走れダイエットランナー!

ポンコツ夫とポンコツ嫁はん。ランニングで健康維持しつつ映画やテレビ見ながら言いあらそうブログです。

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大阪マラソン2023 光と影 第1部・『光』編 ずっと会えなかったあの顔、この顔 大規模マラソン大会が帰ってきた!!

2月26日、大阪マラソンの応援に行ってきました!!

 

ランナーの数は3万人とも聞いています。恵まれた天候の下で走るランナーの皆さんの応援ができて、本当に楽しい1日でした!!

 

無事ゴールができたランナーさん、また、ゴールにたどり着けなかったランナーさんも、42㎞もの走路を走ろうとスタートラインに立った気概を誇りに思ってほしいと思います!!

 

そうです、誰も悪くなんかない。

 

ランナーたちは。

 

ただ…。

 

NHKの中継では絶対に見ることができない、阿鼻叫喚な修羅場が、大阪マラソンの走路にはありました。

 

TV中継では絶対に聞くことができないランナーたちの慟哭を、現場にいた僕たちは確かに聞きました。

 

そして彼らの力になるべく、微力ながら、走り回りました。

 

たぶん、東京マラソンに次いで、日本で2番目に大きなマラソン大会であるはずの、大阪マラソン。

 

その光に隠れた影で、

 

半数以上のランナーたちが泣いていたのでした。

 

いったい、何があったのか。

 

まずは大阪マラソンの『光』の部分からお伝えしていきましょう。

 

3年ぶりに戻ってきた、大阪をあげての巨大なお祭り

 

エリートランナーだけが走った去年とは違い、今年は3万人の一般ランナーが、大阪中を駆け巡りました。

 

青空のもとに集結したランナーたち。

 

良く見知ったあの顔や、忘れかけていたあの顔も、

 

たくさんの友人たちに会えて、

 

また、

 

見知らぬ同志たちとも会えて、

 

再開した大阪マラソンの道の上は、あたかも42㎞続くお祭り会場のようでした!!

 

9:30

 

着ぐるみJAPAN、14㎞地点に集結

 

9:35

 

車いすランナー先頭集団が走り抜ける!!すごいスピード!!

 

9:52

 

突如、現れた大集団!!第1先頭集団のあまりのド迫力!!

 

速い選手たちは飛ぶように走る!!

 

 

9:59

 

折り返してきた先頭ランナーたち!!

 

10:09

 

着ぐるみランナーとしては1位が通過(笑)

 

10:10

 

驚いたことに!!知人でいちばん速くやってきたのは小柄な女性のララちゃんでした!!

 

3時間30分のペースランナー

 

エルモの仮装がカワイイ!!けど速いランナーなのでフォームもきれい!!


10:18

 

何年ぶりだろう!!後藤さん!!北海道に住む友人と再会!!大型都市マラソンならではの奇跡!!

 

「35kmにいるから!!」僕はそういったけど、そこに着いたとき、すでに彼は通り過ぎていました。後藤さん、本当にごめん!!でも会えて嬉しかった!!

 

男性ランナーがチラ見する、その先には…

 

着ぐるみJapan・セクシー担当 横光姐さんのビキニ美女仮装(ビキニ部はエプロンです)

 

せんとカオナシ。

 

大阪と言えば『食いだおれ太郎』!!

 

余裕の笑顔のバニー美女!!目立っていました!!

 

4時間のペースランナーとともに大集団が現れる!!

 

「よ・じ・かん!!よ・じ・かん!!」の声援に、ペースランナーさんもガッツポーズ!!

 

亀仙人!!力強い前傾フォーム!!

 

炭治郎を始め、鬼滅仮装は多かったです!!

 

笑顔で楽しそうな女性ランナーが多かったです!!

