくれて、われわれが特急券を買っている横で、まだ謎を解いていたのですが、

 

最後の謎がどうしても解けませんでした!!!!

 

帰りもひのとり。

 

帰りのひのとりは、プレミアムじゃなく普通席に乗りました。

 

普通席も、後ろの席に気兼ねする必要のない設計のシートに、余裕のあるスペースなど、新幹線のシートよりゆったりできる空間で、

 

われわれは、その車内でさえ、最後の謎に挑んでいたのですが…。

 

いつしか、全員、眠ってしまい…。

 

気がつけば、鶴橋についていたのでした。

 

こうしてわれわれは、2日たった今でも最後の謎が解けていないのでした…。

 

ところで、名古屋ガールは、

 

われわれと別れたあと、名古屋の友人宅で飲みながら、その友人たちと最後の謎に挑み、

 

ついに、最後まで解けた、とのことでした。

 

そんなこんなで、関西人の私がいうのもなんですが、

 

名古屋で開催中の、「地下迷宮に眠る謎2020」、とても面白いです!!

 

「えいこく屋」でお昼を食べるなら、「えいこく屋セット」は多すぎるので、「インドセット」を注文し、なるべく40分程度で店を出て、

 

たっぷり時間をかけて謎に挑むようにしてください!!!!

 

ちなみに、

 

冒頭でご紹介した、大阪の「謎解きメトロ旅」ですが…。

 

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新作製作中!!!!だそうで、

 

超楽しみ!!!です!!!!