美人だけれど。
彼女はとても不思議な人です。
長野に住む、通称ワカさん。
黙っていればとても美人ですし、口を開いても、落ち着いたトーンで淡々と話します。上品な語り口。
しかし、なぜか人一倍、ノリが良い!!
ノリが良い上に、よく天然ボケも炸裂させます!!この記事の張本人も実は彼女!!
名古屋の即答
去年の名古屋ウィメンズの打ち上げで、タモンさんの仮装グッズを入手した僕は、楽しく騒ぐ美女たちの誰に真っ先に着てもらおうか、と思案を巡らせていました。
ノリが良くて美人で、なんでも良く似合いそうな人…。
って、あの人しかいないやん!!
会場の片隅で静かに飲んでいた彼女の横に座り、
「タモンさんの仮装、着てくれない?」
と質問した僕に、彼女は一瞬の躊躇もなく
「着たい!!」
と即答!!
このあと、「次、あたし!!」「その次、あたし!!」と会場が大盛り上がりしたことは言うまでもありません。
短距離走では何度も表彰台
フルマラソンより、5km、10kmといった距離を得意とする彼女。実は数多くの大会に入賞している、俊足女子でもあります。
また、目の見えないランナーさんの伴走の経験もある方です。
走ることへの飽くなき挑戦は、時に見るものを魅了します。
でも必死すぎて時にはこわかったり(^_^;)
ズーミンの優勝写真に映り込んだり。
いろんなおもしろ大会にも出場!!
数年前には、2kgのお米をかついで5km走る「米俵マラソン」でも優勝し、お米をゲットしていました。
「もろこし早食い競争」に出場した際も優勝をかっさらいました。
これなんかもはや走ること関係ないですが。(^_^;)とにかく、楽しむことに貪欲。
今度は階段だ!!
位置について!!
そんな彼女ですが、まさかあべのハルカスの階段を駆け上がるため、長野から大阪にやってくるとは思いもよりませんでした。
聞けば、彼女の友人がエリート部門でのエントリーに成功したので、面白そうだから自分も一般の部でエントリーしよう!!と、いつものノリで参加を決めたらしいです。
オレ:えっ、「米俵マラソン優勝」と言う実績ではエリートランナーにはなれないの?
ワカ:あれではダメみたい。
もちろん、ハルカススカイランが世界大会でもあるので、一流の選手たちを身近に見てみたい、と言う思いもあったとのこと。
そこまでしてやって来るラン友を応援しないわけにはいかない。知り合いでエントリーしているのは彼女だけでしたが、僕は彼女専門の応援隊としてハルカスに乗り込みました。
選手の集合場所は天王寺の「てんしば」。
今年の3月、名古屋で5分間だけ会えて以来となる再会。(^-^)元気そうで嬉しい!!
彼女の出走は10時半ごろ。エリートランナーの出走は9:30から。
と言うことで、僕たちはエリートランナーの出走を見るために、スタート地点であるハルカス前に移動しました。
きのうお伝えしたように、ファンサービス満点のズーミンにも会えました。もちろんこのあと優勝したズーミン。
用意!!
フィニッシュ地点が60階の展望台。展望台に入るにはチケットを16階で購入しなければいけません。
僕と彼女はここで別れ、彼女は再度、てんしばに戻りスタート前の整列に向かいました。
16階は「北斎展」を開催していてすごい人!!
人混みをかき分け、無事、チケットゲット!!
スタート!!
スタート前。彼女は柔軟を行いながらも、スタートの整列の動きを目ざとく察知し、早々にスタートの列に並んでいました。緊張の中に落ち着きを感じました。
スタートは5人ずつが30秒間隔で。
10:24:00、スタート!!
8秒で階段へと消えて行きました!!
僕は大急ぎで16階行きのエレベーターに乗り!!
チケットを通して、16階→60階直通高速エレベーターに!!あっという間に60階!!
フィニッシュゲートに陣取り、彼女の到着を待ちます。
事前に、予想タイムを聞いたんですが、何せ60階ぶん、1,610段の階段を上った経験などないので予想がつかないのが本当のところ。
去年優勝したズーミンの記録が10分だったので、自分は30分くらいではないか、といっていました。
ここまで、スタートしてまだ10分。まだまだ余裕だな、と思っていると…。
ゴール!!
なんとわずか16分後、猛然とかけて来る派手なウエアが見えました!!
き、き、来たぁ〜〜!!速い!!
ゴール!!なんと16分47秒!!
ニッコリと僕に笑いかけると…。
さっさと帰って行きました…(^_^;)
後で色々聞いて見ると、
1段飛ばしで上がっていると、10階で足が終わってしまった。その後は手すりを持っての1段飛ばし。でもおじさんが手すりを占領していることが多く、そのおじさんを抜くには手すりを離して抜かないとダメで、そのときは1段飛ばしはできなかった。
とにかく、走って上がるのは無理。1段飛ばしの歩きでギリギリ。
60階についてからの回廊が思ったより長く、あそこで力が尽きるかと思った。
とのことでした。
こうして、わずか17分弱の、60階階段駆け上がりのために長野からやって来た彼女の挑戦は終わりました。
地元でこんな大イベントが行われていることを、長野のラン友に教えてもらったこの大会。
友人はこのあと大阪を観光し、夜行バスで長野へと帰って行きました。
お疲れ様でした〜。また会いましょう!!