 

場所が場所だけに、マジで通勤を急ぐサラリーマンか、と思いました(;'∀')


トトロがスレンダーすぎる件

 

出ましたコブクロ・小渕くん!!彼の登場には感動しました。理由は後述します。それにしても前傾姿勢で綺麗なフォーム。

 

なぜか「ハートマーク」を作るランナー多し。その理由は…

 

さっちんが沿道からこれを振っていたのでした!!

 

来ましたオリマユ!!日本にヨガが根付く前からすでにヨガインストラクターだった女性!!

 

インパクト絶大!!大阪のおばちゃん仮装。

 

『TV』のビブスを見つけると掛け声は、『テレビクルー!!テレビクルー!!』走っていたのは読売テレビの女子アナで、AKB48に合格しながら辞退した経歴を持つ佐藤佳奈アナウンサー。


『よじかん・はん!!よじかん・はん!!』ペーサーが来ると定番のこの掛け声は、ペーサー自身に刺さるようです。


アーニャ仮装も多かった!!かわいい~

 

キキ仮装は女子に人気!!


ある意味、最も過酷なモナ・リザ仮装。だってずっと微笑みじゃないとダメだから…

 

10:41

 

関西一般ランナー界の重鎮・久野先生到着。先生はこれが実に100回目のマラソン大会。

 

我々に気づくと急ブレーキ。来た道を戻り、全員とハイタッチして走路に復帰されました!!


リアルなミニオン!!久しぶり!!

 

ガチャピンを見て笑ってくれると嬉しい(^^)

 

MBSの「顔」河田アナ。

 

「ピッコロ!!前に見た!!」と僕が叫ぶと、マスクの下からくぐもった声が。

『奈良です。奈良で会いました』

僕よりピッコロのほうが覚えてくれてた(;'∀')

 

「夫」と「よめ」のTシャツ。仲良しご夫婦ですね( ´艸`)


「奈良で会ったよ!!奈良はありがとう!!」
うまい棒仮装のランナーは足を止めてそう叫ぶ。

ああ!!マラソンって素晴らしい!!

 

水着美女仮装の横光さんの知り合いで、私市にある「ソトアソ」スタッフさんだそうです。

 

竹がないけど禰󠄀豆子!!

 

その直後に煉獄さん!!

 

地味にかわいかった!!

 

10:55

 

関西一般ランナー界の至宝・お掃除ランナーの宮路さん到着。京都で見なかったのは、熊本城マラソンを走っていたからだそうで。

 

少し残念そうな顔で、

「大阪マラソンは…ゴミが、多いです」

と断言されていました。

 

これまた久しぶり!!枚方キングの異名を持つ福島氏。

「35㎞にいるから来てや!!」と言うと、

「もう電車のって帰るわ!!」

と言ってました(;'∀')

 

こちらのタイガーマスク、完成度が高く。走り去るマントまで丁寧に造り込まれていました。

 

知り合いのパンダ君。「ボクの愛を配達中」だそうで…

 

5時間のペーサー到着。

 

インパクト大の金太郎!!

 

静岡から参戦の藤田さん。サロマ湖100㎞ウルトラマラソン完走者。

 

「ナ・ア・ス!!ナ・ア・ス!!」の掛け声に返してくれる笑顔が輝く

 

「チーフ!!頼みますよ!!チーフ!!」

〝チーフ〟のゼッケンにそう叫ぶと笑ってくれました(^^)

 

サザエでございます!!パワフルでした!!

 

京都から参戦のトトさん!!

 

ピーチ姫を

「ピーチ!!ピーチ!!」

とピーチ呼ばわりしてしまいました。

 

オプティマスとバンブルビー@トランスフォーマー!!

