車載冷蔵庫&ポータブル電源 !!
クルマ用の冷蔵庫とポータブル電源を買うのよ。
それも、今すぐに!!
5月3日、お方さまはそう言った。
5/8〜13にかけて、われわれ夫婦は自動車での長旅を計画した。
5泊する中、2泊は宿に泊まり、3泊は車中泊で宿代を浮かそう。
そうなった時、問題となるのが、
車載冷蔵庫とそれを動かすポータブル電源だ。
車中泊初心者のわれわれに、たいそうな装備は必要ない。
だがこの旅に冷蔵庫とポタ電は必須だ。
では初心者がGETすべき車載冷蔵庫とポータブル電源とは??
ポンコツ夫婦なりに考えて見た。
①車載冷蔵庫
驚いたことに車載冷蔵庫にも様々な種類があって。
1)氷が作れるタイプ
2)冷蔵スペースだけでなく冷凍スペースも仕分けることができるタイプ
3)冷蔵とは真逆の、温められるタイプ
4)大容量
など、用途に応じ様々なタイプがあった。
だがわれわれ、素人&ポンコツ初心者が求める車載冷蔵庫の機能は、
1)よく冷えて、
2)省電力!!
この2つだけだ。
特に2)の省電力の部分は、この後のポータブル電源を選ぶ際の重要な要素となる。
そしていろいろ探し、最終的にこれに落ち着いた。
まず値段が15リットルで18,980円と、他社と比べて遜色なかったことと、
最大の要因は、消費電力が40ワットであるということ。
他社製品はほとんどが60ワットだが、この商品は40ワット。
少しでも消費電力が小さいと、このあと購入すべきポータブル電源も小さいものでよくなるのだ。
②ポータブル電源
さて、これが問題だった。
最近ではポータブル電源も大容量化が進んでいて、1500ワット、2000ワットも当たり前、というレビュー記事などもよく見る。
2000ワットもあれば電子レンジも使えるしドライヤーも使える。もうほとんど家だ。
だが初心者にそんなものがいるのか??
大は小を兼ねる、という言葉もある。
だがこの場合、
大=2000ワット=20万円。
「大は小を兼ねる」という諺を考えた人は、さぞかしお金持ちだったのだろう。
マリー・アントワネットが言ったとされる
「パンがないならケーキを食べれば良いではないか」
を思い出す。
少なくともポータブル電源購入を検討している素人&ポンコツ夫婦が指針にすべき諺ではないことは確かだ。
・何を基準に買うべきか
調べていくとポータブル電源にもキラ星のごとくメーカーがある。
例えばジャクリーというメーカーは、元・アップルで働いていた人たちが立ち上げたポタ電メーカーだそうだ。
そのため信用度も高く、またお値段も少々お高めだ。
その他、アンカー、エコフロー、ブルーティー、といったメーカーが有名どころとしてよく目にする。
と同時に、ほとんど聞かないようなメーカーのものも多数、存在する。
僕がよく見るYouTubeで、あるママさんユーチューバーが、聞いたこともないメーカーのポタ電を購入していた。
その後、2〜3回は動画内でポタ電を使われていたが、その中でも、
「あれ??ポタ電が止まっちゃった」
てことがよくあって。
そしてついに動画内にポタ電が出てこなくなった。
『すぐ故障したな…』
と僕は思った。けっこう美人なママさんユーチューバーなので、同情心もひとしおだ。
そのメーカーのレビューを見て見ると、高評価と低評価が半々で、
低評価のほとんどが、
「すぐ故障したのでメーカーに連絡したが、まったく返事がない」
というもの。
おそらく1流メーカーと3流メーカーを分けているもはここだろう。
高価な精密機械が故障したとき、すぐに対応するか、否か。
やはり1流メーカーから選ぶのが無難だな。
40ワットの冷蔵庫を9時間は動かしたい
さて、消費電力40ワットの車載冷蔵庫は、車のエンジンがかかっていれば、シガーソケットから常時、給電できる。
