走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

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奈良マラソン外伝2022 駆け抜けた印象深きランナーたち

奈良マラソン2022 印象深き人々

 

ゴミを拾うランナー

 

関西のマラソン大会には、ほぼ皆勤賞じゃないかな、と思うほど、このスタイルで参加されている宮路さん。

 

よく「関西ランナーの誇り」と言わせてもらっていますが、

 

意図的にフルマラソンの最後尾を走りながら、走路上のゴミを拾い、袋に入れ、

 

満杯になればエイドのスタッフにお渡しして、

 

また新しい袋を広げ、ゴミ拾いを再開する、

 

という『拾活ラン』をされているランナーさんです。

 

普通の人なら背筋を立てて、普通の姿勢で走るのでさえ、フルマラソンを走破するのはひと仕事。

 

それを、ずっと、前かがみの体勢で、目の前のゴミを拾い、さらに、

 

走路の反対側にあるゴミを見つけると、ランナーの間を縫って走路を横断し、ゴミを拾う。

 

しかも、なるべく多くのゴミを拾うため、制限時間ギリギリで走り、最後尾でゴミを拾う。

 

まあ正直、フルマラソンを往復できるほどの体力と精神力がないとできる所業ではありません。

 

 

今年の奈良マラソンは…

 

そんな宮路さんが35km地点に来られた時に、

 

「今年の奈良マラソンのゴミ状況はどうですか?」

 

と聞いて見ました。

 

すると宮路さんは、

 

「そもそも奈良マラソンはゴミが少ない大会です。」

 

「でも30km過ぎの地点、折り返して坂を下ってくる地点があって、」

 

「毎回、そこにゴミが大量に積もっていて、」

 

「毎回、そこの掃除が大変でした」

 

「ところが今年は、そこにゴミがほとんどなかったんです!!」

 

「だから今年は、ゴミ拾いがとても楽です」

 

「たぶんあの30km地点のゴミ問題は、大会側が何らかの対策をされたんだと思います」

 

「そうじゃないとあんなに綺麗になるはずがないですから」

 

宮路さんはそうおっしゃいました。

 

「基本的に、ゴミが少ない大会」

 

これは大会側が要所要所に、必要なだけのゴミ箱を設置している、という点と、

 

ランナー側も走路にゴミを投げない、という、マナーある態度で走っている、ということでしょう。

 

奈良マラソンは僕もなんども走りました。老人ホームのおじいさん、おばあさんたちが、椅子に座り、笑顔で応援してくれるシーンを、特に思い出します。

 

そんな奈良マラソンの雰囲気が、ランナーに、「マナーのある、節度ある行動」を取らせているのだと思います。

 

いろんな意味で、素晴らしい大会だと思いました。

 

宮路さん、いつもご苦労様です!!

 

 

完走ボタン少年

 

昨日の記事でも詳しく書きましたが、35km地点を大いに盛り上げて来れた、完走ボタン少年。

 

とても美人なお母さんと2人で、今年も来て来れました。

 

彼の姿を見て嬉しくなった僕は、彼の姿を写真に撮ったのですが、

 

そういえば去年も取ったことを思い出しました。

 

シャッターを押しながら思わず出た言葉が、

 

「大きくなってるぅ〜〜!!」

 

でした。

 

1年前に1度あったことがある少年が、実際に大きくなっているかどうかなど、分かるはずがない。

 

と思われると思います。

 

でも僕はハッキリわかりました!!彼は確かに大きくなっていることを!!

 

 

こうやって並べると一目瞭然です。2021はまだ幼く「こども」と呼んでいい体格ですが、

 

今年の彼は、「こども」ではなく「少年」、それも、微量ながら「青年」の力が宿りつつある力強さを感じます。

 

「今年小6です」

 

と彼は小さな声でつぶやきました。

 

じゃあ来年は中学生か…。

 

来年も、完走ボタンを持って来てくれるかな…。

 

あの美人なお母さんと…。

 

ハイタッチがあまり推奨されないマラソンの動向で、

 

この「完走ボタン」システムは、すごい発明だと思います!!

 

めちゃくちゃ、盛り上がるし!!

 

特に後半になればなるほど、「完走できないかも」と弱気になったランナーの前に現れる「完走ボタン」は、

 

もう一度、ランナーに心を奮い立たせる効果があります!!

 

来年、また会いたいぜ!!完走ボタン少年!!

 

美人なお母さんと一緒に来てね!!(←…ソコ?)

 

年に1度の友情

 

2018年の11月。僕は心房細動が再発。もうマラソンはできない体になってしまいました。

 

そのことをブログで報告。

 

そして2018年12月、奈良マラソンの応援に立ちました。

 

その頃はよくこのブログも更新していて、

 

「ブログ読んでます!!」

 

とか、沿道でときどき声をかけてもらっていました。

 

でも、

 

「お体、大丈夫ですか?」

 

「これから、マラソン、どうしはるんですか?」

 

と声をかけてくださったのは、この方が初めてでした。

 

(奈良マラソン2018)

 

柔和な笑みと、優しい声がとても印象的。女装したサンタ姿がとても人目をひく方でした。

 

そして彼は、2019年も前年と全く同じスタイルで奈良の坂を駆け上がってこられました。

 

(上段は2018年、下段が2019年)

 

2020年は奈良マラソンは中止、

 

2021年はアマビエ仮装でした。

 

「今年も、来てくれるかなぁ…」

 

そんな僕の願いが通じたのか、やはり彼は現れて来れました。

 

寅年の今年の仮装は、ラムちゃん!!

 

 

長身でスリムで手足が長く、

 

遠目からは女性に見えました!!(-∀-`; )

 

いつもは35km地点は華麗に駆け抜ける彼が、

 

今年はやや辛そうだったのが印象的でした!!

 

 

「(足に)冷却スプレーしましょうか?!」

 

と聞くと、

 

「いや、足は痛くないです」

 

とおっしゃってたので、足は練習でじゅうぶん出来上がってたのだと思います。

 

今年は暑かったせいで疲労されてたのでしょうか。

 

年に1度、奈良で会える友情。

 

ぜひお体ご自愛いただき、来年もお会いしましょう!!

 

謎のパワフル美女

 

昨日の記事で言及し忘れていました。

 

35km地点に、キャプテン・アメリカの仮装をした、謎のパワフル美女がいらっしゃいました!!

 

 

スリムで手足が長く、派手なキャプテンアメリカのTシャツがよく映える美女でした。

 

写真によれば我々の場所に現れたのは13時40分過ぎ。

 

すぐ手前の関門が13時54分に閉まるので、けっこうギリギリの時間を走っていたはずですが、

 

とてもギリギリランナーとは思えないパワフルぶりでした。

 

完走ボタンの美人ママと入念な打ち合わせのあと…。

 

満面の笑顔で片足立ちのキメポーズ!!

 

とてもギリギリでしか走れないランナーとは思えず。

 

明るい空気を残して走り去って行かれました。

 

総評

 

素晴らしいお天気の下、

 

素晴らしい運営の中、

 

素晴らしいランナーたちが駆け抜けた、

 

素晴らしい大会だったと思います。

 

また来年も、この素晴らしい大会が開催されることを、

 

願ってやみません!!