 

11:18

あかん、この笑顔みたら泣けてくる…

「久しぶりぃ~!!」

と僕らに声をかけてくれたのは、

大病を乗り越えた哲ちゃん。

 

昔、大阪マラソンと言えばイコール哲ちゃんだった。病気を乗り越えたその足は力強かった。

35㎞では会えなかったけど、ちゃんとゴールされてた。

去り際がカッコ良すぎ…

 

11:20

 

ここで我々は15km地点を離脱、

 

11:37九条発の電車で桃谷駅へ向かいます。

 

乗り換えの鶴橋駅にて。

 

「寒いから」&「珍しいから」

 

駅の自販機で売ってた「チゲスープ」を購入した、シロクマ担当のみっちゃん。

 

味は…。

 

とてもここでは書けないような味だったようで。

 

正直、オヌヌメ出来ません(-∀-`; )

 

35㎞地点

 

12:12

 

桃谷駅から徒歩。歩道橋を渡る

 

いろんな大会を走られるミニー仮装の男性。久しぶりに見た!!

 

大阪城すぐ横「雅整骨院」の先生といくちゃんがここで応援に参戦。

 

サンダルランでこの速さ(まだ4時間ペーサー来てない時間)

 

「もしかして…ダイエットランナーさんですか?」

と話しかけてくださいました。

 

このあたりからコールドスプレーを欲するランナーさんがちらほら。

 

12:32

 

4時間のペーサーが走り抜ける

 

シロクマみっちゃんのご友人。

 

35㎞でこの笑顔は素敵すぎ。

 

亀仙人キター!!

 

なぜか急速に接近するランスマスタッフ!!

まるで何かを要求するように!!

 

だから叫んだ!!

『リサっち!!リサっち!!』

高樹リサは関西出身!!

 

で、いま写真を拡大して気付いたんだけど…

リサっちの前、ハリー杉山もいる(;'∀')

 

ここで爺ぃが応援に参戦!!

 

ぜったい、しんどいはずやのに、こうして笑顔を振りまける。こういうのが人の器ってヤツなんだろうな。

 

12:47

 

さあ!!重鎮・久野先生がやってきた!!マラソン出走100回目!!

 

100回マラソンおめでとう!!次は101回目で会いましょう!!

 

着ぐるみJAPAN・選りすぐりの美女たちによるスプレー噴射!!

来ましたベテランヨガインストラクター・オリマユ!!

 

かつてオリマユが大学で講師をしていたとき。あるマラソン大会に応援に来ていた教え子の女子大生が、

同じくオリマユを応援していた僕のところに、

「折田先生って、ナニモノなんですか?」

と聞いてきた。僕が

「どうしてそんなこと聞くの?」

と聞き返すと女子大生はこう言った。

「だって…。全身から“只者じゃないオーラ”が出てるから…と。

(ちなみに足元はサンダル)

 

「コブクロ!!コブクロ!!」の掛け声に。小渕くん、走ってくれてありがとう!!

 

コールドスプレーでよみがえる人たち!!

 

15kmでも見かけたサラリーマン。「辞表」に爆笑しました(;'∀')

 

おばちゃんもコールドスプレーで復活!!

 

別のサラリーマン仮装。

「お疲れ様です!!」「お疲れ様です!!」

を連呼してて爆笑!!

 

水着美女仮装の横光さんからスプレー希望者が続出。

 

『合法的な水着美女による、合法的なスプレーサービスです!!』

を掛け声にて強調。

 

モナ・リザは35㎞でも微笑んでいました!!

 

リアルすぎる猫ちゃん仮装!!

 

合法的スプレーサービスは大繁盛

 

アーニャとキキ、夢の競演

 

この子は別のキキ。

 

スプレーの順番待ち。

 

来ました!!奈良も走ったうまい棒。

 

佐藤アナ@35km

 

4時間45分のペースランナーが通り過ぎ。

 

あのピッコロも来てくれた(^^♪

 

こちらこそ、走ってくれてありがとう!!

 

いつも僕を見つけて、

「ダイエットランナーさん!!」

と声をかけてくださる読者さんです

 

こちらのランナーさんのTシャツ。ご存知北田さんの

「No Adventure, No Life」

ameblo.jp

 

13:28

 

そしてこのあたりから、僕たちは

『ある異変』

に気付き始めます。

あげたチョコレートを撮影する女性

自前のジェルを摂取しながらチョコをあさるトトロ

 

ここでリカ様登場!!