問題はエンジンを止めたあとだ。
車中泊スポットに、例えば夜の9時に到着したとしよう。
エンジンは切るのがマナーだ。
そして翌朝、エンジンをかけていいのは多分、朝の6時ごろだろう。
つまり9時間の間、車載冷蔵庫は車から電気が供給できない。
その間、冷蔵庫に給電できるポータブル電源が必要、というわけだ。
単純に計算すると、
40ワット×9時間=360Wh。
つまり最低でも360Whのポタ電を買わないといけない。
ということはやはり、500Whクラスのポタ電が最低でも必要か…。
と思っていたところ、あるブログを見つけた。
それがこれ。
これはまさに僕が購入を決めたボナルカの15リットルの冷蔵庫を動かすポタ電の記事だった。
そしてこの記事で使っているポタ電が…。
ブルーティー社のEB3Aという製品。
ブルーティー社はポータブル電源のメーカーとしてはとてもよく聞くところで、このEB3Aは商品ラインナップの中で最小のもの。
容量は268Whしかないので、40ワットの冷蔵庫は6時間程度しか動かないはずだ。
だがこの記事を読み進めると、
冷蔵庫とポタ電をシガーソケット(DC電源)でつないだ際の電力は約30ワットで、268Whのこのポタ電は約9時間は持つ。
とあり、さらに、
これは常にバッテリーを使っていると仮定した場合。
「ボナルカ 車載用冷蔵庫 15L」は温度が安定してしまえば電力をほとんど消費しなくなります。
実際は、上記の2倍くらいの時間使い続けることができると思います。
に…2倍??!!
ボナルカの冷蔵庫は、設定した温度にまで庫内が冷えると電力の使用をストップし、
庫内温度が少し上がると、再び電力を使い、設定温度まで下げる、ということだろう。
9時間、フルに電力がいるわけではなく、
例えば5分冷やすと5分電力を切り、また5分冷やして5分電力を切る、
を繰り返すのだろう。
つまりブルーティー社の一番小さいポタ電さえあれば、ボナルカの冷蔵庫は一晩は冷え続けるのだ!!
ちなみにこれは、シガーソケット(DC電源)を使いEB3Aから電力を供給した場合。
EB3Aにはシガーソケットだけじゃなく、家庭用コンセント(AC電源)も付いていて、ボナルカ冷蔵庫もコンセントからも給電できる。
だがコンセントを使うとAC(交流)に変換する際にロスが出るらしく、シガーソケット(DC電源)からの給電で9時間以上の使用が可能らしい。
でも、お高いんでしょ?
そしてこのEB3Aのお値段だが…。
39800円。
だが実質は29800円〜26800円で買えるようだ。
現在も母の日セールで安くなっているし、僕が買った日もGWセールで26800円で買うことができた。
まさに入門機としてはベストではないだろうか。
こうして我が家は最初のポタ電としてEB3Aを購入した。
実験
アマゾンでポチった翌日には、ボナルカ冷蔵庫もブルーティーEB3Aも到着した。5/4のことであった。
ポータブル電源EB3AはBluetoothでスマホと連携し、スマホからも操作が可能。
100パーセントに充電してからボナルカ冷蔵庫を庫内1度に設定し、何時間持つのか実験して見た。
22時、ポータブル電源EB3Aを100%に充電後、ボナルカ冷蔵庫につなぎ実験スタート。
8時間21分後。まだ半分の49%が残ってる(-∀-`; )
15時間30分後。やっと残りが5%パーセント
驚異の15時間30分
というわけで、ブルーティーEB3Aは、ボナルカ冷蔵庫を庫内1度に設定し、
15時間30分もの間、冷やし続けることができた。
われわれ的には9時間、冷やしてくれれば文句がないので、十分すぎる機能があるとわかった。
結論:
ボナルカ冷蔵庫15リットル
+
ブルーティーEB3A
=
最強!!