開口一番、

「きょう、ワタシ、まだ1度も“跳んで”ないの…」

ジャンプこそリカ様の代名詞!!跳んでください!!せーの、

ああ!!リカ様の飛んだ瞬間が収まってなかった~!!

リカ様の名誉のため申し上げると、かなりのジャンプをされていました!!

 

なんか、華があるのよねー。リカ様。

 

さて。リカ様も去って…。

 

お久しぶりのマリちゃんと会い。

 

「異変」は収まるどころか…

拡大する一方…

人々がスプレーではなく、食べ物に群がり始めた!!

 

まったく予想外の事態

 

そもそもコロナが終息したわけではなく、食べ物のエイドは考えていませんでした。

たまたま、個別包装されたおにぎりせんべいやチョコレートなど、スタッフで食べようと思っていた箱をランナー側に差し出したところ、

 

それに人々が群がった!!

 

この「食べ物パニック編」、実はかなり根深いものがあります。その詳細はまた別記事としてアップしたいと思います。

 

14:13

 

「35㎞には行かない」と言ってた枚方キングこと福島さんも現れた!!

 

道頓堀の3羽ガラス。グリコ、カーネル、くいだおれ。

「トランスフォーマー」のオプティマスとバンブルビー!!

 

藤田さんも来た。

 

血小板ちゃん仮装のこころさん!!大病を克服しながらゴールを目指します!!

 

ゴミ拾いランナー・宮路さんはいつもギリギリを走りゴミを拾われます。

 

奈良マラソンで意気投合したかずにゃんさんとまた出会い、30㎞地点から2人でゴミ拾いランをされていたようです。

 

こうして3時09分。

 

僕たちの目の前で、34.9㎞の関門は閉じました。

 

さすがの大規模マラソン。

 

会いたかった顔、会えるとは思えなかった顔にも出会えて、

 

ボランティアの皆さんも一生懸命で、

 

応援で楽しい思いをさせていただきました。

 

マラソン=オワコン

 

一方で、寂しい、と感じたこともあります。

 

それは、

 

「マラソンブームは去ったな」

 

と思えること。

 

まず沿道の応援がとても少ない。

 

もちろんコロナが完全終息したわけではないので、また戻ってくるかもしれませんが…。

 

例えば大阪といえば吉本芸人。過去には吉本芸人がランナーとしてとてもたくさん走っていました。

 

が、今年参加した吉本芸人は、多分、ゼロ。

 

「マラソンは終わった」と会社が判断されたのではないでしょうか。

 

そうなれば、これまで、「仕事」として参加して来た芸人さんが誰一人、走っていませんでした。

 

参加してた芸能人といえば、

 

「ラン×スマ」の高樹リサとハリー杉山、YTVの佐藤アナ、MBSの河田アナ、

 

有名人で走った人はそれくらい。

 

正直、全国で通用する知名度の人は皆無といえます。

 

小渕健太郎

 

だからこそ、僕は、

 

前述のコブクロ・小渕健太郎氏が走ってくれたことが、すごく嬉しく思いました。

 

「マラソンはオワコン」だから、

 

あんなにすり寄って来てた芸能人たちが波が引くように消え去った中、

 

小渕健太郎氏は、テレビカメラもついていない中、ただ個人でマラソンが好きという理由で参加してくれました。

 

「みんなが去ったあと、残ってくれるのが本当の友達」

 

ってよくいうけど、

 

小渕健太郎こそ、本当にマラソンを愛する芸能人なんだな、と感じました。

 

 

次回予告:「大阪マラソンの光と影 第2部:『影』編 給食パニック!!」

 

補充しても!!

 

補充しても!!

 

一瞬でなくなってしまう食料たち!!

 

いったい現場で何があったのか?!

 

そして着ぐるみJAPANはそれに対し、どう立ち向かったのか?!

 

乞うご期待!!